今年は本当にドルが強かった。利上げが停止し、来年利下げがあるようだとドル安に転換するのは当然だが、BRICKS等のドル離れからのドル需要の減少は今後大きく影響してくる。西側以外の国々が金準備を増やしているのはドル下落、金高騰を想定していると思われる。来年は上昇の仕方が変わるのではないかと思っている。
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チャーリー・マンガー氏死去

米バークシャーの副会長であり、ウォーレン・バフェット氏の右腕と呼ばれていた著名投資家チャーリー・マンガー氏が死去された。99歳であった。私の好きな投資家の一人であっただけに非常に残念である。ご冥福をお祈りしたい。
4回目のチャレンジ
ゴールド、最高値へのチャレンジは4回目か。現在、2015ドル前後で取引されているが、2100ドルを超えていくと急激な上昇が起こる可能性がある。果たして推進力不足の中で突き抜けることは出来るか?4回目のチャレンジは成功するか?
台湾総統選挙はどうなる?
台湾総統選は蔡英文政権の下で亀裂が深まった対中関係を修復し、有事リスクを後退させる可能性がある。しかし対中融和を掲げる最大野党・国民党と野党第2党・民衆党が候補一本化の調整に失敗したことから、先行きは不透明となった。総統選は与党・民進党の頼清徳副総統、国民党の侯友宜新北市長、民衆党の柯文哲前台北市長の争いとなる。世論調査結果によると、頼氏の支持率は31.4%、侯氏31.1%、柯氏25.2%である。極めて微妙な争いである。まさか友好的な中台統一は起こるのだろうか?
先週の金価格
11月 London NY(COMEX)
20日 1968.70 1977.60
21日 2006.60 1997.70
22日 1997.55 1989.30
23日 1992.85
24日 2000.85 2002.70
*再び2000ドル回復ですが、やっぱりふらついていますね。利上げ停止観測と金利低下が効いているが、思惑が確定に変わると本格的な上昇に変わる。金ETFは1.15トン減とブレーキ。まだ、はっきりした動きにはならないか?
*金ETF残高975.66トン(11/26現在)exchange-traded gold securities
20日 1968.70 1977.60
21日 2006.60 1997.70
22日 1997.55 1989.30
23日 1992.85
24日 2000.85 2002.70
*再び2000ドル回復ですが、やっぱりふらついていますね。利上げ停止観測と金利低下が効いているが、思惑が確定に変わると本格的な上昇に変わる。金ETFは1.15トン減とブレーキ。まだ、はっきりした動きにはならないか?
*金ETF残高975.66トン(11/26現在)exchange-traded gold securities
銅の行く道はいばらの道
低迷中の銅価格だが、少し持ち直し始めている。それは供給懸念が出始めてる影響。ファースト・クアンタム・ミネラルズがパナマの鉱山の操業停止を警告したことが発端。パナマのデモ隊が鉱山への供給を妨害している。2022年のファースト・クアンタムの銅生産量は350438トンで銅の採掘業者としてはトップ10に入る。ペルーで五鉱資源が運営するラス・バンバス鉱山で起きたストライキも懸念材料となっている。国際銅研究会(ICSG)の10月4日付プレスリリースによれば46万7000トンの供給過多となることが予測されている。しかし、現実は非常に不安定な情勢で常に資源ナショナリズムやストライキ、環境問題にさらされて思うようにいかなくなっている。
奈良に来てます

今日は奈良に来てます。少し暑かったですね。観光客はそこそこ居ます。場所によっては凄いみたい。紅葉はイマイチかな。
2000ドルだが・・・
何回目だ。2000ドル。いい加減抜けてけよって感じです。やっぱり一発推進力がいるよね。事件起これって言ってるみたいで不謹慎だが、本音である。しかし、日本は明日が祝日で動けんぞ。こういう時に何か起こるんだよね。
供給量に問題があるもの
基本的に供給量をコントロール出来るものの物価はコントロールすることは出来る。そうでないもの、供給量に制限があるものである株や不動産、金属資源、化石燃料などは何か起こると数倍になることがある。つまり資産を増やすためにタイミングよく投資するに値するものである。ビットコインは入れたくないが、これもそれに値する。この中に次に上げるものが含まれている。
アップルの脱中国は可能か?
アップルの脱中国は間近だと言われている。アップルのサプライヤーの9割がインドやベトナムへ移転する打診しているらしい。これが実現すると中国の担うサプライチェーンは危機的な状況を迎える。産業の空洞化は現在の雇用状況から考えても破滅的と言える。簡単には抜けさせないのだろうけど、恐らく引き延ばすことぐらいしかできまい。根本的に経済対策は間違えている。ゼロコロナ政策もそうだが、地政学的リスクを鮮明化してしまったのは不味かった。今後の対応をどうすればよいのか難しくしてしまった。
先週の金価格
11月 London NY(COMEX)
13日 1931.15 1945.80
14日 1969.05 1962.70
15日 1958.20 1959.20
16日 1980.10 1980.80
17日 1981.05 1981.10
*金利の低下は大きかった。上げ下げを何回繰り返しているか?2000ドルを突破し、最高値更新には起爆剤が必要か?金ETFは15.28トン増と大幅な増加。これはひょっとして・・・。
*金ETF残高976.81トン(11/19現在)exchange-traded gold securities
13日 1931.15 1945.80
14日 1969.05 1962.70
15日 1958.20 1959.20
16日 1980.10 1980.80
17日 1981.05 1981.10
*金利の低下は大きかった。上げ下げを何回繰り返しているか?2000ドルを突破し、最高値更新には起爆剤が必要か?金ETFは15.28トン増と大幅な増加。これはひょっとして・・・。
*金ETF残高976.81トン(11/19現在)exchange-traded gold securities
再び2000ドルチャレンジだが・・・
ゴールドが持ち直してきている。しばらくグダグダだと思ったが予想に反して上げてきた。金利が下がってきているのが大きい。いつも丁度良いところで止まる。結局、3年ぐらいずっと同じレンジにいることになる。そろそろこのレンジにも飽きてきた。
債務問題に揺れる米国
米国の財政赤字支出は1兆7000億ドル増加し、債務は33兆ドルを超えた。脱グローバリゼーションの傾向により、各国が米ドルから多角化を迫られているため、米国の巨額債務は米ドルにも打撃を与えている。アメリカは債務の清算に直面していると言う。にもかかわらず、米国政府は世界の二酸化炭素削減目標を達成するためにグリーンエネルギーへの移行を推進し、記録的なペースで資金を費やし続けている。この債務問題は解け始める可能性がある。
米国はイスラエルで孤立する
イスラエルの容赦ない病院攻撃で凍り付く世界。間に立つ米国の立ち位置は微妙だ。イスラエルに寄りすぎると中東を敵に回すことになる。もう敵かもしれないが・・・。確実に中東はBRICKS側に居る。まさに腫物の様相を呈してきたイスラエル。味方がいない中の強硬な戦闘行為には唖然とする。どういう結末を迎えるのか、恐ろしい。
米中首脳会談
米中首脳会談、果たして上手くいくのか?軍同士の交流再開は重要。出来るのかな?台湾情勢はお互いに譲れない。人工知能(AI)に関連する半導体規制も難儀な問題だ。こっちの方が解決は難しいか?どうにも解決する気がしない。
中国の金買いは加速
中国人民銀行は大量の金の購入を行っていて、ドル中心の国際通貨システムの大幅な変更に備えていることを示している。第3四半期の中国人民銀行による金購入総額(報告済みおよび未報告)は179トンと想定されている。年初来では593トンを購入し、昨年の第1四半期から第3四半期に購入した量よりも80%増加しています。推定保有量の総数は5220トンで、公式に公表されている2192トンの2倍以上。(推定値)冷静に考えると急ぎ過ぎてると思うが、そんなに早く国際通貨システムの変更が起こるのか?である。
https://goldseek.com/article/peoples-bank-china-hurry-buy-gold-covertly-bought-593t-gold-ytd
https://goldseek.com/article/peoples-bank-china-hurry-buy-gold-covertly-bought-593t-gold-ytd
米国は日本化する?
金利高が続く米国はやがて日本化する。どういうことか?今後、米国債の発行高は増えていく。国外の買い手が減っている米国債は捌けなくなっていく。やがて日銀のようにFRBが買うしかなくなる。QTどころではなく、QE復活になっていく。金利は抑えられるが、ドル安が止まらない。株には良いか。ゴールド爆謄。商品全般に強くなる。来年のどの辺かな。
先週の金価格
11月 London NY(COMEX)
6日 1984.60 1977.50
7日 1960.70 1968.70
8日 1959.35 1949.80
9日 1957.45 1958.20
10日 1941.65 1938.70
*下げてきた1週間です。このタイミングでのショートって危ない気がするんだが、どうなんだろうね?金ETFは5.03トン増と逆方向に動いている。これは正しい。
*金ETF残高961.53トン(11/12現在)exchange-traded gold securities
6日 1984.60 1977.50
7日 1960.70 1968.70
8日 1959.35 1949.80
9日 1957.45 1958.20
10日 1941.65 1938.70
*下げてきた1週間です。このタイミングでのショートって危ない気がするんだが、どうなんだろうね?金ETFは5.03トン増と逆方向に動いている。これは正しい。
*金ETF残高961.53トン(11/12現在)exchange-traded gold securities
2000ドル抜けを潰されたゴールド
ゴールドは2000ドル抜けのチャンスを潰され下落した。少しグダグダになる可能性が出てきた。GDXの動きもそうだが、ブレイクアウトしても力強さがなくグダグダしていた。これは鉱業株全般にも言えていてフリーポートマクモランなどもブレークアウトしていてもグダグダして結局下降線を辿っている。これは銅価格の低迷も影響している。もう少しの我慢を強いられる。
インボイスで苦境に立たされる事業者
個人事業主から猛反対されていたインボイス制度がスタートしている。どうやら混乱しているらしい。今まで納めなくてよかった税金を納めなけれならない。普通に倒産増えるんじゃないかなと思うが、これ今やる必要があったのか怪しい。増税するときじゃないよな。
イスラエルは尋常ではない
イスラエルのガザ攻撃は尋常ではないレベルに達しているようだ。ハマス殲滅を徹底的に行っている。しかも手段を選んでいない。人質まで死亡しようと容赦ない攻撃に異常さを感じる。中部からの攻撃はすでに海岸線まで達しており、完全に包囲されている。もはや逃げ道はない。ガザ全住民をシナイ半島に排除する政策は冗談ではない。恐ろしい作戦だ。いったい何人死ぬのか分からない。
米株戻しているが・・・
米株の戻し方が力強い。買いたい人が多いのは分かるんだが、まだ微妙なところにいる。下降トレンドラインの下にいる以上喜んではいられない。何かのはずみでいつ下がりだすか分からない状況にかわりない。個人的にはもう一回下げるのを待った方が良いと思っている。全部吐き出した後なら買いだとは思うが・・・。
戦争はコモディティには良いと言うが・・・
戦争は株式にとっては悪いが、コモディティにとっては非常に良い。多くのアナリストはイランが中東戦争に参戦した場合、原油価格は150ドル以上に上昇する可能性があると指摘している。また、金価格が2,500ドル以上に上昇する可能性があると指摘する人もいる。他の商品もそれに応じて追随するだろう。コモディティ価格の長期チャートは、戦時中に上昇する傾向があるが、急激な景気後退や不況の時期には一般的に暴落することを示している。この辺の兼ね合いが難しい。銅価格はそれを顕著に表している。銅価格の動きを見ているとまだ確定してないことが分かる。
忘れられるウクライナ
イスラエルのガザ攻撃で世界は恐怖した。また、戦争が起こったと同時にウクライナが忘れ去られようとしている。もう、来年になると2年近くがたつ。ウクライナの支援にもほころびが出始める。足並みに食い違いが出てくる。消耗戦は誰もが辛いものである。そこへガザの現実がもう戦争は嫌だと問いかけてくる。そろそろ目を覚まさないといけない。
先週の金価格
10月 London NY(COMEX)
30日 1997.60 1995.50
31日 1996.90 1983.30
11月
1日 1986.35 1982.50
2日 1983.60 1985.10
3日 1994.45 1992.20
*売りをこなしながらこの水準。悪くないと思ってます。2000ドル以上が固定されるのではないか。あわよくば。金ETFは1.56トン増と一応はプラス。
*金ETF残高956.50トン(11/05現在)exchange-traded gold securities
30日 1997.60 1995.50
31日 1996.90 1983.30
11月
1日 1986.35 1982.50
2日 1983.60 1985.10
3日 1994.45 1992.20
*売りをこなしながらこの水準。悪くないと思ってます。2000ドル以上が固定されるのではないか。あわよくば。金ETFは1.56トン増と一応はプラス。
*金ETF残高956.50トン(11/05現在)exchange-traded gold securities
ついに米雇用が減速し始めた?
ついに米雇用が減速し始めたか。10月の非製造業総合景況指数は伸びも鈍化し始めた。いよいよ強硬利上げの負の効果が出てくるのか。まだ、始まりの方だが、急激に悪化する可能性がある。だが、GDPがまだ強い。今後、どうなるかだが、個人消費次第。そこに影響が出てくると急激な悪化が起こる。さて、どうなる?
これから始まるゴールドの上昇
どうたら米利上げはこのあたりで終わりとなりそうである。紆余曲折のゴールドであったが、本格的な上昇はこれからである。金ETF売られ続けてきたが、そろそろ終わる。金利の上限がこのあたりとなることでいよいよ転換点となると見る。中央銀行の金買いは第3四半は337トンだった。トップ3は中国、ポーランド、シンガポールである。中国の買いは強烈だった。このペースは過去最高で継続される見通しである。最高値を更新することでジャンプする可能性が出ると考える。
https://www.kitco.com/news/2023-11-02/Central-banks-bought-77-tonnes-of-gold-in-September-337-tonnes-in-Q3-WGC-s-Gopaul.html
https://www.kitco.com/news/2023-11-02/Central-banks-bought-77-tonnes-of-gold-in-September-337-tonnes-in-Q3-WGC-s-Gopaul.html
何で食っていくのか?
日本はいったい何で食っていこうと言うのか?ここまでは自動車を売った金でエネルギーを買って生きてきた。その自動車が世界的なEV推進で危ない目にあっているというのに助けようとしない国。今後、半導体が重要なことは分かっているが、完全に出遅れている。やっていけそうなのは観光ぐらいだ。それだとイタリアやスペインのような国になってしまう。家電分野は完全に捨ててしまって立ち直れない。自動車は捨てるわけにはいかない。瀬戸際に立たされていることを認識して支えるべきである。
11月で今年も終わりが近い
11月がスタートした。今年も過ぎるのが早い。イスラエル、ハマスの戦いは想定外だった。これが来年どう影響するのか。米金利はこのレベルが上限に近そうだ。米株はまだどっちに行くか分からない。ゴールドは年末までに最高値を更新すると思っている。世界景気はもう少し弱含むと見ている。中国が想定以上に悪いのが気がかりだ。米国はまだ強いけど、最後はどうなるか分からない。意外と日本はましな方か。