全米自動車労組のストライキ
現在も続いている全米自動車労組(UAW)とビッグスリー(GM、フォード、ステランティス)の賃上げ抗争はストライキに突入した。内容が過激で日本ではありえないが、4年で20%の賃上げや生活費手当など物価の上昇が生活に与えてる影響が大きいことを示している。だが、すべてを飲んでしまったら将来的にビッグスリーはやっていけないのではないだろうか。後ろから迫るテスラは不気味である。EV車の採算性やインフラの整備の費用はまだかなりかかる。従業員が重荷になり始めている。やはりインフレが邪魔である。しかし、原油の再上昇を見るにインフレ率が現在の状態で高止まりする可能性が出てきた。今回のストライキ自体がビッグスリーの体力をも奪っていく。ビッグスリーは再度の破綻に向かう可能性が出ている。
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