fc2ブログ

半年が終わる

あっという間だが、今年も半年が過ぎようとしている。個人的にここまでは前半の方が良かった。ゼロコロナ解除により中国の景気回復が世界経済をけん引すると思われていた。ところが一向に経済は立ち上がって来ない。影響はコモディティ全般に表れており、原油、金属系ともに冴えない。米国は利上げによる景気減速とのシーソーゲームでインフレとの戦いが続く。最終的な利上げと維持期間の長さで株価に圧力がかかる。思ったり四方景気は強く、オーバーキルになる可能性が怖い。その結果、資金が日本株や、インド株に流れる展開。しかし、この両者はメインデッシュではない。
スポンサーサイト



半導体戦争の影響は

エヌビディアの株価が下げている。米国の中国に対する半導体規制が強化されそうだ。去年も似たようなことでエヌビディアは下げに見舞われていた。今回はどの程度の影響になるのか?買いたい人にとってはチャンスだと思うが、影響の程度が見えていない。AIにかかわるものはより厳しくなる可能性は高い。最先端技術は簡単には渡さないという明確な意思表示である。お人好しの日本人とはかなり違う。

燻る銅価格

ゴールド、だいぶ押してきてしまった。この調子だと1900ドル割れそうなレベル。それともう一つ、銅価格が冴えない。こいつも先々の景気後退や中国の失速状況を痛いほど反映している。そいつを乗り越えるとEVや再生可能エネルギー分野での爆発的需要増大が待っているのだが、目先は厳しい。出来れば中国の大型景気刺激策が必要だ。ゴールドも追加利上げが重たいがそいつを乗り越えれば反転が待っている。夜明け前が最も暗いの格言通りになるか?

まともな国がない中で

内乱の危機を迎えたロシアは酷いことになってきた。中国もこのままでは景気が酷い。米国もこのままだと景気後退リスクが高まっている。欧州も減速感が著しい。これだと日本はまだましな方ということになる。インドやベトナム、インドネシアに目が行くのも分かる気がする。だが、このままだと大量の資金が行先不明のまま滞留することになる。どこへ行く?

ロシア分裂の可能性は?

ワグネルの反乱はあっという間に沈静化されたロシア。怪しい空気が流れている。ソビエト崩壊の時によく似てきたか?あの時は千載一遇のチャンスだった。あの時のどさくさに紛れて北方四島は帰ってきたかもしれない。アラスカはロシアからアメリカが買い取ったものである。崩壊している金のない国なら北方四島は買い取ることが出来る。カラフトの南半分と千島列島も買えるかもしれない。ロシア崩壊時はチャンスである。

先週の金価格

6月   London   NY(COMEX)
19日  1951.15   
20日  1930.45   1936.50
21日  1925.65   1932.60
22日  1920.05   1913.80
23日  1930.70   1920.20

*押しこまれ気味で終わってます。もう、終わったかな。金ETFは6.93トン減ってます。良くない傾向。

*金ETF残高1027.68トン(06/25現在)exchange-traded gold securities

FRBの牽制球の威力は?

FRBの牽制球の影響で米株は急ブレーキがかかっている。このままだとサマーラリーは消滅する。ゴールドにも同様の影響が出ており、どういうこっちゃ現象発生。株価的には健全と思われるが、ゴールドは付き合う必要はないように思える。自動的にプログラムに入っていると思われる。

押してきたゴールド

押し込まれてきたゴールドだが、どうなんでしょうね。あと少しあるかもしれない利上げに反応。もう織り込んだかな。まあ、そうなんだろうけど、ここで売る必要はあるのだろうか?と思ってしまう。これでピークを打ってドルは下落に転じる時が来る。円安も凄いけど、これも近いうちにピークを打つ。全部反転するポイントが近いうちに来るのにゴールドを売るってよく分らんよな。現時点において円建て金価格最強論が良くわかる気がする。

定年が近づく世代

先週は法事があって和歌山に行っていたが、世代的にはこれから定年を迎える人が多い。今では65歳まで働く人が多いが、私の場合は60歳定年でそれ以後は再雇用という形で働くスタイルだ。再雇用を求めなければそのまま退職となる。いろいろ聞いていくと60歳で引退する人はほとんどいなくてできるだけ働きたいという人が多い。正直、年金だけで食っていくことは簡単ではなく働かないといけないケースが多い。2000万円問題が取りざたされた時があったが、あれは間違いではなく本当である。老後に対する備えは若いころからやってないと人生は詰んでしまう。途中で無理ゲーにならないようにしなければいけない難しいゲームをやらされているのが現実でそれを最初から理解できているかどうかでクリア出来るかどうかが決まってしまう恐ろしいゲームである。

ブリンケン中国訪問でどうなる?

ブリンケン国務長官の中国訪問は大きな意味がある。今後、分断は拡大するのか?それとも間口が広がるのか?そこが重大問題である。事前にイーロンマスクやビルゲイツなどのアピールはあったが、どうなるのかは分からない。それは米中間には大きな隔たりがあるわけで簡単にその溝が埋まるものではない。さするにブリンケンの目的は何なのか?米国は強硬利上げによって景気後退を迎えようとしている。中国との関係は対立するもののそうでない部分に関しては経済を回すことはできないかの探りを入れに来ているのではないか?つまり中国との分断を最小限にとどめることで米景気後退を最小限にしようと考えているのではないか?それはすべて政権維持のためである。

円安加速の予感

ここでドル円が140円を突破したのを見ると円安が加速していく予感がしてくる。円建て金価格は10000円を突破することになる。ドル建てはいつブレイクするのかな?ちょっと待ち遠しいが円建てが先になるのは間違いなさそう。

先週の金価格

6月   London   NY(COMEX)
12日  1952.90   1957.50
13日  1954.40   1943.30
14日  1955.80   1942.00
15日  1952.35   1958.00
16日  1959.75   1958.20

*こうやってみると全然動いてないように見えるけど、実際はジグザグしている。金ETFは1.65トン増と少し増えた。イマイチですね。ということで様子見は続く。

*金ETF残高1034.61トン(06/18現在)exchange-traded gold securities

1夜明けて・・・

FOMCから1夜明けて少し冷静さを取り戻したか?ゴールドは落ちた分は戻している。やっぱり強いね。株価もより慎重姿勢が表れてきた。まあ、当然かな。どうなんだろう?サマーラリーは消えたのかな?円安はまた始まった感じがする。あと気になってるのは5月24日に底打ち反転しているように見える銅価格だ。中国の景気が芳しくないせいで低迷していたが、反転したように見えている。米景気もそれほど悪化しないとみられているようで、このまま上昇トレンド継続か?

牽制に怯むゴールド

FOMC終わりました。利上げの停止は想定通りだが、追加の利上げを思いっきり示唆したためゴールドはやや怯みぎみ。ドル円も動いてる。これは円安進むかな?株価的にも少しプレッシャーになっている。これが一夜明けてどういう反応になるか?

FOMC前の静けさ

利上げ止まりそうなのにゴールドは停車時間が長い。妙に静か。日本株が異常に元気。特に景気が爆発的に良いとかそういうわけでもないのに好調過ぎるのは少し気持ちが悪い。個人的には金利は数か月は固定した方が良いとは思う。株価にはポジティブになるだろう。サマーラリーの可能性が出ている。

考えるFRB

景気指標はまだ強いのに利上げ停止を考えるFRB。FRBは今後起こるかもしれない急激な景気後退を恐れ始めている。あまりにも利上げに対する景気の反応が鈍すぎる。これだけ急激な利上げは過去に経験がないのに。米株式市場は息を吹き返しつつあるが、そこに冷や水が浴びせられる可能性はそれなりにある。だが、それはもう少し先のことか?

失速しない米経済の不思議

あれだけの急激な利上げにも関わらず米景気は失速してこない。何故だ?世界の7不思議である。日本はあっという間にバブルが崩壊して失われた20年に突入した。米国はなぜ崩壊しないのか?それは現金給付でばらまかれたマネーサプライが残っているからだと言われている。ばらまき過ぎたのだ。利上げを停止して様子を見るのは正解と思われるが、マネーサプライがコロナ前の水準まで落ちてきたら景気は急激に失速するだろう。そのポイントまで落ちて来るのにどれぐらいかかるのか?

先週の金価格

6月   London   NY(COMEX)
5日   1959.65   1961.70
6日   1957.25   1963.60
7日   1967.35   1939.60
8日   1966.40   1964.60
9日   1060.30   1960.70

*つばぜり合いはあるが、あんまり動いてない感じ。米利上げ停止を相場は織り込みつつあることを考えるともう少し上がって良いようにも見えるが、沈黙のゴールド。意外と不気味。金ETFは6.60トン減と減速。

*金ETF残高1032.96トン(06/11現在)exchange-traded gold securities

夏までは株で遊べそうだが

夏までは株で遊べそうだが、今月、米利上げが停止すればゴールドも一段階上がりそうだ。FOMCは利上げは停止するが、状況によっては利上げもあることを示唆して終わる。ある程度、予想を刷り込まれている。しかし、利上げ停止は景気への配慮も見え隠れする。ひょっとしてやり過ぎてしまったのではないか、との思惑が透けて見える。年末は波乱の展開か?

米株強気相場入り?

米株は強い相場入りだとか。えっ、て感じだが、底値から20%上昇しているから一応そういうことにはなる。しかし、まだ景気後退入りしてないのに強気相場入りってあるのかな?もう、ちょい利上げの可能性も残されているが、急に景気が腰折れすることも十分あり得る。そうなるといったん急落が起こることも想定できる。調子に乗って良いのは夏ぐらいまでか?

FOMC注目だが

次のFOMCは利上げ休止か?で注目されている。米株はこのまま行けるのかどうかで判断が分かれる。もし景気後退がひどかった場合、買い進むとやばい。しかし、景気後退が軽微であれば買い遅れる。どうしても全力買いが出来ない。ならば世界へ分散しよう。ということで国外へ出た資金が暴れている。その一部が日本買いに回っているのは大きい。最初は中国も買われていたが、思いのほか景気回復が遅れている。その為、失速してきた。内陸部の需要不足が効いている。時間がかかる可能性がある。

沖縄に来ています

10521002303.jpg

今月は沖縄本島の方に来てます。外国人、多いです。インバウンド、調子が良くなってきてるね。今回は晴れてます。良かった。

先週の金価格

5月   London   NY(COMEX)
29日          
30日  1952.45   1959.30
31日  1964.40   1962.40
6月
1日   1974.35   1977.40
2日   1963.25   1947.50

*債務上限問題が無事に解決したからか、安心感で売られてる感じです。それだけで買われてるんじゃないんだけどね。金ETFは3.67トン減で減ってます。微妙な感じだね。

*金ETF残高1039.56トン(06/04現在)exchange-traded gold securities

サラリーマンは一生働くことになる

日本人の平均貯蓄額を見て衝撃を覚える。いや、平均ではなく中央値が正しい。全体で中央値419万はヤバい。当然、年金だけでは生活は無理だから定年後も仕事をすることになる。現在のインフレが進行すると生活費にも拡大していく。実際、将来の備えをしている人は少ない。NISAやiDeCo拡充は正しいがこれから定年を迎える人には遅すぎる。感覚的に行くとサラリーマンの約9割ぐらいは一生働く運命にある。

中国の景気反転はいつ?

ゼロコロナ解除しても景気が回復してこない中国。この調子では景気減速さえ頭をよぎる。住宅部門の崩壊は防いでいるもののこのままでは復活には程遠い。5月製造業PMIは48.8とかなりの悪さ。全般にすべての指標が悪い。内需外需ともに弱い。これは回復には時間がかかる。世界経済の足を引っ張る可能性が出てきた。抜本的な対策が必要と思われる。政府の大規模な政策が必要な状態。早く動けよ。

景況感の良いインド

インドの景況感がすこぶる良い。インドは制裁に協力していない国である。西側と露中の良いとこ取りが出来る。完全にこのスタイルが勝ち組に見えてきた。対する中国は一向に良くなって来ない。ゼロコロナの解除がまだ効いてこない。中国の景気回復と共に銅価格の上昇シナリオが理想なんだが・・・。