ショートの持つ意味
現在のNY(COMEX)の金ショートは1999年以来最大規模のものだと言われている。その当時の市場規模として考えると1999年の方が異常である。恐らくそれ以前はほぼ価格操作に近いものであったと考えられる。
1999年も金ショートにより金価格は歪められていたと思われるが、ポジション整理によるショートカバーにより20%前後急騰している。実際の価格は288ドル前後であり、10%程度が歪められていたと思われる。
現在は100ドル前後が金ショートにより押さえ込まれていると思われる。意外と小さいような感じがする。巻き戻しが起こった場合は200ドル前後上昇すると考えられる。1600ドル以下に押さえ込もうとする動きは1800ドルを超えると完全に上抜けする可能性があるからか?
こんな感じになると思っています。これがいつ起こるか分かる人はコメントお願いします。
最近はもう一つ要因があって、金ETF残高が金ショートに連動して大きく減少しています。これが金価格下落の要因になっている。今年に入ってSPDRだけで116.14トンの減少は大きいと言える。こいつが復活するかどうかは大きい。
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FOMC~メリマン変化日前後に徐々に見えてくると思います。
根拠はありませんが・・・・。
平凡な私見で恐縮ですが、この時期は機関投資家も年金基金も
ポートフォリオの組み直しを行う時期かもしれませんね・・・。
来年になれば、消費税が上がる可能性も見えてくるしと想像します。
そのうち・・・現物購入に向かう日本国民も増えるかもしれませんね。