fc2ブログ

リチウムに入力する米国

米国も徐々に金属資源に対する確保に動き始めている。今回はリチウムの記事。米エネルギー省はリチウムの開発に融資を実施する。しかし、遅きに失した感はある。すでに多くは中国の手にある。挽回は可能だろうか。特に中国は治安の悪い地域で強い。いままで誰も近づかなかった特にアフリカの辺境地などでも欧米が慌てて進出し始めている。後出しじゃんけんは通用するのか?

https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E7%B1%B3%E6%94%BF%E5%BA%9C-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E9%89%B1%E5%B1%B1%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AB%E9%81%8E%E5%8E%BB%E6%9C%80%E5%A4%A710%E5%84%84%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%9E%8D%E8%B3%87%E6%A4%9C%E8%A8%8E-%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%80%85/ar-AA1hsQHr?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=4b40a70b54c04782a01a76694af763e4&ei=18
スポンサーサイト



原油だけが強い?

原油が相変わらず強い。一強と言っても良いぐらい。普通はコモディティ全般に強くなっても良さそうだが、金属はついて行ってない。原油は産油国の減産等の影響が大きいか?ゴールドは1900ドルを割り込んでしまったが、買い時とみる。銅も下目線で在庫も積みあがってきた。このあたりが底に近いと思ってるんだが、さあどうだろう。10月は株は下目線。米政府閉鎖等が起こるようだと更に荒れる。混乱の10月が来る。

ついに155円予想まで・・・

ドル円予想がついに155円まで出てきた。震えてくるような予想だ。バンカメのドル円予想は年末が153円。来年の春がついに155円の予想。まさかここまで来ると思ってなかったが、これでガソリンはまた上がる。当然、電気もガスもみな上がる。日本の貧困率が問題になる時代がすぐそこまで来ている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-28/S1OVHRT0G1KW01?srnd=cojp-v2

恒例行事の米政府閉鎖懸念

何回聞いたか米政府の閉鎖懸念。またもやの予算案交渉困難。そのうちケガするぞ。ドルが買われて、ゴールド売られてるけど、本当は違うよね。米中心に動くとこうなるけど、中国側では買われる。金投資家はマイナー派である。出来ればゴールドのスイッチは押したくないグループが存在する。

先週の金価格

9月   London   NY(COMEX)
18日  1923.50   1933.50
19日  1934.90   1930.90
20日  1943.35   1929.80
21日  1915.00   1919.50
22日  1927.35   1924.80

*金利が高いから大きく上がる可能性は低い。現在のレベルで維持できれば良しの状態ではある。金ETFは2.88トン減と減速が続く。

*金ETF残高973.50トン(09/24現在)exchange-traded gold securities

下目線が続く米株

米株はもう少し下目線が続きそうだ。金利水準が高すぎることは厳しい。ゴールドもそうだが、こっちは売られながらも持ちこたえている。現金比率が高いことを考えると次に資金が流れ込む先はバブリー決定。今月から来月までは売られながらセクターローテーションが進むと見る。売られながらも持ちこたえている銘柄を見逃すな。

亀裂が入るウクライナ支援

ポーランドのウクライナ向け武器供与停止は大きなニュースである。ポーランドのウクライナに対する支援は手厚いものだった。今それに亀裂が入り始めた。何事にもしがみついてくるウクライナに手を焼き始めている。ウクライナの穀物輸出がポーランドの経済にまで打撃を与え始めた。支援しているのに経済に打撃まで与え始めたウクライナに切れ始めるポーランド。なりふり構わないウクライナ。衝突は当然だが、西側の国同士にも支援疲れが見えてくる。いったいいつまで金を垂れ流すのか?我慢の限界は近づいている。この冬の気温が低いときは破滅の足音が聞こえる。

この冬のエネルギー価格は

円安のあらしでこの冬の日本のエネルギー価格は相当上がる。ガソリンはすでに凄いが、電気はもっと上がることが想定される。食料品の値上げラッシュも終わらないことが確定しそうだ。日本人の購買力は削られる。円安対策の必要性が高まっている。個人的には140円ぐらいが限界と思っている。もう通り越しているけど。

148円まで来た

円安かなり来てます。個人的な株価的にはそんなに変化はないんだが、円安の恩恵が半端ない。資産レベルとしては過去最高水準。円安で儲かってもそんなに嬉しくないという現実。それが株式投資家なのか。FOMCと日銀会合を前にじりじり動いていた。この後さらに動くのだろうか?150円?米国の平均年収は1100万円。約半分の550万円以下は貧困層に分類される。日本の平均所得は440万円ぐらいだったかな。このルールを当てはめると日本人の半分以上は貧困層になる。背景が違うからそうはならないけど、円安の影響は大きい。ドル円が80円なら妥当な感じにはなる。為替の位置づけは重要だ。

原油と金属資源

原油はOPECプラスいやサウジアラビアの減産が効いて上昇しているが、米国の思うようにコントロール出来ていない。これは今後の金属資源にも当てはまる。資源ナショナリズムからくる国有化やロイヤリティの上昇は将来の金属価格高騰を連想させる。金属資源の偏在性は原油以上である。しかも中国が絡んでいるだけにサプライチェーンの再構築は困難を極める。鉱山開発には探査を含めれば10~15年は軽くかかる。出遅れた時間は簡単には取り返せない。原油の様相を繰り返す気がしてならない。

全米自動車労組のストライキ

現在も続いている全米自動車労組(UAW)とビッグスリー(GM、フォード、ステランティス)の賃上げ抗争はストライキに突入した。内容が過激で日本ではありえないが、4年で20%の賃上げや生活費手当など物価の上昇が生活に与えてる影響が大きいことを示している。だが、すべてを飲んでしまったら将来的にビッグスリーはやっていけないのではないだろうか。後ろから迫るテスラは不気味である。EV車の採算性やインフラの整備の費用はまだかなりかかる。従業員が重荷になり始めている。やはりインフレが邪魔である。しかし、原油の再上昇を見るにインフレ率が現在の状態で高止まりする可能性が出てきた。今回のストライキ自体がビッグスリーの体力をも奪っていく。ビッグスリーは再度の破綻に向かう可能性が出ている。

先週の金価格

9月   London   NY(COMEX)
11日  1924.95   1921.80
12日  1908.55   1912.80
13日  1913.80   1907.90
14日  1901.75   1910.60
15日  1927.70   1924.10

*金利の高止まり感が強い中の押され感が出ている。あと1回はあるとの見方。良くしのいでいるとも言える。金ETFは6.38トン減と下り坂に戻る。落ち着きがない。

*金ETF残高976.38トン(09/17現在)exchange-traded gold securities

ついに米個人消費が息切れするか?

ついにコロナ預金が底をつき米個人消費が息切れする時が来るのか?今日はそんなニュースが流れている。今年、第4四半期からその兆候が出てくるという。ここまでソフトランディングに期待が高まっていたが、一転する可能性が出ている。クレジットカードや自動車ローンの延滞率が上昇しつつあるのも黄色信号。学生ローンの返済再開もネガティブ要因だ。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-11/S0SQWXT0AFB401?srnd=cojp-v2

米国もロイヤリティを取る

米国もゴールドや銅などの鉱山会社に対しての8%程度のロイヤリティを取る方向で検討し始めた。最もこの法案、共和党は反対しそうだと言う。まだ、ゴールドも銅も本格的な上昇は始まっていないのだが、チリやペルーなどの南米がロイヤリティの引き上げを始めたことも大きいかもしれない。ナショナリズムの台頭も影響してると思われるが、むしろロイヤリティはない方が国内の競争力の維持には有利なはずなんだが。

https://www.kitco.com/news/2023-09-13/New-Biden-mining-overhaul-could-impose-8-royalties-on-gold-copper-miners.html

原油の乱で世界は変わるか?

サウジの原油の減産は効いている。原油価格はするすると上がってきた。8月の米CPI予想は先月よりも高い。原油の影響は大きいと見る。気が付けば米国の味方は減っていることに気が付く。株式市場のつまづきは金利の長期高止まりを示唆している。原油の乱で相場は転換する可能性を起こしている。もちろん、悪い方に。ゴールドは逆風に耐えきると見る。

AIによって奪われる仕事

2030年までに雇用全体の60%がAIによって仕事が奪われるという試算。ちょっと早すぎる。そんなに減る実感はないが、私の周りでも怪しく思われる事例はよくある。あらゆる分野でAIが侵入してきている。まだ不十分なChatGPTも数年たてば完成度はかなり上がるだろう。私はとうに引退しているが、若い人にとっては重大な問題である。

https://www.mag2.com/p/money/1357659

マイナス金利解除?

今日の円は強かったな。日銀のマイナス金利解除観測で為替は揺れた。円安対策にはなるけど、急いでるのかな?いつかは正常な状態にするとしてもタイミングは重要。せっかくインバウンドで一息付けそうだというのにもう少し待っても良いようには思う。来年の半ばぐらいまで。YCCの変動幅拡大で固定金利は上がり始めた。マイナス金利解除で変動も動き出してしまう。これで日本の住宅価格はピークを打つことになる。現在、変動金利で住宅ローンを借りている人はどうするのか考えるポイントに差し掛かる。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-10/S0SFTOT0AFB401?srnd=cojp-v2

先週の金価格

9月   London   NY(COMEX)
4日   1937.20   
5日   1926.10   1925.60
6日   1922.05   1916.40
7日   1918.35   1919.30
8日   1927.80   1918.70

*押されてはいるがよく頑張っている。金価格は金利の動きで概ね説明がつくと言っている人は多かったが、現在は例外的に異なる動きをしている。要するに説明できない領域で動いているわけで売るひとは売っているが、新しく買っている勢力がいることを示す。金ETFは3.71トン減と芳しくない。

*金ETF残高982.76トン(09/10現在)exchange-traded gold securities

消去法で日本

欧米のインフレは恐ろしく進んでおり、物価は極めて高い。ちょっとした食事でもびっくりするぐらい高い。日本も値上げラッシュとか言っているが、まだかわいいと思える。格差社会の拡大とともに治安も極度に悪化していて、万引きが当たり前の社会構造は異常とも思える。その点、日本はまだましで、治安は悪くなっているとは言っても格段良い方に属する。生活も厳しさが増しているとは言え、路上生活者の数ははるかに少なく、良い方になる。とは言え無対策では悪化の一方で安心できる状況ではない。現時点では消去法的に日本が一番ましと言える。

香港記録的豪雨で株式市場取引停止

本日の香港市場は豪雨で取引停止。しかし、凄い豪雨だったようだ。台風でもよく取引停止になるが、最近は特に多い。日本の自然災害も酷いが中国のそれも桁外れだ。本当に大丈夫かというレベル。

https://jp.reuters.com/world/china/VEBSVDW465PWVDG5COXTKDFHFE-2023-09-08/

iPhone使用禁止令

中国がiPhone使用禁止を始めている。どこまで広がるのか分からないが、中国はスマホ用の半導体の開発に成功したことが大きいか?ファーウェイのお返しと言えばお返しだ。ますます分断が広がる。iPhoneをファーウェイにすべて置き換えることが出来るのか?ハイテクをどこまで中国国内で置き換えられるのか?思ったよりも対応が早いような気がする。思ったよりも盗まれているのか?

EV化でも劣勢の欧州

日本車排除で優位性を得る作戦だった欧州自動車メーカーの脱炭素EV化路線は伏兵テスラと中国の登場により計算が狂い始めている。こんなはずじゃなかったのにとの声が聞こえてくる。このままではガソリン車時代の現在よりもシェアを失う。思いのほか中国車の台頭は目覚ましい。しかし、欧州も合成燃料騒動が起こったり、現実的でない現在のスケジュールに悲鳴を上げ始めている。10年後にEV車はどの程度普及しているのだろうか?

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-05/S0I6QGT0AFB401?srnd=cojp-v2

中国製の半導体

米国の半導体規制により最先端の半導体が手に入らなくなった中国。困った中国は自製で半導体を作っているとみられていたが、ファーウェイの最新スマホの中身が中国製の最先端7ナノ半導体であるらしい。もう出来ていたのか。問題は性能が基準に達しているのかと信頼性が確保されているのか。また、量産が可能なのか。いろいろ課題はあるが、そこに莫大な市場があるのは間違いない。どこまでやれるのかが試されるところだ。

先週の金価格

8月   London   NY(COMEX)
28日          1919.60
29日  1930.00   1937.20
30日  1947.55   1942.00
31日  1942.30   1939.60
9月
1日   1940.55   1939.60

*安定してきてます。悪くはないけど、抜けてく感じはない。金ETFはなんと6.93トン増と増えてる。これが本物かどうか確認が必要。

*金ETF残高986.47トン(09/03現在)exchange-traded gold securities

ホワイトゴールドが来る?

最近、盛んにホワイトゴールド(リチウム)を押す記事を見かける。いろいろ問題はあるものの自動車のEV化プロジェクトは進行中だ。去年の暮れにリチウム価格は暴落していた。この時は作り過ぎと言われていたが、現在は落ち着いているのかな。リチウムはLMEなどで取引されているわけではないので実体価格が分かりにくい。要するに企業間取引でやり取りがされている。リチウムは来年の目玉になるかもしれない。

日本の復活はあるのか?

日本の株価に勢いが出ているのは偶然なのか?それとも本物なのか?難しい問題だが、バフェットが日本株を物色し始めたのは偶然ではないだろう。TSMCの工場が熊本に来たのも米国の意向があったからだと言われている。日本は半導体からは遠ざかっていたが、半導体製造装置やそれに伴うものは全てがそろっている。今後は最先端分野は日本を中心に回っていく可能性がある。日本から中国に向けての半導体製造装置の輸出はかなり大きかった。これを止められたら中国は半導体を作れなくなる。死活問題だ。中国の処理水問題でのいちゃもんは危機感の表れである。日本を敵にしたら中国は生き残れない。