ファンドの資金流入が本格化するか？

エマージング・ポートフォリオ・ファンド・リサーチ（ＥＰＦＲ）によると、３月最終週の主な株式および債券ファンドへの資金流入は増加した。ただ第１・四半期でみると、資金流入額は２月の世界的株安を受けて前年に比べ大幅に減少した。

ＥＰＦＲによると、同週は米国、世界全体、西欧、日本以外のアジアの株式ファンドに、それぞれ１０億ドル以上が流入した。

エマージング市場の株式ファンドは２０億ドルの資金流入。１週間で資金流入となったのは２月中旬以来初めてで、年初来で２番目に堅調な週となった。ただ第１・四半期では１６億７０００万ドルの資金流出。前年同期は２３２億６０００万ドルの流入だった。

＊なるほどと思わせる数字である。去年の第一四半期は物凄い上げ方をしていたから。順調にいけば4月、5月はファンドの資金流入月間となりそうだが、イラン問題の今後の展開にも左右されるので頭には入れておこう。