100年債に見る国債のバブル度
100年債とはいかなるものなのか?最初はよく分からなかった。自分が生きている時に償還出来ない様なものは到底投資対象などにはならないと思うからだが、これが売れているという。メキシコ財務省は償還期限を100年後の2110年とするドル建て国債を10億ドル発行している。ギリシャ・ショックでソブリンリスクが叫ばれていたのは何時の事だったか?今や最大の資金吸収先は国債市場である。現在最大のバブルは国債市場である。しかし、ドルが今後刷られ続ければインフレ化するのは目に見えている。デフレ化しているのは二次産品で一次産品は価格高騰となっている。ドルで取引されているものは影響が出始めている。そうなると債券に飛びつくのは???なのだ。ましてや100年後の世界など想像もできない。ありえない商品だと思うのは私だけだろうか?100年債の好調な売れ行きを見てマネーの行き何処が枯渇し始めていることを実感した。この債券バブルが弾けるのは何がきっかけになるのか?どこぞやの国のリスク発生でてんやわんやするのではなかろうか。
- 関連記事
-
- 爆食中国 (2010/11/03)
- そしてFOMCだが・・・ (2010/11/02)
- 100年債に見る国債のバブル度 (2010/11/01)
- バロンズアンケートは正しいのか? (2010/10/31)
- トレーディング規制は来年から (2010/10/30)
スポンサーサイト
世の中には永久債(償還されず利払いのみ永久に続く)なんてものも有りますから、100年なんて短いですよw