YCC軟化で一瞬円高に振れたが、もう円安化してきた。一瞬しか止まらんのか?これ、このまま円安に振れてくとやばいね。止まらん感じがしてきてしまう。少しヒヤッとするで。
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先週の金価格
7月 London NY(COMEX)
24日 1960.00 1954.10
25日 1958.70 1964.50
26日 1966.30 1971.70
27日 1945.35 1946.80
28日 1954.25 1959.40
*FOMC終わったが、ある意味落ち着いている。この夏、大きな動きにはならないか?金ETFは5.76トン減と減速。前途多難か?
*金ETF残高1011.96トン(07/30現在)exchange-traded gold securities
24日 1960.00 1954.10
25日 1958.70 1964.50
26日 1966.30 1971.70
27日 1945.35 1946.80
28日 1954.25 1959.40
*FOMC終わったが、ある意味落ち着いている。この夏、大きな動きにはならないか?金ETFは5.76トン減と減速。前途多難か?
*金ETF残高1011.96トン(07/30現在)exchange-traded gold securities
恐怖のインフレ抑制法
インフレ抑制法が動き始める。厄介な法律である。半導体もそうだが、EV車なんかも西側諸国内で調達した素材や部品から構成されていなければならない。そうでなければ補助金が得られないし、工場進出はできない。すべての企業を巻き込み米国界隈に投資を呼び込む。ほとんどの自動車会社は米国と中国に工場を持っているが、サプライチェーンを完全に分離しなければならない。ここで問題になるのは中国の素材に対する輸出規制。これが進むと手に入りにくい素材が出てくる可能性がある。もちろん、これはインフレ抑制法に対する報復であり、妨害行為である。どっちもどっちだ。いい加減にせいよ。
日銀YCC軟化
日銀がYCCを軟化させた。1%まで許容する。いつかはやることなんだが、今やって良いのか悪いのか難しい。長期金利は上昇、円も上昇。日本株には悪い。やっぱりもうちょっと待っても良かったかな。米利上げ終了まで、いや来年ぐらいまで辛抱した方が良かったか?タイミングは難しい。
サプライズなしで・・・
FOMCほどなく終了。サプライズもなし。だが、利上げ終わりかどうかは不明。もう1回あるのかな。もう、どっちでもよくなってきた。利下げは来年までないと言っているが、そんなこと言って良いのか?景気の急減速もあり得る。年内利下げが起こったらパニくるな。そういうこともないことはない。指標次第だから。
FOMC待ちの静けさ
FOMC待ちである。今回で利上げ停止かどうかで割れる。個人的にはこのまま様子見を続けるべきと思っている。コロナ預金が底をつけば消費が急激に落ちる可能性があるからだ。調子に乗って利上げを続けると怖い。そろそろ冷静に足元を見るべきじゃなかろうか?
サプライチェーンの再構築は難しい
中国に進出している企業は苦心している。ゼロコロナによるロックダウンには手を焼いた。中国国内だけにとどまらず自国内にまでサプライチェーン寸断の影響は続いた。そこに来て米中デカップリングによる半導体規制が余計だ。さらにサプライチェーンは寸断されて回復が見えない。各社は中国以外のルートを模索し始めた。しかし、すべての部品を中国以外で調達するのは困難を極める。ある程度はできても100%は厳しいことに気が付き始めた。インテル、クアルコム、エヌビディアがバイデンとぶつかり始めた。各社の中国の売り上げは大きいからである。すべてを失うわけにはいかなくなっている。この結末はどうなるのか?
先週の金価格
7月 London NY(COMEX)
17日 1949.60 1954.50
18日 1975.00 1977.70
19日 1975.35 1976.50
20日 1976.10 1969.00
21日 1960.60 1969.90
*まあまあ、堅実には動いてるかな。金利が落ち着いてきたのが大きいのかドル安が良かったのか。少し切り返してきてるけど。しかし、インフレヘッジとしてのゴールドがあまり効いてこなかったのは7不思議の一つと言って良い。金ETFは4.34トン増と反転したか?
*金ETF残高1017.72トン(07/23現在)exchange-traded gold securities
17日 1949.60 1954.50
18日 1975.00 1977.70
19日 1975.35 1976.50
20日 1976.10 1969.00
21日 1960.60 1969.90
*まあまあ、堅実には動いてるかな。金利が落ち着いてきたのが大きいのかドル安が良かったのか。少し切り返してきてるけど。しかし、インフレヘッジとしてのゴールドがあまり効いてこなかったのは7不思議の一つと言って良い。金ETFは4.34トン増と反転したか?
*金ETF残高1017.72トン(07/23現在)exchange-traded gold securities
コロナ預金がなくなる
米国はコロナ突入後に金をばらまいて対処した。しかも途方もない量をばらまいたので民間の貯蓄はまだ底をついてないらしい。それがこの秋には底をつくと言われている。その結果、米国は景気後退入りするとの予測がある。あれだけの強硬利上げをしたにも関わらず景気が強い理由はコロナ貯蓄が残っているからだという。これが底をつくと急激に消費が減少して景気後退がやってくる。利下げへの転換はゴールドを発射させる。
再びの円安に
為替ってのは動くときは唐突に動く。私には向いてないな。これ、どこまで行くのか?円安は収益が上がるんだけど、もうこの辺で良いと思っている。さすがに物価上がるよね。このあたりで止めないとヤバい気がします。YCCは修正しないと言ってはいけなかったか?安心させてしまった感がある。もう少し円安が進みそうだ。
気がつけばそこにゴールドが
知らないうちにするすると上げてきていたゴールド。こういう地味な展開は悪くない。金利が落ちてきているのが大きいんだろうなとは思うんだけど、違う要因だったらもっと面白いかもしれない。今後の中央銀行の金買いはさらに増えると考えているからだ。中央銀行によるゴールドラッシュは始まったばかりである。
企業向けAIツールが30ドル?
マイクロソフトが提供する企業向けAIツールが30ドルだとか。えっ、安くねぇ。これヤバくねぇ。普及しそうだわ。しかし、AIブームって巨大な企業がさらに強くなるって言ってるけど、その通りになりそうで怖い。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-18/RY023TDWLU6801?srnd=cojp-v2
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-18/RY023TDWLU6801?srnd=cojp-v2
AIによって無くなる仕事
AIによって無くなる仕事は計り知れない。現在、起こっているハリウッド俳優組合のストも例外ではない。今、急速にIT化がなされている職業はすべて置き換わる可能性がある。けっして他人ごとではないのである。身近なところで言うとファミレスなんかも注文がタブレット化されたり、ロボットが配膳に使われていたりする。本のEC化率(約43%)が進み町の本屋さんは徐々に減ってきている。電化製品のEC化率は約37%。家電量販店は厳しい。これはAIと言うよりはIT化だが、AI化によりさらに加速してしまう。AI化は営業系にも影響してくる。証券会社のサイトはネット化が進み質問はチャットで答えるようになっている。人のやる仕事が減っていく。頭を使うしかないぞ。
暑かった3連休
この3日間じつに暑かった。今回は遠出せずに大人しくしていた。現在、家のリフォーム中でゴタゴタしている。外壁塗装と屋根の補修工事をやろうとしている。屋根は雨漏りが発覚した。結構、高くつく。現金はあまり使いたくはないんだが、いたしかたがない。家も29年経つと経年劣化が激しいことが分かった。やれやれだ。
先週の金価格
7月 London NY(COMEX)
10日 1922.80 1925.10
11日 1933.95 1932.20
12日 1953.30 1957.30
13日 1958.05 1960.00
14日 1953.70 1954.30
*ドル安、金利低下を反映した分だけ反発してます。もう一声だな。金ETFは0.61トン減と微減。何とも言えません。反応が微妙です。
*金ETF残高1013.38トン(07/16現在)exchange-traded gold securities
10日 1922.80 1925.10
11日 1933.95 1932.20
12日 1953.30 1957.30
13日 1958.05 1960.00
14日 1953.70 1954.30
*ドル安、金利低下を反映した分だけ反発してます。もう一声だな。金ETFは0.61トン減と微減。何とも言えません。反応が微妙です。
*金ETF残高1013.38トン(07/16現在)exchange-traded gold securities
BRICS新通貨の是非
BRICS新通貨の登場は物議を醸しだしている。思った以上にドル依存が嫌な国が多いと言うこと。しかし、果たしてこの通貨が機能するのかどうかは不透明である。ブレトンウッズ体制でのドルは金本位制を放棄した。結局、貿易収支の修正をゴールドで補うには無理があった。現在は米国債で補っている。米国債には信用がある。米国には巨大な経済力と金融力、軍事力がある。そのお陰で赤字を垂れ流しても通貨発行を続けていられる。他の国ではこれは成立しない。それを金本位制で成立させるのは極めて困難なことである。どういうシステム構造の通貨体制にするのかは極めて重要だ。恐らく我々が思っていたものとはかなり違うものだと思う。
テスラを見て思う
最近、テスラをよく見かけるようになった。地方都市とはいえ、そんなに充電器があるのかなと思ってしまう。電気自動車を持つとしたら充電器の位置をすべて把握しないといけない。長距離を走るときはなおさらだ。他にも気を付けなければいけないことあるだろうし、個人的には不便な電気自動車は嫌いである。いったいどういう人が買っているんだろう?しかし、一昔前はアメ車なんて粗悪品と思っていたが、テスラは確かによく出来ている。普通のガソリン車でもシボレー・コルベットなんて良いなぁと思っている。フェラーリはちょっと高いけどコルベットなら買えるかなと思うし、見た目も遜色ない。これなら十分スーパーカーと言える。と言うことで米国製品、意外と良くなっている。
順調にインフレは下がっているのか?
米CPI、結構鈍化してきているようには見える。金利下げてきたね。ドル円の動きが激しい。凄いね。138円台まで来てる。でも利上げはまだあると思ってる。ドルが下げた分はゴールドは上がってる。ここはきちっとしてる。米株よりも日本株や中国株の方が動きが良い。分散の動きがある。そういう流れなのかね。インフレがこのまま本当に収まるのかはまだ判断が難しい。コモディティ大人しいけどね。景気が減速していくと思ってるからだ。利上げと景気のバランスを判断するのが実に難しいのだ。
金本位制は困難なシステムである
BRICS通貨の次の動きは金本位制だとか。言うのは簡単だが、実行するのは難しい。共通通貨というのはユーロを見ればわかるように各国の財政状況や経済状況は異なるため歪な状態となってしまう。また、金本位制の場合、どこの国がどれだけのゴールドを拠出するのかも大きな問題。中国が最も多くのゴールドを持っているが、各国が共通の立ち位置にならなければ分裂の危険性は高い。極めて難しいシステム。どうする中国!
https://www.kitco.com/news/2023-07-10/BRICS-next-move-A-return-to-a-gold-standard.html
https://www.kitco.com/news/2023-07-10/BRICS-next-move-A-return-to-a-gold-standard.html
BRICS新通貨は・・・
新BRICS通貨はゴールドに裏打ちされたものになる言う。脱ドル戦略だから裏側のゴールドに連動させるのは正しいと言えば正しい。純粋な金本位制なのかどうかも分からないが、金相場に反応がないのが気に入らない。急にこの手の話が増えてきたのは、米国政府の米ドルの武器化に他する嫌悪感の強さからきている。すでに一部は人民元でも取引されているが、人民元にも問題があり過ぎるため共通新通貨に移行するのだろう。ゴールドをリンクさせるとしてどういう形態をとるのかは興味深い。また、どの程度の国が参加するのかも大きな問題になる。産油国はそっくりこちら側に入りそうだというし、アセアン諸国までが入ってくると大変なことだ。
https://www.kitco.com/news/2023-07-07/Russia-confirms-BRICS-will-create-a-gold-backed-currency.html
https://www.kitco.com/news/2023-07-07/Russia-confirms-BRICS-will-create-a-gold-backed-currency.html
先週の金価格
7月 London NY(COMEX)
3日 1928.75 1921.70
4日 1927.75
5日 1924.65 1915.10
6日 1908.80 1910.80
7日 1922.30 1924.40
*NY時間に下げることが多い。最後に戻す展開。こうして見ると攻守展開が著しい。金ETFは8.18トン減と減少が止まらない。う~ん、まだまだか?
*金ETF残高1013.99トン(07/09現在)exchange-traded gold securities
3日 1928.75 1921.70
4日 1927.75
5日 1924.65 1915.10
6日 1908.80 1910.80
7日 1922.30 1924.40
*NY時間に下げることが多い。最後に戻す展開。こうして見ると攻守展開が著しい。金ETFは8.18トン減と減少が止まらない。う~ん、まだまだか?
*金ETF残高1013.99トン(07/09現在)exchange-traded gold securities
粘り腰のゴールド
何度か落ちかけてるが、踏みとどまってるゴールド。持ちこたえてるね。1900ドル割るとセンチメントはかなり悪化するが、大丈夫そうにも見える。ここは乗り越えてほしいね。変わって銅だが、実は需給はひっ迫している。本来なら上がってもよさそうなものだが、中国の景気がイマイチなのが、足を引っ張って上がれない状態。要するに思惑で上がらないでいる。何ともかゆいところに手が届かない。
イエレンは何をしに中国へ
イエレンは何をしに中国へ行ったのか?この時期に財務長官がわざわざ出向いていくなんてどういう風の吹き回しか?何らかの交渉のためであることは間違いない。交渉するってことは仲たがいするつもりはないと言うことか?デカップリングではなく多様化だとか言っている。物は言い様だな。個人的には金融制裁が最も怖いことだが、この感じだとそれはないと言うことか。米国はこれからも大量の米国債を発行しなければならない。ただでさえ金利は上がっている。今の状況で米国債をたたき売られると危機的状況に陥る可能性がある。恐らく米国債を売るなと言うと思う。その代わりの交換条件は何か?半導体制裁を解除しろか?台湾に口を挟むなか?これは表には出てこないだろう。
中国のEV価格競争が終わる?
中国ではEV車の激烈な値下げ合戦が繰り広げられていた。ただでさえ過剰生産気味だったし、在庫をはかせるために猛烈な値引きをする。もう行くとこまで行くしかなような感じだったと思う。それが打ち止めになるようだ。ただ、値下げして売らないと回っていかないメーカーは脱落が決定する。いよいよEVメーカーの淘汰が中国で始まるか?
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-06/RXCYHDT1UM0W01?srnd=cojp-v2
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-06/RXCYHDT1UM0W01?srnd=cojp-v2
中国の金属輸出規制
中国のガリウム、ゲルマニウムの輸出規制は中国の孤立化を助長する。以前のレアアース輸出規制に似ているが、その後レアアースの代替えが進み不発に終わった。今回も影響は欧米よりも日本の方が被害甚大である。しかし、日米は良いとしても欧州まで敵に回すのはどうかと思う。そろそろ目を覚ませ。
持ち直してきたゴールド
ドル建てゴールド、持ち直してきましたかね。ここは地味に反発してくる感じがベストだと思います。円建てゴールドは底堅いですね。ドル円がこの状況だからな。介入のリスクがなければ突き抜けそうなんだけど、そこが惜しい。でも、グラム10000円を越えるには何か必要か?さすがにここで買うには勇気がいる。
EVは万能ではない
脱炭素に向かって進んでいる自動車のEV化。個人的には電気自動車は嫌いである。ガソリン車と比べれば明らかに実用的ではないし、エコとも言えない。特に火力発電で作られる電気を使ったEVは脱炭素には逆行している。しかも値段が高いとなるとメリットはない。フォルクスワーゲンはEV車の生産調整をし始めた。思ったほど販売が伸びなくなりつつあるらしい。要するにクルマはユーザーが選ぶものであり、ガソリン車の方が魅力があると思えばEV車は選ばれないわけだ。今後の展開は暗雲が垂れ込めている。EVにブレーキがかかる可能性が出てきた。
先週の金価格
6月 London NY(COMEX)
26日 1922.90 1922.80
27日 1918.90 1913.70
28日 1908.40 1907.40
29日 1899.60 1908.10
30日 1912.25 1919.80
*じわじわ下げてこのレベル。そろそろ終わるかなとは思っている。金ETFは5.51トン減とまだ減ってる。もうちょい我慢か?
*金ETF残高1022.17トン(07/02現在)exchange-traded gold securities
26日 1922.90 1922.80
27日 1918.90 1913.70
28日 1908.40 1907.40
29日 1899.60 1908.10
30日 1912.25 1919.80
*じわじわ下げてこのレベル。そろそろ終わるかなとは思っている。金ETFは5.51トン減とまだ減ってる。もうちょい我慢か?
*金ETF残高1022.17トン(07/02現在)exchange-traded gold securities
ここまでの状況は・・・
今年も後半戦だが、どうする?基本姿勢に変更はない。個人的な状況だが、これまでのピークは4月であった。そこから20%程度株価は下げている状態。銅価格の下げの影響が大きい。銅価格が反転すれば株価は回復するだろう。上海銅価格のプレミアムが下げており需要がイマイチの様子。回復にいくらかかかる可能性があるのが難点。ゴールドよりも収益の半分以上が銅に代わってしまったため致し方がない。円安でいくらか相殺されているのが救いだ。