資源ナショナリズム
ペルーのラスバンバス銅鉱床、利権を持っているのは中国の五鉱資源という会社。先住民が利益配分を求めて抗議活動をしている。操業停止長期化で労働者約3000人が解雇された。南米ではこの手の問題がよく起こっている。チリでも同様の抗議や国営化の話まで出ている。また、チリはストも多いし、環境に対するプレッシャーが強くなっている。そのため、最近の生産は前年割れしている。ここ最近、非鉄金属は値段が高騰しており、利権に群がる傾向が強まっている。それは非鉄金属だけでなくリチウムやコバルトなども酷いことになっている。どうやって確保するのか大変な時代である。
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