QE縮小と金価格

FRBは機械的にQE縮小を始めたようである。ゴールドは大きく売られたが昨夜は切り返して終わった。個人的には一方的に売られるわけではないと思っている。ゴールドはQE3実施時から売られ出していたため縮小するからといって元々QE3連動していなかったはずである。むしろQE3との連動性はダウが最も強かった。ゴールドは鋭敏に反応しすぎていると言える。ある意味、FRBは金価格の無秩序な上昇を良く思っていないと思われる。このままいくと年末にはQE3は終了して来年半ばにはFFレートが上がり始めることになるが、その前に長期金利が上がり始めてしまう。良い金利上昇と受け取られがちだが、必ずしもそうとは限らない。QE縮小と利上げが予定通りに行くかどうかは不明だが、何か問題が生じる可能性は高いと思われる。金利を生まないゴールドに対する風当たりが強くなることも考えられるが、そもそも金現物に投資している人はそんな理由で投資はしていない。そういう人は一部の投機家である。
関連記事
スポンサーサイト

トラックバック一覧

コメント一覧

#41307
世界中で利上げしたら不味い事になりませんかね。
中国、アメリカ、ロシア、ユーロ圏などなど。
緩和してるのは日本とイギリスぐらいですか。
#41309 先入観は地獄への扉?
一般的に「有事の金」とずっと言われてきました。確かに過去にゴールドがそういう反応をすることは多かったです。しかし、今世紀最大の経済的な有事であるリーマンショックの時、ゴールドは他の株などのリスク資産同様にかなり大きな下落を強いられました。

QEの拡大は一般的に言ってありとあらゆるリスク資産の価格を上昇させました。ゴールドもリーマンショック後の680ドルから11年秋の1920ドルまで上昇しその恩恵を受けました。しかし、12年以降は株などの資産と袂を分かち、大幅調整を強いられました。というか、この調整はまだ終わっていない可能性も残っています。つまり、QEが拡大すればゴールドは「必ず」こうなるとか、逆に縮小すれば必ずこうなるとか、そんな絶対の法則はない訳です。

これはゴールドに限りませんが、相場に対して変な固定観念を持って臨むと私の経験則としてはロクなことはありません。変な先入観は百害あって一利なし、大損というステージへの招待状です(笑)。ゴールドは確かに通貨の側面がありますから他商品群とは違う部分もありますが、金相場も所詮は相場。そういう面では何も特別なことはないです。

「強固な先入観は地獄への一本道」・・・、たぶんそういうことだと思います(笑)。
#41311 No title
モモさん、abramovichさん、こんばんは。

モモさん、元々正常な金利の時代でもゴールドは普通に買われていたんです。ゼロ金利の時代になったわりに金価格は上がっていなかったとも言えます。ここ最近だけがクローズアップされていますからそう思えるんですよね。

abramovichさん、私は金価格に関してはすでにQE縮小を織り込んでいるとの見方ですが、これは一つの見方に過ぎません。こういうサイトである以上、見解は述べなければなりませんから辛いところです。
#41312 理解しています(笑)
ゴジラさんへ

私は別に今回の記事内容を非難して↑のコメントを書いた訳ではないです。とりあえず毎日何か記事を書かなければならないお立場は理解しています(笑)。それに、世間ではTaperingについていろいろと騒いでますし、このブログ読者でそれとゴールド価格の今後の関連性について気にしている人が多いのも分かります。

ただ、一つのアセットクラスとその他のアセットクラスを見る時、数十年の視野で見れば大抵は「相関性が高い時代もあればそうでない時代もある」という結論になります。ですから、それを参考材料にするのはいいと思いますが、あまりそこに拘り過ぎると相関性に大きな変化が出た時に投機時期が当たると大失敗することにもなりかねません。ですから、私的にはダウや日経や米国債がどうなるからゴールドがどうなるとかそういうことを気にするよりも、素直にゴールドだけの値動きなどを見ていた方が間違いは少なくなるような気がします。私が言いたかったのはまあそれだけです(笑)。
#41313 No title
私はウクライナが沈静化したら、ゴールドは下げるに一票です。
なので、年末は今より低いはず。
トンネルの出口はまだまだ。。
#41314 No title
abramovichさん、たけるさん、こんばんは。

最近の相場は複合的過ぎてどの要因に反応しているのか分かりづらい。確かに全ての要因を排除して考えるのも悪くはなさそうですね。
#41315 No title
 単純に考えて、ゲームオバーが近いということで、誰がばばをつかむかではないか。
 いずれにしても、ドル担保の紙幣は苦境におちいるが、新しい世界への一ステップに過ぎないとみて、新世界を想像することだが、できるものではない。
 わが国は国債金利が上昇すれば、ゲームオーバーになる。
デフォルトが起きた時、国内で何が起きるかをいろいろ考えておくことでしょう。
 多くの人は現代の貯蓄とは何かをしらない。
リスが冬に備えて、木の穴にどんぐりをためているのとは違う。
 どんぐりは何処にも無い。タダ買うことができるという状態に過ぎず、買うそのものが少なければ高騰して、結局買えないとなる。

 金より石油、社会インフラの機能の確保のほうが在るかに重要です。
 首都高一発で来週から何が起きるか?
そのときの物価変動のほうが金よりはるかに需要でしょう。
そのとき金は物を言うか?
#41316 No title
プーチンはまだまだ行くでしょう。ウクライナ東部でも住民投票の動きもある。それを見捨てたらプーチンの男としての威信がが廃るでしょう。

もう案外ドルはチェックメイトかもしれません。となればゴールドは強いかなと。
#41317 No title
kenjiさん、Steinさん、こんばんは。

ゲームオーバーが近い?そう思っている人がどれぐらいいるだろうか?米景気は良くなっていると見ているアナリストの方が多い現状ですからね。要するに現在のコンセンサスは重要だということです。

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する