fc2ブログ

為替の安定が不可欠だが・・・

しかし、相変わらず日本の景気も悪いようだ。外食産業にはこの不景気は響くようで値下げや食べ放題で凌ごうとしている。だが、私は来年はもっと厳しくなると思う。輸出産業もこれだけ為替が目まぐるしく動くと商売にならない。地産地消にするしか為替リスクを回避する手段がない。金融業はクリック1つで通貨変更が可能だが製造業はそうはいかない。経済の基本であるものづくり産業は身軽ではないのだ。今後さらに日本の工場が米国へとまた中国へと移転すると日本は空洞化がさらに進む。また、事業仕分けによりさらにお金の回りが悪くなる。どう考えても来年の日本の景気は今より悪くなるとしか思えない。回復するのはもう1つ次のサイクルの時か?日本はサブプライムの影響は少ないとされていたはずなのに蓋を開ければ多大なダメージを負っている。日本の弱体化には為替操作が非常に効果があることがよく分かった。円高にして国内を空洞化してしまえば良いのだ。また、金融自由化により一気に外資に侵略され主導権をも失っている。もはやいい様に操られているとしか思えない。これでは国民は浮かばれない。
関連記事
スポンサーサイト



トラックバック一覧

コメント一覧

#12120
何だか今日は下げが強烈です。
#12123
ゴジラさん、

まったく同感です・・・製造業界にいる私としては、良いものは日本で製造してある程度普及すると海外工場に移管の流れは辛いっす。 勢い技術は海外に移転しそこで現地資本の競合ができる・・・そしてそれらの製品の日本市場攻撃。 為替で右往左往。技術とられて右往左往。 製造業を守らなかった過去の政治(=国民)に大問題ありです。もちろんメーカー自身の責任が一番重いのですが・・・

そうそう・・・余談ですが日本の製造業が優秀であるとの認識が一般にあると思いますが私の経験上、日本メーカーの製品が優秀な主因はメーカー自身ではなく原料を納入する原料メーカーの高純度化の技術にあり、海外の汎用品を使いこなせないところがあります。 海外では「何でそんな原料が必要なの?オーバースペック!」というケースが多々あり足元もぐらついている様に思います。日本の原料メーカーもこの不況で少量多品種製造を嫌がっているのが現状です。これらのカスタマイズした原料供給が止まれば日本の製造業で生き残れるところは少ないのかな?って思います。 すみません長くなって・・・
#12124
どの基準をもって円高というのかの問題があるのではないですか。
バブル後の日本は例の失われた10年の時期超低金利政策を継続し、その間物価はほとんど横ばいでした。
同時期米国は約4割の物価上昇をみており、本来ならドルが減価し円高にふれるところを日米金利差の円キャリートレードで長きに渡り円は安く抑えられてきたのではないですか。

リーマンショック後日米金利差がなくり円キャリーもなくなった現在、たとえドルの信用不安がなくても円高にふれるのはごく当然の流れで、現在のレート程度では円高というよりも円安が修正されたと見るべきだと感じております。

トヨタをはじめ長きに渡る円安の時期に大儲けした時にこそ、イケイケドンドンではなく足元を固め堅実な経営をしてこなかったつけを今になって円高はけしからというのはどうでしょうね。
#12127
禅師さん、文鳥屋さん、日本海さん、こんばんは。

禅師さん、少しきつかったですね。1100ドルを下回ると若干恐怖が湧いてくるかも。

文鳥屋さん、これ以上円高が進んだらどうなるのか考えただけでも恐ろしい。

日本海さん、期間は異なりますが、円の場合は360円から90円で4倍です。これは普通じゃない。失われた10年でデフレが続いた理由の1つに円キャリーによる資金の流出により国内の流動性枯渇が起こったことも忘れてはいけません。まあ、為替に基準をつけるのは難しいと思います。日本の企業のコストカットは世界に誇れると思いますし、恐らく甘い罠に嵌ってしまったんだと思います。見事にやられたと思っています。まさに日本潰しは成功したと。

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する