失業率と労働参加率

4月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比28万8000人増加。失業率は6.3%で前月の6.7%から大きく改善した。失業者は73万3000人減少したものの、自営業者を含む全就業者数も7万3000人減った。失業率の低下は職探しをあきらめ、労働市場から退場した人々が増えたことを示している。労働参加率は62.8%と前月の63.2%から0.4ポイント低下し、1978年以来の低水準に並んでいる。雇用統計をどのように捉えればよいのか非常に難しい。労働参加率の低下はベビーブーマー世代の現役引退も背景にあり、理解がより困難となっている。引退間近の労働者が良い仕事が少なく実入りが少ないと判断すればこれを契機に現役引退を考えても不思議ではない。そうなると今後も失業率は低下が続くが労働参加率はさらに低下していくとも考えられる。だが、労働参加率の低下は悩ましい出来事である。世の中を回している人が3人に2人を切っているわけだから。
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#41772 No title
たしか1960年代だったと思いますが、
経営者が電算機に指令を出すと、最適な経営計画が
出力されて、労働力を最適化されるというモデルが
話されていたとモノの本に書かれていました。
(呼んだのは1980年代です)
日本では1980年代にそのような議論が出てきました。
OA化とメカトロニクスというものでした。
高校生はBASICでプログラミングして
バイオリズムを出すのが割りと流行りでした。
現在、それがハードウェアの進歩により簡単確実に
出力されて実行できる環境になっているのでしょう。
人間は最適化される程、仮想化できるものなのか?
1980年代からの問だと思います。
どうもシンプルに構築できたモデリングが
実行できるのならしてみたいと
不労収益を得られる層は欲求として
思っているでしょう。
しかし最適化した後に残った切捨労働力は
本当に不必要な物なのかは疑問です。
経済力は結局、人口に比例している現状を見て
私の足りない頭でもそう感じる次第です。
これからもこの状況が続くと見ていいのか?
それとも超国家規模の公共事業と人減らしの並列化か。
そんな事にならない様に願いたいものです。
#41773 No title
pontaさん、おはようございます。

金融中心の経済が始まってから貧富の差が拡大して資本主義の歪みが大きくなったように思います。本来経済は労働力、生産性によって拡大し、賃金を得るものであった。生産性のない人が富を得るのは好ましくないのでしょうね。

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