原油とドルの関係
ニクソン・ショックの後に起こった石油ショックは象徴的な出来事であった。ゴールドのくびきから解かれたドルの影響が最も現れたのは原油であった。当時、1バレル3ドルだった原油は暴走し始めた。一時は147ドルを記録したが、今は50ドル台まで落ち込んだ。原油はあらゆるものの価格体系に影響を与えている戦略物資である。その決済通貨としてドルが用いられることにより準備通貨としての地位を確立してきた。現在のシステムは原油本位制と言っても良いものではなかったのだろうか?そう考えると現在の50ドル台という価格は不自然極まりない。いつまでも続くものとは思えない。いずれにせよ行き過ぎたものは反動とともに巻き戻される。それがいつなのかは分からないが・・・。
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地球温暖化の深刻化もそうだが、水素社会の到来がそうさせたのではないか?
「石炭産業の斜陽化」が叫ばれて久しいが、
もしかしたら「石油産業の斜陽化」?
それだけでなく「金銀産業の斜陽化」?
金鉱株アホルダーと陰金田虫の運命はいかに?
ガハハハ〜