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ドルからの離脱

中国はここにきて外銀の元建て債券の発行を解禁した。どうも三菱東京UFJ銀行の中国法人が外資系銀行の第一号として元建て債券の発行認可を取得したらしい。外資系銀行が中国本土で元建て債券を発行できることで外資系銀行は独自に資金を調達することができ中国に進出している外資系企業に人民元を安定的に融資することが可能になる。これは外国企業がより中国で活動し易くなるのではないか。内需拡大にも結びつくように思う。ただこの背景には中国政府が人民元の国際化を進める意図があるからだと言われている。中国が企むドル一極体制からの脱却は諸刃の剣である。ドル資産を多く持つ中国のシナリオはどのようなものなのか?これまでの新興国の金融自由化の持つ意味は逆に米国支配となってしまいすべてをコントロールされてしまうことを意味していた。そのへんの対策をどうするつもりなのか?興味は尽きない。
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コメント一覧

#12163
来年はユーロからの離脱もあるかもしれません。

やはりゴールド・原油・人民元が一番でしょうか。
#12164
禅師さん、こんにちは。

結局、ドルもユーロも駄目じゃそうなるんでしょうかね。
#12165
ゴジラ様
初めてコメントいたしますいつもためになるお言葉ありがとうございます
経済も人生も輪廻転生ですね
ごまかしはきかないですね!
#12166
haruさん、こんにちは。

通貨システム自体がおかしくなっていて回復していないんだと思います。抜本的な制度改革が必要なんでしょうが、行くとこまでこのまま行くんでしょう。

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