為替の安定が不可欠だが・・・
しかし、相変わらず日本の景気も悪いようだ。外食産業にはこの不景気は響くようで値下げや食べ放題で凌ごうとしている。だが、私は来年はもっと厳しくなると思う。輸出産業もこれだけ為替が目まぐるしく動くと商売にならない。地産地消にするしか為替リスクを回避する手段がない。金融業はクリック1つで通貨変更が可能だが製造業はそうはいかない。経済の基本であるものづくり産業は身軽ではないのだ。今後さらに日本の工場が米国へとまた中国へと移転すると日本は空洞化がさらに進む。また、事業仕分けによりさらにお金の回りが悪くなる。どう考えても来年の日本の景気は今より悪くなるとしか思えない。回復するのはもう1つ次のサイクルの時か?日本はサブプライムの影響は少ないとされていたはずなのに蓋を開ければ多大なダメージを負っている。日本の弱体化には為替操作が非常に効果があることがよく分かった。円高にして国内を空洞化してしまえば良いのだ。また、金融自由化により一気に外資に侵略され主導権をも失っている。もはやいい様に操られているとしか思えない。これでは国民は浮かばれない。
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