いよいよ、QDⅡ本格稼動か?
中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は 11日、国内商業銀行に中国本土以外の株式投資を認める方針を発表した。35 兆元(約545兆円)に上る中国本土の貯蓄の一部を初めて海外株式市場へ投じることになる。
銀監会がウェブサイトに掲載した声明によれば、商業銀行はいわゆる適格国内機関投資家(QDⅡ)の下での資金の50%までを本土以外の株式に投資できるようになる。機関投資家は、本土以外の金融商品を購入するのに少なくとも30万元以上が必要だという。
チャイナ・インターナショナル・ファンド・マネジメント(上海)で11億ドル相当の運用に携わる趙梓峰氏は、国内機関投資家の一部は香港上場の中国本土企業株、いわゆるH株に投資する公算が大きいとの見方を示した上で、「政府は長期間にわたりQDⅡの投資範囲を広げようと作業している」と述べた。
*QDⅡに関する記事はいちカイさんとこが参考になると思う。過熱極まりないA株市場の資金が香港市場にいよいよ流れ出す。基本はH株大型銘柄だと思うが、H、A株同時上場銘柄で価格差の大きなものは物色の可能性が高いか?
銀監会がウェブサイトに掲載した声明によれば、商業銀行はいわゆる適格国内機関投資家(QDⅡ)の下での資金の50%までを本土以外の株式に投資できるようになる。機関投資家は、本土以外の金融商品を購入するのに少なくとも30万元以上が必要だという。
チャイナ・インターナショナル・ファンド・マネジメント(上海)で11億ドル相当の運用に携わる趙梓峰氏は、国内機関投資家の一部は香港上場の中国本土企業株、いわゆるH株に投資する公算が大きいとの見方を示した上で、「政府は長期間にわたりQDⅡの投資範囲を広げようと作業している」と述べた。
*QDⅡに関する記事はいちカイさんとこが参考になると思う。過熱極まりないA株市場の資金が香港市場にいよいよ流れ出す。基本はH株大型銘柄だと思うが、H、A株同時上場銘柄で価格差の大きなものは物色の可能性が高いか?
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いろんなことが同時進行で進んでいますね。
ペルシャ湾はいよいよきな臭くなってきたし、世界中の過剰流動性は相変わらず色んなところに出たり入ったりしています。ヘッジファンド規制が打ち出されそうで、何やら株式市場の先行きがやばそうというタイミングで、中国の過剰流動性を解決する手段としてついに出されたQDIIの本格運用となりました。
もちろん香港株騰がりそうなんですが、何が騰がるでしょう?人寿は勿論有望で既に米国預託証券は7%以上騰がっていましたね。案外紫金なんかも(月曜日ではないけど)騰がるような気がしますね。今のところA株なしですが、盛んな海外進出、中国政府の資源戦略、中国の人は金に興味を持っているところから、段々騰がってくるのでは?月曜日ではないかもしれないので、金曜日の終値が随分安かったので、狙い目かもしれませんね。
ゴジラさんに質問ですが、非鉄については年末にかけて悪そうという記事をおかきになっておられましたが、石油関係についてはどうお考えでしょう?