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恐慌?破綻?

私は恐慌論者でも破綻論者でもないと思っている。しかし、将来については悲観的な見方をしている。ギリシャやポルトガルもそうだが米国についても見方としては悲観的ではある。だが恐慌が必ず来るかと聞かれれば可能性は高いかもしれないが絶対ではないと答える。デフォルトに陥る国は恐らくいくつか出てくるだろうと思うが、その中に米国が入るかどうかはまだ分からない。かなり危険な状態になる可能性はあるが、米国の場合は一方的なルール変更を行って逃げる事が出来るから不明と答えるのが正しい。問題は現在の通貨システムは間違いなくトラブルを抱えている。新しい枠組みを作っていくべきだと考える人は多い。それがどういう形でいつ始まるのかが重要と考える。その過程でゴールドは上昇していくだろうとするのが我々の意見であろう。
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【米国】パンツをベランダに干すのはNG?米国人は乾燥機を使うのが当たり前だが、中国人はエコな太陽エネルギーを使う

米ニューヨークのブルックリンにある公園、サンセットパークで練習していた中華系住民のダンスチームが、「うるさくて迷惑だ」と訴える周辺の他民族住民の苦情を受け、代表の女性が...

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#14807
ゴジラさんのおっしゃること、全く同感です。
ただ私と違って人間が出来てるので、波風を立てない人柄がこのブログの人気の秘密なんでしょうね。
#14810
瀬戸の花嫁さん、こんばんは。

そう言っていただけると嬉しいですね。徐々にコントロールが難しくなってきました。
#14811 恐慌はいつ来るのか?
 ゴジラ 様、皆様 こんばんは。

 いろいろな意見が見られて、活気のあるブログですね。
 私の個人的な感想を書かせて下さい。

 私も、現行の金融システムに対し、「悲観論者」です。
 ただ、私の周りを見ても、誰一人として通貨に対して
ある程度の知識を有する人は、居ませんでした。
仕事柄という事もあるのかもしれませんが、工学部出身者には
縁遠い話の様です。
 私は、株を弄っていた延長で、経済に興味を持ったのですが、
案外、国内の多くの人たちは、1万円札の価値が不変であると
錯覚している様に思えます。 (だから、世の中成り立っている
と言う事は、皮肉ですね。)

 このブログに書き込みされる方は、皆さんある程度(以上)の知識を
有している様に見受けられますので、ゴジラさんのブログを通して、
考え方の1つとして世の中に紹介させて頂く事は、有意義な事であると
思います。
 一通り、読ませて頂きましたが、「いつ来るか」の予測時期によって、
「恐慌を煽っている」様に見えたり、「悠長に構えている」様に見えるのでは?と、
感想を持ちました。

 私自身の考えを述べさせて頂きますと、デリバティブ総額数京円という数字が
本当であるならば、「今現在、恐慌の最中である。」と、思います。
~の指標が良くなった。 ダウが~上がった。 ユーロが上がった。 なんて、比較に
ならない位小さな話だと思います。
 「恐慌がいつ来るかの予測」 = 「皆がいつ気付くかの予測」とも言えるのでは
ないでしょうか。
 気付いてない人が多い、又は気付いてない振りをして、紙幣を回しているから、
世の中何とか正常に動いているのではないでしょうか。
 ただ、きっかけと興味があれば、ある程度の事が調べられる世の中ですから、
真の崩壊まで、あまり時間が無いと想像する次第です。
#14812 疑問

恐慌本に特徴的だと思われるのが、このデリバティブが数京円で、そのうち何%が不良債権化して、結局世界で何千兆円。という表現である。敗者のみにスポットを当ててしかも溶かし合いにも目をつぶり、いわば負債の規模のレバレッジ化である。そりゃ最初に世界の借金が数千兆円単位ありますと設定したら、あと中身適当に知ったかぶり書いておいたらいいわけで、財政出動百兆円単位でしても、桁が違います、はい恐慌確定となりますわな。
それより、ここに登場される皆さんに、日本の財政は大丈夫なのかお聞きしたい。危機的と言う人もいれば、いやいや財政破綻なんて真っ赤な嘘ですよと言う、○橋氏のような方もいらっしゃる。
#14813
米国憲法回帰
2009年1月にヒラリーが大統領になっていたら、今頃は第三次世界大戦突入、日本も憲法9条が改悪されて、前線出兵などという事態になっていたでしょう。そうならなかったのは、オバマが大統領になったからですね。それは911を目の当たりにし、その後展開されたアフガン・イラク戦争に、ネオコンの陰謀を見た米国民が、目覚めた結果ですね。

オバマは明らかに戦争反対です。就任早々に核兵器の削減を唱え、ノーベル平和賞をもらいました。その権威付けがずいぶんと性急なものに感じたのは私だけでしょうか。これはシナリオがありましたね。それはNPT核兵器削減条約です。6月に世界各国が批准しました(中東の亡国を除いて)。ですからオバマ大統領にノーベル賞を与え、権威付けし、世界を核兵器削減の方向に導いたわけです。このことは今まで戦争経済で世界を動かしてきた軍産複合体(ネオコン)との世界連合での決別と言えます。その戦争経済を金銭的に動かしてきたのが、現金融システムです。ですから、戦争経済との決別は現金融システムにも及ぶのではないでしょうか。

 このシナリオの日程目標が去る7月4日の米国独立記念日であったように感じます。この日を目指して、米国は憲法回帰の準備を進めてきたのではないでしょうか。米国憲法修正第14条第4節に「アメリカ合衆国も如何なる州も、アメリカ合衆国に対する暴動や反乱の援助に要した負債や損害賠償、あるいは奴隷の損失または解放に対する補償要求にたいして支払義務は無い。そのような負債、損害賠償および補償要求は違法であり無効である」とあります。憲法回帰により、911からアフガン・イラクに至った戦争は、これを米国に対する暴動・反乱と判定し、その戦費に充てた負債は、無効とするのではないでしょうか。

 その後のことは、いろいろ考えられます。重要なのは、ロン・ポールの話にあるように、米国の通貨は「貴金属」に裏打ちされるというのが、米国憲法です。

 金融改革法案が7月15日上院で採決されます。この法案が、NPT条約と妙にシンクロしていると感じます。NPT条約とは本当に核兵器だけの話だったのでしょうか。そこに何か新しい金融システムについての条項があったのではないでしょうか。
#14814 日本の借金と食品の安全
ゴジラ先生、皆さま、御無沙汰しております(^_^)。

立ち(あ!)枯れ日本さん、始めまして。

御質問に対する私の意見なのですが・・

まず、日本の個人資産が1300~1500兆円あるなんて話は真っ赤な嘘だと思っています。
何故なら資産には預金どころか、住宅や保険の積み立てまでもが計上されているのに、住宅ローンや保険の支払いなどの負債の部分が計上されていないからです。
約900兆円と言われている借金も簿価計上した売れない担保資産が相殺された数字のはずです(-。-)y-゜゜゜。(それでないと計算が合わない)

私の計算では国と地方を合わせた借金が1300兆円超で、国民資産は900兆円がせいぜいです。

世界中で対GDPの借金比率では日本が断トツのナンバー1なのは御存じですよね。
それでは、簡単に日本がデフォルトするかと言えば企業競争力が強い内は大丈夫だと思います。

以下、自分のブログに書いた記事を転機致します。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------
最近のネガティブ相場であちらこちらの投資ブログでも不安が募った話題やコメントが多いです(-。-)y-゜゜゜(←それでもお気楽・・)

そこで政府が消費税アップを正当化する為に、遂に口にし始めた国の借金=日本債の話ですが・・

日本の国債の利払い(支払い)は毎年10兆円程なんですが、特別会計の国債整理基金(償還・借換の積み立て)の中で、毎年こそっ~と10兆円上乗せされています(^_^)。
・・で合わせて21兆円弱の計上・・え!と思う方は政府のディスクロージャーを見て確認してみて下さいね・・ホントの話ですから(-。-)y-゜゜゜。(消費税率5%引き上げの税収目論見と、その積み立てが計算上ほぼ同じなのですからホント摩訶不思議な国としか言いようが無い・・??積み立て無くせば同じでは無いのか・・??)

しかし笑っちゃいます・・借金を返す他に更にその積立で毎年10兆円も多く借金こさえてるんですから・・言うなれば借金を返す為に、更に借金をしてせっせと貯金に励む人です(笑)。

なのでソブリン気運の時に日本債が強いのは当たり前、ホルダーは自国の借金で売れないわですし、埋蔵金の積み立てまでしているんだから・・(^_^)。(そんな理由から・・あちらこちらで懸念され始めている日本での長期金利の上昇はまだまだ先かもしれません・・?)

まあ、以前にアブラモさん(←行って↓にブログの入口があります・・半分遊ぶ日記(笑))が書いていたように逆に外国に相手にされていないから、暴落し始めると怖いのは私も同感なのですが・・

そんな時でも日銀が日本債を買い入れてしまえばあっという間に円安になって、輸出企業は万々歳・・おそらく、ゴールドだって株だって給料だって上がります・・(つまり企業競争力が強い内は悲観する事でもなんでも無く考え方を変えれば国家戦略です。)

ですが現在の日銀はデフレ信者・・そんな事はまずやらないから日本ではデフレが続くと思っています(^_^)。
私は50兆円のデフレギャップが埋まらない内に日本に超インフレが来るなんて事は数学上あり得ないと思っています。

そのうち5分の1が食料品だとしても国民一人頭10万円買い貯めしないと在庫が無くならないので、さして食料品の値上がりも起きないと言う事です。
理解しがたいかもしれませんが、これは経済学上は常識的な事らしくなんちゃってでは無い学者さんは大方同様の事を言っています。(私も知ったのはここ数年の事です。)

なので食糧備蓄なんて一切していません・・保存がきく食糧を食べ続ければVC防腐剤やPH調整剤みたいな危険な添加剤を体に多く入れてしまうだけですから(ーー;)。(そっちの危険性を訴えたい位です・・)

インフレ・デフレ論はともかく、危険な添加剤の事は皆さんも是非一考してみて下さい(-。-)y-゜゜゜(危ないんだなこれが・・!)
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そんな感じです。。(^_^)

追伸:

少々話が脱線しますが・・
steinさん・・そういう事なので缶詰を買いだめする時にはPH調整剤やVCと添加剤表記されていないモノをお薦めします。

特にPH調整剤はコンビニ弁当や冷凍食品の9割以上・・スーパーの刺身(時間経過で色の変わらないモノには大体どちらも入っています)・缶詰の5割位に混入されている旨み成分です。

その他、外食産業(レストラン・お弁当・ラーメン)でも大手のところは殆ど使っていて、味の素に更にコクをつけたような味がします。

スーパーのこれ見よがしに白いマグロの中落ちを食べると、トロの甘味を更に引き立てたような味がするのがそれです。

PH調整剤が身体に与える影響は20年位の間に浮き彫りにされると思いますが、化学合成物質で小さい頃に発がん性で騒がれた合成着色料となんら変わらないと思います。
おそらく、食物自給が低い為、国はその危険性をスルーしている・・?。

よくそんな事言ったら食べるモノが無くなるから気にしないなんて言う人がいますが、そう言う人にも現在「石綿で出来た家に住めるか?」と聞けば「住めない」と答えるはずです。(要するに一部の人にしか危険性を認識されていないだけです。)

混入している商品には必ず表記されています・・裏表ひっくり返して確認してみて下さい(^_^)。(加工品には殆ど入っていますよ。)

お気をつけて・・(^_^)/。
#14815 自信を持とう。日本国債は別格!!
私たちがお金としている紙幣を良く見てください。日本銀行券と書かれていますでしょう。円通貨を発行しているのは日本銀行(銀行=金貸し)なのです。日本銀行は政府に帰属する公の機関などではありません。れっきとした株式会社です。(株式番号8301)国の赤字の原因はこの中央銀行制度にあるのです。く窓口は市中銀行ですけど、市中銀行は国から発行された国債を引き受け、その国債を担保に日銀から通貨を引き出し市中に流通させるのです。つまり、国による国債の発行(金貸しに借金する)によってお金が生み出されるシステムを余儀なくされている訳です。補助的通貨のコインはかろうじて国が発行しています。

国が借金をして、公務員の給料や、公共事業や、福祉等々でばら撒いたお金が回りまわって、私たちの金融資産となっているのです。国の借金こそが経済の活力の源なのです。これを増やすな、減らせと言うことは、景気を悪くしろ、金融資産を没収しろと言っているのと同じです。仮に国の借金を0にすると理論的にはこの世からお金が消滅することのになります。物々交換の経済に逆戻りですね。

国が借金をしてばら撒いたお金は個人や法人の金融資産としてに貯蓄され、その金融機関が国債を購入します。郵便局は完全な国債の消化するための機関です。国債は97%程度は国内で消化されており、必要ならば100%の消化は十分可能です。日本は現在恐ろしいくらいの金余り状態で、外国の借金まで引き受けています。

日本の場合、凄まじい生産能力(稼ぐ力)と貯蓄をする習慣があり、国が借金を増やした分だけ金融資産も増える。(国債が買われる。)ので簡単には破綻しません。ギリシャやアメリカのように貯蓄する習慣が乏しく、是といった国際競争力のある産業のない(稼げない)国は、国内で国債を消化できないので高めの金利で国外から調達するしかありません。

今、やらなければいけないのは、消費税など廃止し、大規模な財政出動で巨大な需給ギャップを埋めて、景気をよくすることですね。財政破綻など起きません。某破綻本の著者は20年も前から破綻する、国債が暴落と言っておられますがいまだに何故こんなに長期金利が低いのですか。円は高いのでしょう。ギリシャと日本を同格で扱う菅総理は本当に無知なのか、馬鹿なのか。消費税増税やむなしと考える人はお金の仕組みについて知らない真面目な人でしょうね。

G20の首脳宣言で「先進国は2013年までに財政赤字を半減する」と約束されそうですが日本は例外扱いになりました。日本の国債がほぼ国内で賄われており、対外債務が少ないことが理由に挙げられていたが、実態として日本の借金は世界から見れば借金ではないと見られているようです。これは国家紙幣発行を行っても自国内で消費すれば、世界経済から見れば害を及ぼさないは無い国であると。

日本国=私たちの集まりと考えればどうですか。


重大な問題は国に通貨の発行権が無いことです。この件についてはネットで金細工職人 ゴールドスミスで調べてください。アンタッチャブルの世界ですので・・・・・・。




#14817 そろそろと思い・・・
お久しぶりです。
いろんな方の多彩な意見交換があって、ここのブログを楽しみに毎日読んでます。

昨日で、全て(GOLD現物以外)は、手仕舞いました。
年に3~4回の買い&売りのスタンスです。
次の買い時は秋頃かななんて思いまして。

恐慌くると昨年春頃から言い続けてる人もいまして、いずれ、そうなるとは思いますが、その間にも上げ下げで利確出来たほうが、手持ち増えていいですよね?

私自身、リーマン時は、セルシオ2台分吹っ飛びましたが、どうにか、ほぼ、取り返して、今年からのが益になってくれてます。
その頃は、もっと頻繁にやってましたし、銘柄も多かったですね。

いまは、買い時と売り時を1年の中の数回のみ、銘柄も2~3個だけ、だから、目先の上げ下げにあまり反応してません。
昼間は仕事もしてますし、この方法が、わたしには合ってたようです。

失敗を繰り返して、自分に合ったスタンスを持てればそれが一番ですね。
そのためにも、いろんな人の意見を聞いて自分の中で整理して投資をしてます。
#14818 コメント
>日本の借金と食品の安全

1) お客に薬剤師がいるが、彼は工場に勤めている。何故と聞くと<世間は薬剤師というと医療を浮かべるが、化学者の一部ですよ>と答えた。 合成製品をつくっているわけである。
あるとき添加剤の話になった。彼は<着色剤も、防腐剤も危険ではない。それらは自然界にあって、人間が食してきた食物の中にあるものばかりだからである。、何でもほどがあるが、その範囲内なら、害などない。酒も飲みすぎるとある中になるでしょ。その程度のものだから、心配はない。
 それらを、合成して作っていることが人工で、作られたものは人間が長く食べてきたしょくもつのなかにあるものだ>
との返事であった。つまり大丈夫ということで、心配の必要はない。
 問題は別のところにある。

2)日銀の紙幣発行の担保は日本国債である。現象面は日本国債だが内実は複雑だろう。政府税収が国債に依存しており、これはすでに大量に発行しており、この償還が毎年来る。もしこれに対して市場が危惧を抱けば、即座に金利が上昇する。従って償還原資をできるだけ、持てるときに持つ必要がある。金利の安いうちに、多く持つことは経済行動として当然で、私が見るには綱渡りを彼等はして、現状では多分世界中で一番うまく、しているのではないか。欧米は隠し金というやり方をしているが、我国は特殊法人という形で、それをしている。
 我国の特殊法人はそれこそ天下りばかりを言うが、私は奇妙な役割を背負わせていると見ている。地元選出の衆議院議員に外為の話をしたら、アレは為替が攻撃を受けた時の用意で、アレがあるから、ヘタに手出しができない。100兆でも足りないかもしれないと答えた。民主党が何も知らない人々の集まりということである。国際社会では知らないということはこれから攻撃を受けるが彼等は攻撃をするとその反作用が何処まで来るかを見てするから、今はしないだけである。
 現代は金が絶えず変動する。その金は相場で造られているから、それは損と得が生じる。純粋の経済行動だけでは、生きていけず、相場を安定的に動かす必要がある。仮に変動してもゆっくりとさせる必要がある。従って、相場が絡む所は、その用意としての金が必要で、その金を相場において持っていると、いざという時に、相場に影響を与えるから、原則として現金で持つ必要がある。
 多くの企業が現金ポジシィオンを増やしているのは、それに起因すると私は見ている。

3)我国がデフォルトするかどうかは、貿易があるかないかにかかっていると私はおもっている。
これはキャッシュフローという世界で、いまだよく分からないが、多分それだと見ている。
 借金など貸し手がもういいよといえば、実態つまり、借金返済行為は必要なくなるからである。
先物相場では溶け合いである。

4)>食糧備蓄なんて一切していません・
食料備蓄は一切していないのではなく、ほかの人、この場合は社会がしているに過ぎない。その社会が今していることを個人がするだけのことで、それ以上のことはまた別な問題で、この区別がついていない。
 日本人の食料に対する知識、感覚は私は変だと思っている。これは視点を変えれば銀行に対する感覚、具体的には預金に対する感覚へと通じるものがあると私はおもうが詳しくは考えたことはない。
 戦前満州において農民が飢餓に襲われた時。日本人農民は種芋まで食い尽くしていたが、中国農民はそのときまだ三ヶ月分持っていたと岡崎久彦が書いている。中国人のしぶとさである。
 食料自給率が我国は先進国で唯一自給ができない国で、実質その値は25パーセントだったと思う。
これは恐慌がすすんでも、我国以外は食料には困らないということで、欧米が落ち着いているのはそれによる。それは多分第二次世界大戦の元がそれであったと認識して、戦争を反省しているからである。
 我国も同じであるが、解決は自給ではなく貿易という選択をした。しかし、それは自国内解決ではないから、人々はそれを承知して、米をなるべく食べることだろうが、こらえ性がない日本人だから、または反省がない日本人だから、対策をとらない。
 

>自信を持とう。日本国債は別格!!

多分世界中で、一番うまく経済運営をしているのは我国ではないかと私は思う。元々このバルブを引き起こしたのは、日銀の低金利と、貸し出しで、いわゆる円キャリーだというのが真相ではないか。
仮に日銀が自国も困るが外国も困る、困り具合を比較して、金利を引き上げれば、面白いことが起きるが、それは戦争だろう。現在の金融情勢は戦時体制という自覚で何処の国も臨んでいる。ただ口に出して、言わないだけだろう。
 欧米は、我国の識者が盛んに主張していたことをしたと思うから、その結果がこれから出てくる。その世界は多分我国が経験した世界だろう。我国が先に走っているから自身を持てとは言いうると私は思う。

 単純に何故我々は日銀紙幣を使う必要があるのか?ドルでもいいではないか?国内の商売をドルですると、何か問題があるだろうか?徐々に日銀券をドル紙幣に変えていき、やがて日銀を消滅させた世界を想像してはいかがだろうか。この逆もアル。しかしそこに為替というものが生じているがこれがよく分からない。
 これまで問題がある、問題があると騒いでいて、それが確かでいろいろ対策をするが、なんともならない。すると今度は大丈夫という意見が主流を占め始める。この頃その意見が出てきたから、あるいは一段回進んだかもしれない。
 現在流動性が細くなりつつある。多分金利を上げざるを得ない。すると我国政府財政はどのようになるか?これは金利の支払いができなくなる。あるいは市場がそのように判断すると、即座に金利が上昇する。これへの対抗策はあるのか?よく分からない。これも貿易が黒字なら起きないと思うが、よく分からない。

 投稿欄にて、銀の購入を勧めた人が居られたが、調べると、これは意外といいかもしれない。さてどうするか?
 会社内では、部品の調達ができにくくなっているが価格は上昇しない。以前と異なり、予備品を持つ必要が出てきたが、世間はデフレで、予備品を減らしている。これはいったん何かがあれば、即座に価格上昇ではないかと思う。需要が弱いからだからだろう。その上、中国経済がおかしくなっている、すでに中国貿易をしている企業は困り始めているのではないか?
 

#14819
ヒロ社長さん、サバイバル思案中さん含めさまざまなご教授ありがとうございます。

ただ結局さしあたって日本の財政が①危機的なのか危機的でないのか②危機的であるなら、何が結局問題なのか。グロスなのかネットなのかストックなのかフローなのか。③その危機が現実化するのが来年度なのか、2-3年後なのか、5-10年後なのか。ということに関して判然としません。


私自身はフローが問題で2-3年後には表面化してくると思っています。
#14820
ゴジラさん、こんばんは。

ちょっと他のブログでデフォルトの歴史を調べていたので、私もデフォルトの歴史をシリーズで調べていました。
http://blog.goo.ne.jp/tktk7575/e/bfa554d60e45b8a43adaf731b4627dcf

未来の日本に対する結論は出ませんが、歴史を知っておくのは必要との立場です。

ところで、紫金の水質汚染問題が出ていましたが・・・早く解決すると良いですね。
#14822 食料と戦争
ヒロ社長様 こんばんわ。

ご心配ありがとうございます。多少の危険性を考えていては備蓄もままならないので、ひたすらに備蓄に励むことにします。

ゴジラ様 ちょっと通りすがり様、ねこ★様、kawa様、サバイバル思案中様 こんばんわ。

戦時中の日本に食料が無かったか?いえ田舎にはありましたが運搬手段は軍事優先でしたので民需までなかなか回らなかったと聞いています。海上輸送路も米軍の攻撃で寸断され満州や中国大陸から食料が入らなくなって食糧事情が逼迫してきたという事です。

誤解してはいけないのは食料があっても運搬手段一つが麻痺すれば餓死者すら出るという恐怖です。原油が中東戦争で高騰したら大変ですよ。1バーレル200ドルは確実に超えるでしょうし、ガソリン価格が1リットル500円になったら恐らく運送業者は採算を取れなくなり休業してしまうのではないか?という不安があります。1バーレル147ドルになった時でさえ運送業者があれだけ苦しんだのに、200ドルとかになったら流通麻痺ですね恐らく。

都市部は食料を生産する事がないので輸送路を寸断されれば餓死者はかなり出ます。独ソ戦の時にドイツ軍が1941年から44年まで包囲してレニングラードを締め上げて100万人の餓死者を出した事があります。これは沖縄戦、広島、長崎、東京大空襲を合わせた人数以上であることを忘れてはならないと思います。仮想敵国を木っ端微塵に叩き潰すなら輸送ルートを寸断して締め上げればいいんです。怖いです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E5%8C%85%E5%9B%B2%E6%88%A6
#14823
new-farmさん、立ち(あ!)枯れ日本さん、うすらばかさん、ヒロ社長さん、サバイバル思案中さん、はなこさん、太郎さん、ZAR大好きさん、こんばんは。

new-farmさん、なるほど気がついて無い人が多く存在するから気がつかずにいるだけというのはあるかもしれませんね。

立ち(あ!)枯れ日本さん、難しい質問ですが、個人的にはどちらもあると思ってます。なぜ円が強いのか?通貨価値は労働力に置き換えることが出来ますが、日本の技術力や生産性は非常に高い。それが円を支えているのは間違いない。それは国債も同様だと思います。だが限度はどの世界でも存在する。ご指摘の通り2~3年後から表面化と言うのは近いセンかもしれない。

うすらばかさん、重要な指摘だと思います。金融規制法案の可決は今後の進むべき方向性を示唆しているのかもしれない。

ヒロ社長さん、久しぶりですね。回答に感謝いたします。相変わらず元気ですね。

サバイバル思案中さん、分からないのは金余りと言いながら下の層にはまったくお金が回ってこなくて金欠に近いこと。要するに所得間隔差が大きすぎると言う事。配分を変えないと国としては良くならない。

はなこさん、上手いこと動いてましたね。凄いと思います。なかなかこの状況の中で上手く立ち回るのは難しい事だと思います。

太郎さん、コメントに感謝いたします。ちょっと長いので補足は控えます。

ZAR大好きさん、ありがとうございます。いつも思うんですが、トコトン調べ上げますね。頭が下がります。
#14824
>食料と戦争
 この視点は多くの日本人が忘れるもので、それは補給ということである。
有名な話は戦後アメリカ軍が <一体日本はどのような補給計画をもっていたのだ> と時の首相吉田氏に尋ねると彼は<なかった>と答えた、するとアメリカ軍はかくしていると思いさらに問い詰めると。吉田氏は <そんな計画があったからお宅とは戦争をしなかった> と答えると。アメリカ軍は大笑いしたそうである。

 アメリカは日本が其の計画をどのようにたてても、日本は戦争をしないと判断すると踏んでいたからである。
 アメリカがわが国を戦争へと導いたという説は少し変えたほうがいい。戦争はわが国が始めた。
スターリングラード攻防戦かレニングラード包囲戦かモスクワ攻略戦か其のうちひとつ勝てば、多分ドイツの価値だったでしょうね。
 レニングラード包囲戦は人肉も食べたということを呼んだことがある。
食糧備蓄の背後にこの感覚が必要で、それをもつ人の食糧備蓄はたぶん有効だろう。

 指摘される、大都会生活者は、輸送路の寸断という事態に備える必要があるが、具体的には大地震だろう。。
 聞くところによると外国人が東京へきて、其の人口の密集度に驚き、どのようにして水を供給しているか不思議がるそうである。彼らには考えられないほど、人口が密集していて、すぐに水はという発想である。
 確か人間は五日絶食で体力が尽きるから、食べ物があるところまで行き着く体力がなくなるとそこでおしまいである。このことは逆に食べものを口まではこぶ必要があるということである。

 輸送ルートを破壊することは物理的だが、買うことができない。もしくは船舶保険料の高騰で、船会社が傭船を拒否しても、食料はわが国には来ない。
 補給ということはいろいろな側面がある。
#14825
Steinさん、kenjiさん、こんばんは。

どうもお二人は年齢的に近そうな感じですね。
#14826
こんばんは、ねこです。
ヒロ社長お久しぶりですね、プログ読みたいと思って探したのですが見つかりません。教えてください。
食料の備蓄については色々な意見が出で非常に面白いです。
アメリカでは失業が多くて日々の食料品を購入するのも大変だとアメリカの友人から聞いています。
メール友達なのです。友人は女性で既婚者です。ご主人が失業してしまい彼女だけの収入で暮らしているそうです。一度失業するとなかなか仕事が得られないと彼女は語ります。
失業すると明日の暮らしばかり考えてしまい不安でいっぱいになるそうです。

ねこのアドバイスとしては必要な物に順位をつける。ほしいものではなく必要な物を購入する。
ガス、水道、電気は減らすように努力する。
スーパーには車ではなく自転車でお買い物といったらこれは無理だと言われました。
日本では自転車でお買い物は当たり前といったらびっくりしていた。
どうやって買ったものを運ぶのかきかれたので、ねこの買い物したあとの自転車を写真にとって、メールに貼り付けて見せてあげたらびっくりしていた。さらに自転車自転車の後に洗濯物が干してあったのでそのこともきかれた。乾燥機はないのかと。日本では天気のよい日は洗濯物は外に干す、。と言ったらびっくりしていた。
このアメリカの失業状態は明日の日本の姿のようでもある、とねこは思ってしまった。

そして彼女はどうしたかと言うと自転車で買い物をするようになったのです。籠らしき物を自転車の前と後に
つけて。洗濯物も外に干して、乾燥機の電気代節約だそうです。
ご近所にもこの写真を見せたそうです。ひえっー
週一度大きい買い物は車で、あとは自転車でということらしい。自転車はカ゜ソリンを使用しないのでいいわ
とおっしゃる。

他にも節約できることがあったらアドバイスしてくれとおっしゃる。

彼女が言うには自分はまだいいほうなのだ、もつとひどい家庭があると。

夫婦とも失業してしまう家庭もあると。


#14829 ねこ★さんへ
ねこ★さんお久しぶりです。
お元気そうでなによりです(^_^)。

ブログはこちらまで↓大歓迎ですから毎日来て下さい(笑)。

http://hirotouki.blog133.fc2.com/

私もアメリカ在住の友人がいるのですが、去年帰国した時に似たような感じの事を話していました(ーー;)。

昔の話ですが・・米国人は凄く楽天的で勇気があるのに、何故、チェック(小切手)やカードには執拗なこだわりをみせるのか・・と思った事があるのですよ。

そしたらそれにはポイントがあって、その買い物や支払い具合の累計でその人の経済力などを計り、なんと出世にも係わるらしいです。

つまり、国民は半ば買い物に依存するように仕組みが作られてしまっているのですよね・・
それなので、うまくいかなくなった人はなおさらツライでしょうね・・

実はアメリカは小さい頃からの私の憧れの国で、今でも好きな国の一つなんです(^_^)。
はっきり言って欧州人より全然好きで、日本人にも好意的だと思っています。

なので、ここでも陽気で単純なヤンキー国民の事を、「エンタープライズでなに隠してんだ位の政府」ごとひっくるめられて言われているとツライ感じがします。

少し話がハズレてしまいましたがそんなところです。

それでは。。(^_^)/
#14831
ねこ★さん、ヒロ社長さん、おはようございます。

米国の実情は厳しいようですね。日本も後を追う可能性が高いだけに人事ではない感じがします。
#14835 陸軍輸送用潜水艦(まるゆ)
ゴジラ様 Stein様 皆様こんばんは

かなり円高ドル安になってきました。他通貨でもドル安になってきていますね。欧州危機があまり騒がれなくなったのと、先日発表されたFOMC議事録などを見ても、シナリオ通りなのか、徐々にドル安に誘導している感じがしています。しかし紫金の汚水流出事故はなんなんですかね。きっとゴジラさんのブログが盛り上がって影響力を増してきているので、陰謀による嫌がらせでしょうか??。それにしても紫金は特売セール状態になっていますね。→すかさず買いをいれましたが・・・。
それから、メキシコ湾の原油流出はなんとか食い止められそうとの報道ですが真相のほどはどうなのでしょうかね。個人的妄想になってしまいますが、このメキシコ湾の原油流出事故は、グリーンニューディール政策による
米国の復活、そして今後起きるかもしれない中東有事に、なにがしら関係している気がなんとなくしています。
もちろん中東有事になれば、原油ストップで世界混乱は避けられず、特に日本は大打撃を被ることになってしまいます。過去旧日本海軍は輸送船団護衛、シーレーン防衛を真剣に考えていませんでした。また、せっかく確保した南方石油もタンカー不足により本土へ十分に輸送されなかった。(もし本土へ十分に輸送されていれば長期戦も可能だったかもしれない)そして海軍の無策に業を煮やした陸軍は、独自の輸送用潜水艦(まるゆ)の建造までして物資の輸送をなんとか確保しようと必死でしたね。
現在に置き換えてみれば、「有事だ」「備蓄だ」といったものが過剰反応にとられてしまいますが、将来を見越した考えがしっかりしていれば、自分を信じて行動すれば良いのではないでしょうか。私のGoldの購入も、将来の価格上昇による儲けを期待する一方、資産防衛の面もかなりありますから。
#14837
ちょっと通りすがりさん、こんばんは。

分からんね。でも悪い事というのは続くものです。重要なのは常に自分自身を見失わずに行動する事ですね。
#14838 今と昔の比較
ちょっと通りすがり様 ゴジラ様 こんばんわ。

シーレーンの防衛に関しては海軍はあまり関心を払わなかったと思います。艦隊決戦でいかに勝つか、大砲の大きさと大砲の命中力、魚雷の命中力を上げる事には必死で努力していましたが艦隊を動かす燃料を如何に確保するまでは頭が回らなかったと思います。海上護衛の組織を編成したのもかなり後ですし、
それに関しては大井篤氏の「海上護衛戦」に詳しく書いてあります。

当然に「海軍が当てにならないなら俺らでやる!」という陸軍の気持ちも分からなくはないですね。ゆえに陸軍潜水艦、陸軍空母など当てにならない分を必死で陸軍なりに補おうとしたんでしょう。

兵站を無視して戦うという傾向はどうして生まれたのか?それはやはり陸軍士官学校、陸軍大学校での教育が大きく影響していると思います。戦術や戦略で如何にして勝つか?という考えを育てるというよりも、教科書を暗記して教官の意見に合わせるという試験勉強をしてしまい、自ら考える力を育成できなかったという点に尽きると個人的には思います。

例えば地図上の1個師団であれば日本軍も米軍も同じ戦力と本気で考えていた。しかし火力は断然に違いすぎる。日本軍が1発撃てば米軍は何百発も撃ち返す。それくらい火力の差が大きかったのです。

戦術や戦略能力で言えば戦争シュミレーションゲームを楽しむ5歳児の方が陸軍大学校を卒業して恩賜の軍刀を貰った将校よりも上だと断言してもいいんじゃないでしょうか。下手な固定観念に捉われる事無く何故ならフレキシブルに物事を見れるからです。ゆえに当時の陸軍大学校の生徒は一部を除いて幼稚園児以下の戦術能力しかないという事だと思います。

一方、東大卒業して優秀な成績で省庁に入ったエリート官僚と称する人たちはどうでしょうか?日本が良くなりましたか?なっていないでしょう?時代は違いますが、今の官僚と昔の軍人は本質的に同じなのだと思います。

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