膨張するマネーサプライ

中国人民銀行が12日発表した5月のマネーサプライ(通貨供給量)統計では、現金とすべての預金を含むM2が前年同月比16.7%増となった。人民銀が今年の伸び率上限の目標としている16%を4カ月連続で上回った。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト18人を対象にまとめた調査の中央値では、16.9%増と見込まれていた。4月のM2伸び率は17.1%だった。

人民銀がウェブサイトに掲載した資料によれば、5月の人民元建て融資残高は前年同月比16.5%増。5月の新規融資は2473億元(約3兆9400億円)。1-5月期は2兆900億元となった。

5月の一般世帯の人民元建て預金は前月比2784億元減少。株式投資に資金が向かったことを反映した。5月の人民元建て預金残高は前年同月比14.6%増。

*膨張するマネーサプライは止まるところを知らない。この状態が何処まで続くのかが問題。

中国複数の著名な経済学者は、中国株式市場の現在価格は正常であり、投資者は今までの経験で現在の株式市場に対応してはならない、と語り、中国現在の人民貯金額から予測すると、2008年、上海A株指数は6000ポイント(11日終値4191.101)に達する可能性があると発表した。

*確かにこの状態が来年まで続けられるのであればそうだろうが・・・。まさにチキンレースの様相となってきた。
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