歪んだ銀行資本主義
長く続く緩慢な金融政策によって通貨管理は歪められてきた。そもそも原因になったのはサブプライム問題から来たリーマン・ショックからであった。初めは銀行問題であったのだ。銀行を救済するためにありとあらゆる対策を施し、金融緩和も極限までやってみせた。気がつけばもう5年半近くが経つのに金融緩和を解除できないでいる。支えがなければ成り立たないということはほぼ銀行としての機能を失っていることを示す。銀行が経済の中心にある言うなれば銀行資本主義は銀行の暴走により、終末を迎えたと言って良いのか?一つ言えることは金融経済が実体経済以上の大きさになるのは間違っているだろうことははっきりと言える。もうみんな懲り懲りだと思っている。今回の財政の崖をどうやってクリアするのかね?結局、金融経済がまた肥大化する方向に向かうんだろうけど、世の中に無限というものは実在しない。すべて限りがあるものである。
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