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原油高騰はヘッジファンドの逆襲

今週のエコノミストに面白い記事が出ていた。最近の原油高に関する記事であるが、サブプライム問題で痛手を受けたヘッジファンドの逆襲が今の原油の高騰であると。8月の市場大混乱ではヘッジファンドも無傷ではなかった。サブプライム問題をきっかけにリスクマネーは原油、金、小麦などの国際商品市場に向かった。

これはヘッジファンドが「信用市場全体に広がった問題が、世界経済に波及するのを食い止めるため日米欧の中央銀行は、足並みを揃えて金融緩和に乗り出す。」と予想したようだが、それは正しく的中した。それを見越した商品シフトだったのである。日銀は金融政策の現状維持を決め、ECBは利上げを見送っていたし、FRBは0.5%の利下げを行うなどして金融緩和が実現した。

ヘッジファンドの商品投資は当面続きそうな勢いである。ただ、ヘッジファンドだけではなく年金基金も同様の動きをしているようだ。金ETFなどの動きは大半が年金基金買いであると考えて良いようである。したがって調整したとしても下値は切りあがっており金などは700ドルを切ることはなさそうである。原油も下手をすると高止まりの危険すらある。

また、ヘッジファンドは香港などのアジア株式市場にもかなり流入してきているらしい。その後のボラテリィティの高さもなんとなく理解できる。高騰と同時にリスクを背負い込んでいるということを肝に銘じておこう。
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