正統派だったイエレン

今回はイエレン最後の議長講演と言われている。ここまでのイエレンはどうだったのか?率直に何も大きな問題が起こらなかったことを考えれば悪くはなかったということになるのだろうか?イエレンは実直に利上げを始め、資産縮小にも言及してきた。冷静に考えれば金融の正常化に取り組んできた正当なFRB議長とも言える。少なくとも悪人ではなさそうである。ここまで問題が起きていないもののイエレン後にいや途中の今年後半問題が発生する可能性があるもののここまではりっぱである。これまでインフレ目標がほとんど達成できていないことに触れ、今後の利上げに対する難しさを指摘している点は興味深い。資産縮小に関してはMBSのみでの縮小を考えていると言っており、ここも正しい意見である。また、最近問題となっている地方債や学生ローン関連債務の購入はしないと言っており、これまた正統派を感じさせる発言である。こうして考えると良い人感が強いことが分かる。正し、正常化には非常に大きなリスクがあることだけは理解しておく必要があろう。

逆回転の逆回転

ダウはバブルなのかそれとも・・・。世は量的緩和の恩恵を受け株式は天高く舞い上がった。バブルははじけてみて初めて分かるとどこぞやの偉いさんが言っていたな。逆に本来量的緩和に相関するはずだったゴールドは逆に滑り落ちていった。まさに天国と地獄の差であった。果たしてこのセットされた装置は破壊と共に反対方向に跳ぶのかどうか?そいつが問題なのである。そこに一つのテーマがあったのだが、随分と昔過ぎて実感が湧いてこない。それぐらい時間の経過とは長いものなのだな。

踏みとどまるか?

下がると思いきや踏みとどまりだしたゴールド。安心できる状態ではないが意外と粘る。大抵言ったことの逆を行きやがるな。天邪鬼としか言いようがないですね。だが、冷静に考えれば所詮ボックスの中を上下しているだけに過ぎない。この間にどこからどこへと動いたのかな?そろそろ機が熟してもよいとは思うが・・・。

イエレンの次は誰だろう?

イエレンの方針はどう考えてもトランプとはかみ合わないと言われているし、恐らくFRB議長を再任しないだろうと。となると次のFRB議長は誰になるのだろう。トランプがやろうとしている大型財政出動とドル安政策は現在のFRBが進めている利上げ、資産圧縮政策とは水と油である。果たして方針転換するメンバーはFRB内にいただろうか?

安全な通貨とは何なのか?

GSが言うには円が最も安全な通貨だとか。安全な通貨の基準とはいったいなんなのか?個人的には今の世の中で安全な通貨ってあるのだろうか?と思っていたが、ここでいう安全とはよくわからない。確かに円は過去に逃避先として買われて急騰する場面をよく見てきた。ゴールドバグとしては理解が困難な一面であるが、要するに信頼があると言うことなのだと理解した。その順番でいくと円がトップに来ると言うことなのだろう。日本人の信じる力は強い?

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-07-11/OSWRBZ6JIJUQ01

自然災害が多すぎる

ここ最近、毎年のように自然災害のニュースを目にする。本当に近頃の天候はおかしい。雨の降り方一つとってみても異常な降り方をするようになった。異常気象の一言では語れないものがある。しかし、日本人は打たれ強いというかよく頑張るし、よく助け合う良い民族だ。改めて日本に生まれて良かったと思う。九州地域は地震と雨に泣かされ過ぎだ。お金はこういうところに使わなければね。

先週の金価格

7月   London   NY(COMEX)
3日   1229.25   1219.70
4日   1223.75   
5日   1220.30   1226.70
6日   1224.90   1225.00
7日   1215.65   1212.20

*下げてきましたね。金ETFも17トンちょっと減っており、難しい状況。さらに下を探る可能性を示唆している。今週はここで買いが入るかどうかにかかっていると言える。

*金ETF残高1171.63トン(7/09現在)exchange-traded gold securities

雇用統計に頭を押さえられた?

どうやら雇用統計は好感されたようで株式はサマーラリーに突入するな。だが、懸念材料もあり資産圧縮はどこで行うのか難しさがある。見た目どう見てもゴールドにとって厳しい状況である。個人的にはこの秋口ぐらいから米国は景気後退期に突入すると見ており、FRBの政策に影響を与えると思っている。この夏は辛抱の時期なのか?

脱貯蓄は簡単ではない

頭の痛い記事を見た。「脱貯蓄」草の根プロジェクト。なんだこりゃ。金融庁がこんなことをやるとはね。しかも投資ブロガーや個人投資家を集めてやってるとか。現金ホルダーの気持ちは現金ホルダーにしか分からないと思うんだがな。社会構造の問題を投資家に求めても解決はしそうもないと思うが・・・。

http://jp.reuters.com/article/angle-fsa-idJPKBN19S14J

下げない可能性もないわけではない

下へ向かいそうなゴールドであるが、下げない可能性もないわけではない。これは勘だが、金鉱株は出来高が非常に少ない。大きく下げていく時は出来高を伴って売られていくものだが、そういう動きではない。そのへんから見るとゴールドの底への落下はない可能性もゼロではない。動き自体が怪しいので注意は常に必要だが、どちらの可能性も残ってはいる。