偶然起こっているものはない
ドルの急騰と言い、ゴールドの調整と言い、突然の相場の変動に驚くがこの世の中偶然起こっているものは1つもないと思う。すべては起こるべくして起こっているのだろう。やはり人為的要因の存在を強く感じてしまうが、今後も恐らくそうなのだと思っている。今週のFOMCもしかりでいつもこいつが相場の転換点になることも多いのである。フィナンシャル・タイムズは金融政策のスタンスを大きく変更する可能性は低いものの、流動性供給策については若干変更する可能性があるとの見方を報じている。FRBは政策金利であるFF金利誘導目標を「長期間にわたり異例に低い水準」に維持するというスタンスを維持する可能性が高く、またFRBによる市中銀行への貸出金利である公定歩合の引き上げを決定する可能性、あるいは非伝統的な流動性供給を段階的に解除する計画についてより踏み込んだ見解を示す可能性がある言う。簡単に言うと通常の金利はそのままだけど銀行への貸出金利は引き上げて、かつ無茶苦茶な資金供給は絞り始めますよと言うこと。まあ、少しは正常な状態に戻したいということだけど、すでに供給された資金量は膨大でもう十分というわけです。これから流動性供給はちゃんと絞ってインフレ対策はしてますから問題が起こっても我々には責任はありませんと言う事です。ということは来年はどうなるの?
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ブラックロックを数回に分けて入っていきます。
さてさて、どうなるやら。