禁断の取引
12月9日、外交部の毛寧報道官は中国とサウジアラビアとの間で初めてクロスボーダー人民元決済業務を完了したことを発表した。これは原油の取引に関するもので極めて重大なことである。これまでサウイジアラビアは米国との取り決めで原油の決済通貨はドルで行うものとしていたが、それが崩れたことになる。これがペトロダラーからペトロ人民元へのターニングポイントになるのか?もちろん、それはずっと先のことだとは思うが、今後、決済通貨として人民元を使う国が出てくる可能性がある。もうドルに振り回されるのは嫌だと考える新興国が乗ってくるかもしれない。それがどれぐらいのウエイトになるのか?それによってはドル覇権は揺らぐ。
http://j.people.com.cn/n3/2022/1210/c94476-10182418.html
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サウジは米に愛想がつきそうなので、すぐ摩擦という訳にはいかず、徐々にドルから距離を置いていくでしょうね。
今回原油の取引もですが、中国からは一帯一路の最重要拠点として又サウジからは砂漠の中に170キロメートルの未来型人口都市のプロジェクトに中国のハイテク技術を導入しようとしてますね。
バイデンとの歓迎模様の違いが全てを物語ってます。