中国だから悪いわけではないが
師走に入ると今年もあっという間。個人的には中国に振り回された1年であった。2月までは完ぺきだったが、中国の政策変更、金融引き締め、ネット株規制、教育関連規制、不動産規制等の矢継ぎ早の規制で株価は下落を余儀なくされた。共産圏ならではの鶴の一声で世の中が変わる恐ろしさを垣間見た。分かっていたこととはいえ欧米人投資家にとっても改めてチャイナリスクを実感することとなった。しかし、冷静に考えればデジタル人民元普及のためにはアリババとテンセントを利用するのは間違いではない。教育関連で儲けるなと言うのも正しい。不動産バブルで庶民に届かなくなった不動産価格を抑制するのも正しい。また、仮想通貨を全面禁止にしたのも間違ってはいない。つまりすべて正しいことをやっているのだが、中国だから悪いように見えてしまう。また、やり方が悪いというのもある。このあと経済対策をしっかり出来れば立ち直っていくだろう。
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>分かっていたこととはいえ欧米人投資家にとっても改めてチャイナリスクを実感することとなった
初めから承知ではないかと思う、だれがばばをつかむかではないか。ソフトバンクが中国企業に投資しているから、打撃が大きいではないか、瑞穂も道ずれで、日本政府がまた助けることを暗黙に投資をしていると思う。
岸田政権は全然だめですね。私が見てもだめだと思うから、もっと詳しい人は厳しい判定をしている。
経済は正しい正しくないで判断すると間違うのではと思う。可能か可能でないかを最初に見ることではないか?どうなるんですかねえ?
岸田政権は中国政府と似たことが可能と思って色々するのではと思う。その結果はたぶん我が国経済の疲弊で、株価下落ではないかとみている。現金ポジを増やしているところです。