9月の風はどう吹くか
ゴールドは基本的に米国の影響を受ける傾向が強い。それは基軸通貨ドルに逆相関することを宿命としているからだが、米国自身の政治的政策やFRBが採る金融政策の影響も直接的に関係する。世界はグローバル化し、つながることによりその関係性は多極化してきた。そのためゴールドを取り巻く環境も多極化し、複雑性を増した。メディアは金価格の動きを北朝鮮問題の影響ととらえる向きが多いが、それほど単純ではなく、米国の債務上限引き上げ問題に伴うデフォルトリスクの方がはるかに影響する。金価格自体の動きも始めはジャクソンホールで金融政策に言及しなかったことからドルが下落したことの反応だと思われる。そう考えると北朝鮮問題もデフォルトリスクも大して影響しているとは思えない。まあ、これからと言うことですね。しかし、もう9月か・・・。
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金のとりつけ騒ぎ、一度は見てみたいような気はします。
しかし、それは、世界の終わり、リセットと隣り合わせ
やはり避けたいところです。。。
金銀などの商品で裏付けされた仮想通貨、そんな
とんでもない未来が迫っているのかもしれません?