運用資産の100%を株式に?
ブラックロックのローレンス・フィンクCEOは運用資産の100%を株式で持つべきだと述べている。バリュエーションの魅力に加え、債券よりもリターンが大きいためとしている。これをどう捉えるか?まあ、国債で買えるものは一部しかないし、その一部は買われすぎの水準にあり金利は地を這っている。これ以上の魅力が薄いのは確かだ。なぜかダウはギリシャ危機を横目で見ながら絶好調に推移している。今年はこのまま行くんじゃないかとも思える勢いだ。実は香港も見た目はそんな感じになって来た。ギリシャがデフォルト目前とも言える環境の中とは思えぬ状況であるが、相場とは天邪鬼なもので思惑とは反対に動く。こいつがもうしばらく続くと一相場出来上がる可能性が出てきている。年初からぼやってしていたなんとなく株式が上げそうだと言うイメージがおぼろげながら見えてきたような気がする。国債はもういっぱいいっぱいだが資金需要はあるのだ。ギリシャの影響を限局化出来れば良いということなのか?ここまで来れたのには理由があろう。
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金融相場に思えます。 でも、主役は、銀行以外だとおもうけどね。