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日本の未来は・・・

まさか日本国債問題でこんなに盛り上がるとは思ってもいなかった。思った以上に意見が出てきたのでもう少しディスカッションできたらとも思う。私自身は理系なのでそんなに詳しい訳ではないが自分なりの意見も述べたい。間違いなくギリシャのような国は他国からの救済がなければデフォルト間違いなしだが、日本の場合はどうだろうか?日本のGDPの多くは製造業で叩き出した本物の生産性であり汗水たらして創り上げた価値あるマネーである。金融業主体で創り上げたあぶく銭の軽いマネーではない。日本は資源の無い国でありながら真に価値あるマネーを生み出せる数少ない国家である。私は日本がデフォルトするとは思いたくはない。個人的な意見としてはこれから先2~3年が正念場と見ている。国債発行には当然限界があるはずでどこまで良いのかははっきりとは分からない。このままでは不味いと誰もが思っている。デフォルトはしなくとも大きく減価していくときがやがて来るとは思う。一番印象に残った意見としてはしろたんさんのドルの切り下げによる日本の資産の減価が思った以上に大きそうだということです。外因性の危機というものはとても怖い。その他、格付け会社の格下げ攻撃に耐えられるのか?CDSの空売りなどで金利の急騰が起こらないかなど一旦窮地に立つと押さえきれない可能性はあると思う。やはりドイツのように空売り規制を行う事は重要なのである。デフォルトは複合的な要因で起こるもので予想する事は難しい。もちろん日本に起こる可能性もあるとは思う。確率は分からないが・・・。
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#14937
ギリシアは政権交代に伴ういきなりのカミングアウトでショックが大きかった分、CDSの集中攻撃のファンド群の方向性が揃ったことと、ユーロの通貨防衛手段がお粗末だったことが原因といわれているようです。

日本国債の酷さとその利回りの低さは世界7不思議として扱われていたが長年公表してきた上、単純な空売り攻勢なら反撃できる外貨準備はありユーロに比べても防御力は充実している。また、ファンドが日国債を叩こうにも国債が国内だけで安定して消費されていては外国から見ていて手の出しようもなく無視に近かった。少なくとも今までは。

そういう風に理解しています。

日国債の国内消費構造に綻びが見え始めれば叩きにくると思います。
米国通貨切り下げなら日本もかなり打撃を食らうが、日本デフォルトなら米国債道連れ可能かな、、、
#14938
こんばんわ。
日本国債は、ギリシャ、スペイン、イタリアの各国債より強いけど、アメリカ国債よりはずっと弱いと思う。
ユーロ各国は寄り合い所帯だからしかたないとして、日本は借金をして予算を組むことが当たり前になって久しい。国内で消化するからこれで大丈夫と意見もあるけど、人口構成が逆ピラミッドに近くなりつつあるので後年の経済成長で返済できるとはとても思えない。
手持ちのアメリカ国債も大量に売却すれば、円高となり命の綱である輸出産業が死んでしまう。
アメリカは唯一の超大国だから、いざとなればルールを変えてくるでしょう。
だから、大借金でも明日から、今までとは違うルールにするで収まってしまう。

ある人の試算だと、国民の貯蓄での国債買受能力が後4年で尽きてしまうそうだ。
だから、それ以前のどこかのタイミングで一気に金利が上がると思う。
過去のデータでは金利が0.5ないし0.6位になると反動で一気に金利が2%前後まで戻っている。
おそらく、次回は2%では止まらないと思います。

しかしながら、デフォルトは先進国共通の可能性だから、皆でやれば別に怖くないという発想に動けば、全て丸く収まるのではないかと思ってしまいます。
アメリカ人について多くは知りませんが、少なくとも貯蓄が美徳という土壌はないようで、あるだけ使う国民性です。だから、多くのアメリカ人は貯蓄より負債の方、資産家ならば貯蓄よりもインフレ連動の株式が多いから、デフォルトしても困る人は少ないということだけは事実ではないでしょうか。

官総理の最大の間違いは、足りないから消費税でとういう短絡的発想ではないでしょうか。
裏を返せば、すぐそこまで危機が来ていると思います。

日本人の習性として、ある一時期集団ヒステリーになるというのがあります。
国債が危ないとなると、一気にゴールドの殺到すると思います。






#14939
>>日本人の習性として、ある一時期集団ヒステリーになるというのがあります。
現実を直視できない、勇気がないことの表れでしょうね。人任せでもありますし、メディアリテラシーもない。
これだとても損しているのですけどね。
#14941
仔猫の番犬さん、大河の一滴さん、ふいんきさん、おはようございます。

どうも見方としては悲観的なまま纏まりそうですね。外貨準備を使うと円高になって自滅の可能性があるのは盲点でした。身動き取れないということですね。人口動態的に今後の税収は減少せざるを得ないことを考えるとどこかで踏み倒しをするしかないと考えるのは自然かもしれない。
#14942
日本のGDPの多くは製造業で叩き出した本物の生産性であり汗水たらして創り上げた価値あるマネーであろうが、借金で借りたあぶく銭であろうが金に変わりがないのではないでしょうか。
その金を奪う、詐欺師や強盗にすれば、相手の金が如何にして得られたものかは、全く関係のないことです。
そして、その製造業も円高政策でいまや風前の灯火。 中国、韓国勢による買収攻勢が進められています。 ゆとり教育で子供を馬鹿にし、事業仕分けで未来の産業を破壊。 
子供(国民)が技術を磨き、汗水たらして稼いだ金を、極道物の親(政府、政治家、官僚、役人)が好き勝手に使い、浪費し、自らの蓄財にと掠め取っているのが現状です。
日本国債の金利が低いのは、郵貯をはじめ国内銀行、生損保に買わせているからで、その金ももう尽きており、日銀が諸々の手を使い、金融機関を迂回して購入しているからでしょう。
隠れ借金まで入れると1500兆円とか。 
敗戦後の新円切り替えとハイパーインフレ、勿論大増税、これで決まりでしょ。
敗戦後の国債踏み倒し、新円切り替えで政府関係者の一部は大儲けしたとか言います。
鳩山前総理の祖父一郎は戦時中の接取ダイヤを私物化し自由党を作っています。
私の家内の祖母も大事な宝石類を全てお国の為と供出しています。
それがあれば戦後苦労をせずに左団扇で暮らせたでしょう。
一部の政治家が国民が供出した大事な国有財産を個人が自由にしているのです。
接取ダイヤで海外から食料を輸入し、飢えた国民に還元出来たはずです。
国民の富を如何にして奪うか、彼らの第一がはこれでしょ。


#14943
こんにちは。私はやっと己のいたらなさに気付きました。目先の情報を追いかけて、振り回されていました。一般人にとって儲かるチャンスは数年、数十年に一度あるかないかかも知れません。気長に行きます。
#14944 ゴジラさんへ
>人口動態的に今後の税収は減少せざるを得ないことを考えるとどこかで踏み倒しをするしかないと考えるのは自然かもしれない。

私もこの要素が一番物を言っていると思います。世界経済不調のほかに我国は世界に先駆けて、人口減(一年平均70万人、20年で1400万人)、及び高齢化です。
 為替で表現すれば円安どころか、もっと別のことでしょう。現在の恐慌状態はいろいろ在るでしょうが、我国は人口の減少と、高齢化です。
 資料を見ると、唖然とします。それより見ると、金は為替を通じて、物をいうとしか思われず、最低10年先を見て、目先のことにとらわれず、保持することでしょう。
 20年で1400万人とは関西の人口がなくなるということです。
物は下落します。すでに家は空き家が750万戸(アパートの一室も一つとして)くらいで、その上600万戸くらい、これから出てくる。
 人口構成は20歳以下が600万人ヘリ、80歳以上が600万人増える。
考えるまでもなく、国債は償還ではなく増刷で、それ以外に対処の方法はありません。
 多くの人々はこれを見過ごしている。
 外国人を1000万移入するということはこれに対する対処だろうが、彼等をいれても、コストのほうが高い。 
 むしろいれない損のほうが少ないが、現在中国人朝鮮人が流入している。
今年から、国債もそうだが、外国人問題(といっても、中国人、朝鮮人だが)を正面にとり上げらざるを得なくなる。取り上げなければ、それらを隠微しなければならないわけがあるとなり、なおさらデフォルトということだろう。
 外国人問題は一部分は現実の問題となっている。
多分国債もだがそれは表に出てこない。日銀がねということだろう。
#14945 私見
前回のゴールドバブルの頂点は80年の850ドル、それから暫くして米国10年国債利回りは15-16%
で天井をつけました。今回も似たようなパターンになるとすれば、ゴールドのピークは長期債利回りの
それとだいたい重なってくるはず。グリーンスパン氏は自著で「今後10年(内)にアメリカの長期金利が
上昇するという私の予想は変わらない。米国国債利回りはときに10%をうかがう展開になり、株式、
不動産などの収益性資産の利回りは、今後20年には過去20年より低くなるであろう。」と仰ってますが、
少なくとも上記利回りが10%を超えてくるまではゴールドバブル崩壊の心配をする必要はないと個人的
には考えてます。現状は3%弱ですから、まだまだ道半ば、先は長いですね(笑)。

日本はバブル崩壊以降20年以上、財政赤字の対GDP比率が右肩上がりであるにもかかわらず、
何故か長期金利が一貫して下げ続けています。日本での過去20年は「インフレ論者」の敗北の歴史
です(笑)。グリーンスパン氏も「謎、私には理解不能」と発言してましたから、我々にその理由が分かる
訳がありません。ただ、(これは今まで何度も書いてきたことですが)日本10年国債利回りは1997年
以降、だいたい1-2%の間で推移しています。もう10数年そういう状態です。相場の習性としてこれだけ
長い期間底練りしていると、その後動き出した時、つまり次のトレンドが出た時はそうとう大きなものに
なり易いです。2000年まで20年近く低迷していたゴールドがその後どうなったかを見れば、私の言わんと
しているところはお分かり頂けると思います。2%を超えてくれば、その先は予想外に速い動きになるかも
しれません。しかし、動き出すタイミングは全く不明です(笑)。そもそも過去10数年不自然に底練りして
いる相場ですから、それがあと数年とか5年延びても別におかしくはないですし。それに、ギリシャなどと
違って、日本には(まだ今は)国際競争力のある産業がありますし、貿易黒字で相当の外貨準備も
ありますし、少なくとも現状はデフレと言っていいほどの低金利です。ただ、私はそういうファンダ的な
説明付けで相場を大きく外す例をたくさん見てきてますから、どちらかと言えばチャートが示す基本的な
パターンの方に重きを置いてます。つまり、長期的には日本もインフレ方向に向かっていくということです。

ただそのことと日本が「破綻」するかどうかはまた別問題ですし、今の時点で破綻破綻と大騒ぎすること
が直接的に相場から利益を得ることにつながるとも思えません(笑)。だいたい国家が破綻するなんてこと
はそう滅多にあることではないです。日本の場合、65年前に1回あってそれ以降はありません。破綻論者
は20年前から破綻破綻と言い続けてますが、未だに日本は破綻してませんし、それどころか円高ですし、
長期金利は低いままです。まあ、上述したようにいつかこの流れにも変化が出てくるのでしょうが、それは
変化の兆しが出てから考えればいい話だと思います。私は現時点では、「日本に限らず世界的に長期的
(5年~10年以上)にはインフレ、破綻に近い状態までいくかどうかは全く不明」というスタンスで投資を
考えてます。しかし、世界中でとんでもないチキンレースを続けていることは確かなので、その行き着く先
には今の世の多数派が考えも及ばないようなシビアな状況が待ち受けている可能性は否定しません。
そういう意味では破綻論者にも一理はあるような気がします(笑)。
#14946
名無しさん、天僧さん、太郎さん、abramovichさん、こんばんは。

やっぱり先行きとしてはあまり芳しくないところで落ち着きそうですね。デフォルトするかどうかは別として厳しい未来が待っている考えざるを得ない。みなさん、ご意見ありがとうございました。テーマを持ってディスカッションするのはとても有意義ですね。

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