原油と金属資源
原油はOPECプラスいやサウジアラビアの減産が効いて上昇しているが、米国の思うようにコントロール出来ていない。これは今後の金属資源にも当てはまる。資源ナショナリズムからくる国有化やロイヤリティの上昇は将来の金属価格高騰を連想させる。金属資源の偏在性は原油以上である。しかも中国が絡んでいるだけにサプライチェーンの再構築は困難を極める。鉱山開発には探査を含めれば10~15年は軽くかかる。出遅れた時間は簡単には取り返せない。原油の様相を繰り返す気がしてならない。
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