fc2ブログ

ボルカーの真の狙いは?



新金融規制案(通称ボルカールール)が発表されて金融機関に動揺が走る。なぜボルカーはこんな案を出してきたのか?これが実行されると投資銀行的行為がかなり抑制される。ヘッジファンドに投資しては駄目、エクイティファンドもいけないし、自己勘定取引もコモディティーのトレーディングも駄目となったら昔の大人しい商業銀行みたいだ。実際どういう形で纏まるのかは分からないが、なんだかグラス・スティーガル法の復活みたいな感じがする。実際、AIGを介した未決済のCDSはかなりあるんじゃないかと思うし、これから問題になる裁定取引もかなりあると見る。すべての取引を一旦チャラにでもしないと不味いということではなかろうか。こうして大銀行すべてを市場から締め出してから大掃除をする。ルールの改定である。ボルカーは重大な任務を背負っているのではないだろうか?
関連記事
スポンサーサイト



トラックバック一覧

コメント一覧

#12924 PPTの妙技?でしょうか?
ゴジラさん
こんばんは!
昨日のUSの10年債は4.23%までいったんですね!
今日はDAWを下げて3.23までさがっていますね!
しぶとい!とゆうかPPT(プランジ・プロテクション:ティーム)がうまいんでしょうか?
いつまでつずくんでしょうか?
#12925
keiさん、おはようございます。

彼らの弾薬は無限ですから永遠に続く可能性も無いことは無い。ただ、信用と言う後ろ盾がなくなると一気に崩壊する。際どい事は確かだが、壊すわけにもいかず問題を先送りして何処かでルールを変えるしかない。
#12926
ゴジラさん、皆さんこんにちは。
ボルカー氏は高齢者だからね。。。実務はともかくも、何を指示するか(されるか?)はわかりませんねぇ。。。高齢者ゆえに最後のプリンシプルを発揮したりして?

彼を担ぎ出すところがどん詰まりの米国の象徴のようにも感じますが。
#12927 さらば民主主義!
米国のみならず今の(特に)先進国は膨大な財政赤字を抱えています。人口動態もどんどん老齢化して
ますから、社会保障費を継続して削減していくなんてまず無理。
赤字削減の為にできることは以下のどちらか。
1)大幅増税、
2)"Print money"を限界まで続けて人工的に高インフレにして事実上債務を帳消しする、
ただ残念ながらどこも民主主義国家ですから(笑)、政治は最終的には大衆に迎合せざるを得ない、
FRB議長もいわば政治家のようなものですから同じこと。よって世界中どこでも取り得る選択肢は
2)のみ。インフレにするしか手はない訳です、普通に考えれば。

今の世界経済の現状が「民主主義」というシステムの限界を示していると私は思います。
BRICSの一員である中国やロシア、それに急速に発展した東南アジア諸国の多く(特にシンガポール、
マレーシアなど)は実質的に「独裁主義」国家です。一般に流布している倫理観に反して、興味深い
ことに今後経済的に更に重要な地位を占めそうな国の多くは独裁国家です(笑)。
指導部に優れたリーダーがいれば独裁主義は民主主義より遥かに機能的です。愚かな大衆の意見に
左右されることなく、長期的視野に立って物事を粛々と迅速に進めることができます。
米国の時代が終わるということ、恐らくそれは即ち民主主義の終わりを意味すると私は思います。
#12928
momoさん、abramovichさん、こんにちは。

そうです。インフレにして借金を棒引きにするしかないんです。しかし、こんなことやったら暴動になりかねない。悪者とされている大手銀行達にお仕置きをしますと言うボルカー・ルールは来るべき対策の前段階です。銀行が身動きできなくなるんですからインフレになっても銀行のせいではなくなります。非常に巧妙です。

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する