次の一手はどうする?
今回のZAI online春山氏と広瀬氏の対談記事は非常に面白い。特に今回の内容で注目するべきは米金利に対して今後利下げするべきか?利上げするべきか?という点である。意見が分かれているが、どちらも間違いではないと思う。私は春山派で利下げを主張するけど、私はゴールド投資家なので利下げを主張するのは当然かもしれないが、そういうわけではない。
一体利下げの効果がどの程度出ているのか分かり難いが現状の景気は明らかに悪くなっている点と依然として下げ止まらない住宅価格を見るととても利上げすることなど出来ないように思う。インフレは確かに問題になりつつあるが両方を同時に対処することは不可能である。どちらを取るかの選択なのである。
そこでUBSの見方は「労働市場がかなり弱いのは明白。失業率は悪化を続けており、状況が変わる兆しはみられない。FRBは現在金利を据え置いているが、われわれは依然として次の動きは利上げではなく、利下げだとみている。失業率が上昇し続ければ、究極的にはFRBに一段の利下げを迫る圧力になると思う。]と言う。私も同様の見方をしていることになる。
一体利下げの効果がどの程度出ているのか分かり難いが現状の景気は明らかに悪くなっている点と依然として下げ止まらない住宅価格を見るととても利上げすることなど出来ないように思う。インフレは確かに問題になりつつあるが両方を同時に対処することは不可能である。どちらを取るかの選択なのである。
そこでUBSの見方は「労働市場がかなり弱いのは明白。失業率は悪化を続けており、状況が変わる兆しはみられない。FRBは現在金利を据え置いているが、われわれは依然として次の動きは利上げではなく、利下げだとみている。失業率が上昇し続ければ、究極的にはFRBに一段の利下げを迫る圧力になると思う。]と言う。私も同様の見方をしていることになる。
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原油がピークアウトした感が強いので、FEDやECB(あるいはその両方)が利下げできる環境の条件はそろっていると思います。
米の戻し減税の効果も息切れ、これからサブプライム問題が消費や雇用に影響しだすでしょうから、年内もう1回の利下げがあると思っています。WGCの豊島氏は、かねてより、11月までに再利下げを予想しています。
で、ここまでは春山セオリーなのですが、それによる悪いインフレが来年あたりから顕在化して、そこから踏み上げセオリーに突入では。そうなると金はじり高ではなく、どんどん上がっていくと期待しています。
来年は、金1500の声も出てきました。
http://www.miningweekly.com/article.php?a_id=139752
年末までに、銀は25を超えるとの予想もあるようです。
今後数年で、笑えるのは、ゴジラメタルチームだと信じています。