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クレジットの罠

人類最大の発明の1つとされるクレジットシステム、これには大きな罠が隠されている。金本位制の時代は通貨発行量を用意に増やす事はできなかった。それは裏づけとしてのゴールドはそんなに急には増えていかないからだ。しかし、今の不換紙幣システムならいくらでも通貨を流通させる事ができる。銀行は信用創造によりマネーを発生させる事ができるが、ここでは住宅ローンを取り上げてみよう。住宅をキャッシュで買える人はほとんどいないので銀行などからお金を借りることになる。このお金は元々誰かが預金したものであるが、それを融資という形で借り受けたところで新たなマネーが発生する。これが日本中で起こると当然住宅バブルとなる。ここで問題になるのは信用創造の多発によりマネーサプライが急激に上昇することである。当然インフレになるが、将来自分が稼ぐ未来のお金を現在に出現させる事によりインフレが加速していく事になり自分で自分の首を絞めることになりかねない。インフレ率よりも賃金上昇率が上回ればよいが、日本の平均賃金は現在毎年低下している。これではローンの返済は厳しい。住宅バブルは行くところまで行くと弾けて不況に突入する。結果的に自分が発生させたマネーにより自分自身も破綻の危機に立たされることになる。つまり借り入れた時からそれ以降の社会的状況や経済的状況が一定なら良いがそうとは限らない。これを現在の米国に当てはめるとなかなかスリルがある。
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コメント一覧

#9185 需給
ゴジラ様
ということは、常に人件費が上がるよう仕事供給量>労働提供量のように人が必要な状況が続かないとヤバくなるということですね。
今の日本のように、ネットと中国人に仕事がとってかわられる世の中になってしまっていることは、インフレ下での人件費向上を実現することがとても難しい状況になっていると考えられるのですがどうなっちゃうんですかね。
やはり預金も貸し金もマイナス金利が答えなんですかねえ。
これって地球上の歴史のなかで特筆すべき状況だと思うのですが。
#9187 経済システムの問題
数寄屋橋さん、こんばんは。

昔は共働きの家庭なんてなかったでしょう。それでも食べていけたんですが、今は難しくなっています。このシステムは最終的に大半の人が経済の奴隷になってしまうシステムです。現実問題としてそんなことも知らずに必死で働いている人は多い。常に経済成長しなければならない今のシステムにこそ問題があるのです。今の社会は資本家のためのシステムであるため利益を上げ続け成長し続けなければならないと思い込まされているからです。今の経済力ならばあくせく働かなくても日本人は食べていくには困らないはずです。私達の上前を撥ねている人たちから自由を取り戻さなければいけないのです。
#9190
ゴジラさん、こんばんは。

はげしく同意です。ただ、「正しいやり方」に戻すとき、かなりの痛みを伴う可能性もあり、決意と勇気が要りますね。それでも誤ったシステムを続けて最後にクラッシュするよりましだと思いますが、社会が個人にかかってしまう痛みを分散させる合意が必要だと思います。

私のブログからリンクを張っている、闘うおじさんは、LIVEただ今リストラ進行中、と題して記事を書かれていますが、まさに痛みを受けています。

正しいやり方(ロン・ポール議員の主張のように)、新しい価値観、痛みの分散、考えれば考えるほどハードルは高そうですが、超えないといけないと思います。良い具体策が、出れば良いのですが・・・
#9192 なかなか難しいが・・・
ZAR大好きさん、おはようございます。

物凄く大変な事です。要するにお金が平等に行き渡ってないことがいけないのですが、システムの変更は経済がクラッシュする今がチャンスなんです。

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