怖い資金引き揚げ
知らないうちにアルゼンチンは大変なことになっていた。政治リスクは本当に恐ろしい。一瞬で状況が変わってしまう。ペソの暴落は背筋が凍る。判断するのが外国の金融機関だというところが恐ろしい。資金の引き揚げはすべてを破壊する威力がある。そう考えると韓国も極めて危険な状態にあることが理解できる。このままではアルゼンチンの二の舞である。日本に頼れないこの状態が死に体でなければ良いが・・・。
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フィッチ・レーティングスは、アルゼンチンの長期発行体格付けを「B」から3段階引き下げ「CCC」とし、ザンビアやコンゴ共和国と同等にした。S&Pグローバル・レーティングは同国のソブリン格付けを「B」から「B-」に引き下げ、見通しを「ネガティブ」とした。
アルゼンチンでは今週、通貨ペソが最安値を記録し、株価指数も急落。同国の100年債利回りは過去最高に急上昇した。S&Pはアルゼンチンの「脆弱(ぜいじゃく)な財政状況」と予備選後の資産価格急落に言及した。
所謂、国債、通貨、株式のトリプル安。
ドイツ銀行のCDSに影響があるのでは?爆弾の導火線に火が付いたか。