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大恐慌レベルの金価格



現在の金価格は我々に何を教えてくれるのか?1791年以来の米国の一人当たりGDPと1トロイオンス当たりの金価格をプロットしてデータ化した。スタートである1791年時は一人あたり2.6オンスであった。その後、20年で倍増しているが、それはメキシコ戦争や南北戦争が原因である。グラフ上では分かりにくいレベルである。1892年までには12.00オンスに上昇しているが、1916年には23.55オンスとさらに倍増している。これは20世紀初めの米国の工業化によると思われる。そして歴史的な1929年になると41.12オンスとさらに倍増することになる。その後は経済の停滞が起こり低下をはじめて1934年には14.93オンスで底を打つ。そこから先は1970年まで急騰していき139.05オンスでピークを迎える。その時、起こったことはご存知のニクソン・ショックでグラフを見るとわかるように急降下をはじめる。この時のピークは未だに超えることはない。1980年に30オンスで再び底を打ったあと1990年代は急騰が起こっている。2000年をピークに再び低下をはじめたのはマネタリーベースの急拡張に起因すると思われる。現在の28.40オンスは恐慌時のレベルと遜色ない。強硬な金融緩和によって恐慌を避けてはいるが状況としては遜色ないとも言える。次に起こるのはこの指標の反転上昇である。
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コメント一覧

#32395
ゴジラ様 今晩は
一人当たりのGDPと1トロイオンスの金価格のグラフ大変興味深いです。
ゴジラさんの予想ですと、これから上昇とあります。ということは金を沢山
買うことができるというわけですか。つまり安くなると、
#32396
銀河さん、こんばんは。

このグラフは分かりにくいと思います。2000年代は金価格も大きく上昇しましたが、マネタリーベースの急拡張による経済の拡大の方が上回ったためこの数値は低下することになる。それほど金融中心の経済成長は大きかった言える。つまり異常だったんです。これから真の価格に戻っていく、つまり上昇するのですよ。
#32397
ゴジラ様 ご返事ありがとうございます。
アメリカのマネタリーベースはリーマンショックのドル不足から急激に増えています。つまり2008年あたらりからのQE1実施からです。上のグラフですと2000年から反転していますが、一人あたりのGDPとマネタリーベース
それにかかわる金価格の変化は分かりにくいですね。私はマネタリーベースの上昇と共に金価格が上昇すると思っています。でも実際は2000年のITバブルの崩壊から金は上昇しています。やっぱりこれから10年間は金は上昇すると思っています。

http://goldandsilver-investor.blogspot.com/2011/11/blog-post.html
#32398 果たして 買いやすいか 買いにくくなるかは
為替の問題も関係してくる。 仮にドル建て金価格が、 調整で 落ちて来ても円安が、 進めば 円建てでも 下ではなく 上へ上へと 上がる ドンと 落ちてきたとこを、突っ込み買いは、分かりやすくのだが 難しい こつこつと やはり 拾っていって なんぼ やな。 マスターの 言っていることは、わかります。 私も そう思います
#32399
銀河さん、鹿十ピン助さん、おはようございます。

金価格はマネタリーベース(債務)に連動している傾向は明らかにあります。非常に理解が難しいグラフですよね。一つ怖いのは労働対価が恐ろしく低下してきていることです。為替は短期では大きく影響しますね。
#32400 労働対価が、著しく 低下
しているということは、いずれ、ゴールドは、一般人には、高嶺の花になる 可能性があると いうこと
#32401
✿謹賀新年✿
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
お年玉を頂戴したような大変参考になるグラフです。
今年は果敢に向かおうと思います。

ゴジラ様の広島での益々のご発展をお祈り申し上げております。

#32402
鹿十ピン助さん、muku猫さん、おはようございます。

鹿十ピン助さん、そうなるでしょうね。

muku猫さん、あけましておめでとうございます。しばらく広島には出張扱いで通います。

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