明けましておめでとう御座います。
旧年中はお世話になりました。
BIG TOMORROWの2月号P151を見てびっくりです。
なんとAIGが3月の36円⇒8月末の4690円と半年で130倍です。
実際に買った人がいるらしい。因みに東証上場株であり、10万ならば1300万です。
ここの読者ならAIGが特別扱いされており潰れないことを知っている人は大勢いたでしょう。私もその一人ですが、実際にそれを投資行動に移せる発想力・胆力・行動力が結果に大きく影響を与える好例かと思います。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8685.T&ct=z&t=2y&にq=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
本間氏の第一商品の講演要旨によれば世界の預金は一京円あるが、メガバンクに金の保有を義務付ける方向にある。預金の1%購入で100兆円の購入が発生する。因みに金市場は約16万トン(500兆円)である。
当然金には超強気です。日本株も強気です。
私個人的には、11月に利食った資金で金現物(コイン)買い増しと北米金鉱株を買い直した。
(以下情報ソース)
12月17日(ブルームバーグ):17日付の日本経済新聞は、主要国の金融監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会が週内にも、大手銀行に対する新しい自己資本規制の骨格を公表すると報じた。普通株と内部留保の合計に最低限必要な基準を設けるほか、金融危機時などに資金繰りが切迫するのを防ぐため、現金や国債、金など換金がしやすい資産を一定程度保有することを義務付けるという。取材源は示していない。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920013&sid=avqpUJh5hYIY
(以下本間氏の新年の予想コラム)
本間宗究 相場の醍醐味
第182回 干支から見る2010年
「2009年」を振り返ると、「金価格は、史上最高値を更新した」という状況でありながら、実際には、「私の想定していたバブルからは、数カ月の遅れが生じている」とも感じている。つまり、「2009年」には、「国債価格の暴落」と、その後の「紙幣の増刷」や「大インフレ」を予想していたのだが、この点については、「6カ月程度の遅れが存在している」とも思われるのである。しかし、「世界的な国家財政」については、時間の経過とともに、加速度的に問題が膨れ上がり、現在では、「世界中の人びとが、認識を深めている」ということにも間違いはないようである。
そして、結果としては、「各国の中央銀行までもが、金を買い始めている」という状況にもなっているのだが、このことは、「2010年の混乱」を、「象徴したような出来事」とも言えるようである。つまり、「2010年」というのは、「庚寅(かのえ とら)」という暦になり、「庚」が意味することは、「世の中が更新される」ということだからである。また、「寅」が意味することは、「大人虎変(たいじんこへん)」という言葉の通りに、やはり、「世の中の状況が、大きく変化する」ということを意味しているのである。
そのために、これからの「金融システム」については、「最大限の注意を払う必要がある」ものと考えているのだが、特に、「通貨制度の崩壊」が、今後の大きなテーマになるようだ。具体的には、現在の「信用本位制」が、完全に行き詰まり、今後は、「新たな通貨制度が模索される」という状況のことだが、「基本的な流れ」としては、最初に、「国債価格の大暴落」が始まり、その後に、「世界的な紙幣の増刷」へとつながっていくことを想定している。
そして、この時には、世界的な「金(ゴールド)の奪い合い」が起きる可能性もあるようだが、気を付ける点としては、このような動きが「バブル」のことであり、最後には、「信じられないほどの価格の高騰が起きる可能性がある」ということである。そのために、今後の数カ月間は、「相当の覚悟を持って、相場に臨む必要性がある」ようだが、同時に、「今までの常識をぬぐい去る」ことも必要なようである。つまり、今後の「通貨価値の変化」に関しては、「前代未聞の規模」で起きることを考えなければならず、その時には、「既存の常識が崩壊し、同時に、まったく新たな世の中が誕生する」ということまでも考えなければいけないからだが、このことは、まだ先のことであり、当面は、「どこまで金価格が上昇するのか?」に、細心の注意を払うことが大切なようである。
20年にわたって下げ続けてきた日本株は、これから、本格的な上昇期を迎えるものと考えている。当面は、全面高の相場も期待できそうだ。
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=191370&ct=5