崩れ行くダウは本物か?
大きく崩れてきたダウであるが、これは本物の崩壊なのか?金融規制案発表が原因だというが、個人的には本当に実行されるのか疑わしいと思っている。内容は銀行がヘッジファンドやプライベートエクイティファンドに出資・保証することを禁じる。銀行自身の資金でリスクの高い金融商品を売買することも、おおむね禁止する。自己勘定の取引は失敗すると損失がかさむと判断したようだ。オバマ大統領は国民の銀行批判をかわすためにこの法案を出してきたのではないだろうか?すべてこの通り実行されるのではなく修正が入り結局スカスカにされる可能性もある。ダウの下落は逃げるための口実に使われているセンも否定できず、実態はどうなっているのか分からない。しかし、まだ下げる可能性は高い。金リースレートが事前に正常化してきたのはどっちに振れるのか分からなかったからか?いずれにせよ混乱の1月である。
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今週は見事にダウ連続暴落で見事にやられましたが(下がる予想はあたったが、激しさが予想を超えていた)。これは来週が米国債入札のために直前でBad Newsを流すいつものパターンです。
ただ、今回のBad Newsは刺激が強すぎた(オバマショック)のと新興国市場の株価割高感や年末からの恐怖指数の上昇もあり暴落につながったのでしょう。
米債権入札前に株安債券高にするやり方は非常に綱渡り的だと依然から感じていました。
今週は株価の暴落を防ぐための不自然なまでに大きな買いが何回もありました。
はっきりいってダウは市場原理では動いていないと感じます。
なので、本当は今週末はやりすぎたBad Newsが引き金で大暴落だったが政府がそれを防いだ、その辺りだと考えています。
来週の米国債の入札状況次第でNYも雰囲気が変わり他の相場もトレンドが決まるかもしれません。
それにしても、日本時間の真夜中から早朝で世界中の相場がきまってしまうのって、どれだけ日本が不利なのか・・・勘弁して欲しいものです。