アメリカの大手銀行が信用不安の広がりを防ぐため、サブプライム関連証券を買い取る基金の設立を検討していることが明らかになった。先月、ワシントンの財務省で米シティグループ、バンク・オブ・アメリカ(BOA)、米JPモルガン・チェースなど大手銀行の関係者が集まり、基金の構想を協議した。構想ではシティなどが最大1,000億ドル、あまりを拠出し基金を設立する。そして銀行の傘下にあるヘッジファンドなどからサブプライム関連証券を買い取るということ。これはヘッジファンドが資金を手当てするため、価値が急落しているサブプライム関連証券を大量に放出して、再び金融市場が不安定になることを防ぐのが狙い。基金は資産運用に失敗した銀行救済の色が強く、構想に反対する銀行もあるものと見られている。
*簡単に言うとこれは巧妙な損失飛ばしだな。こんなことをやらないと駄目な状況ということになる。現場の住宅市場はかなり悲惨な状態なのだろう。この問題は引き続き注意深く見守る必要がある。
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