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JPモルガンは中国に留まる

JPモルガンのジェイミー・ダイモンは中国に留まると発言。ダイモンは西側と中国のデカップリングは想定していないと言う異例のコメント。確かに米国と中国が完全に分断された場合の返り血は想像を絶する。前門の虎後門の狼状態で前にも後ろにも進めない。まあ、米国の中国に対する規制は基本ハイテクに限定されてはいる。台湾侵攻がなければロシアのような金融制裁はないだろう。だが、断定はできない。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-31/RVIBFST1UM0W01?srnd=cojp-v2
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AIバブルは本物か?

エヌビディアを筆頭としたAIバブルは本物か?この株価の暴騰を見るとドットコムバブルを思い出す。現在の米株は一部の銘柄の上昇に支えられているだけでその他は元気がない。ただ、AI化がもたらす経済規模は膨大であることは確かである。この動きが前兆であるのならこの先はしばらく続くことになる。しかし、エヌビディアのPERは高い。半値ぐらいなら買っても良いかなとは思うが・・・。

債務上限問題はクリアされた

債務上限問題はクリアされ事なきを得た。まあ、想定されていたことで歳出は抑制されているようだが、イマイチ分かりにくい。大きく変わった感じはあまりしてこない。相場の方は次のFOMCに目が向く。景気刺激が少し抑制されるわけだから、利上げは停止する方が好ましい。様子を見るのも重要な仕事である。

先週の金価格

5月   London   NY(COMEX)
22日  1970.30   1971.80
23日  1969.20   1975.70
24日  1969.65   1957.50
25日  1948.25   1941.20
26日  1947.90   1946.20

*ドル高の影響もあって押してきましたが、この辺で下げ止まりでしょうかね。金ETF0.47トン減とイマイチか。債務上限問題の解決を待つ状態。

*金ETF残高1043.23トン(05/28現在)exchange-traded gold securities

債務上限問題は佳境へ

いよいよ日程的にも債務問題は佳境に入る。その割に昨夜は株上がってるな。どうなってんねん。ちゃぶ台返しの可能性もゼロではないからポジションは取りにくいと思うんだが・・・。銅価格が上がってるのにも驚いた。銅価格はそろそろ底打ちするとは思っていた。それは上海在庫が減ってきていたから、頃合いが近いと思っていた。しかし、ここで上げるか?ドル高も進んでるね。いや~、先に動くのはリスクあるよね。度胸がないと出来ません。

エヌビディアの脅威

エヌビディアの株価が急騰している。今後、AI化による恩恵を米国は独り占めしようとしている。その恩恵を受けるだろう企業の一つがエヌビディアと思われる。AI用の半導体は高性能なものになり、エヌビディアの独壇場となりそうだ。高性能なGPUの「A100」と「H100」は中国とロシアには輸出できなくなっている。その時、株価は下げたが、そこが買い時であった。

追加利上げを織り込みに行ってるが・・・

相場は追加利上げを織り込みに行っている?景気後退もより現実的に織り込みつつあるのか?少なくとも銅価格はそういう動きになっている。この辺が勝負どころか?しかし、次のFOMCで本当に追加利上げするのか?まだ、断定できないと思う。これ以上行くと景気後退も深刻になりそうな気がしてくる。判断の難しい局面となった。どちらかにはっきりと振れれば対応も確実に決まる。

このインフレのスタートは

長引くインフレの原因はどこにあるのか?ロシアによるウクライナ侵攻が大きな原因とも思われがちだが、ベースにあるのはコロナによる現金のばらまき等の金融緩和が存在する。さらに遡るとそこには脱炭素という伏魔殿が横たわる。脱炭素に向かって動いていたことにより新規の油田の探索や開発は抑制されており、将来に対する需要の増大には対応できなくなっていた。脱炭素に必要な金属である銅、亜鉛、ニッケル、コバルト、リチウム等は争奪戦が起こっており、価格の高騰を起こしている。また、米中の分断によってそれらの資源のサプライチェーンにまで影響を及ぼしている。まとめると脱炭素に始まり、コロナによる金融緩和で増幅してウクライナ戦争で顕在化して、米中の分断でさらに悪化している状態。これを利上げだけで何とかしようとしている。無理だよな。

来年、大統領選があることを考えると・・・

来年、大統領選があることを考えると債務上限問題でゴタゴタしている場合ではない。なんとか決着はつけると思う。そして景気の腰を折ることもできない。つまり調子が悪くなれば急速利下げはあると思う。つまり株式市場も急騰する局面がどこかでやってくると思っている。同じようにゴールドも急騰する。大統領選前はなんでもありである。そう、最後のバブルの幕開けである。しかし・・・。

日経の強さには恐れ入るが

日経、まだ買われているな。久しぶりの日本の強さにうれしい反面、怖さも感じる。消去法で選ばれてる感が否めないが、日本株は割安感は確かにある。日本株にとってはこのまま米株が沈んでくれる方が好ましい形となってしまった。米利上げが停止されることと債務上限問題が解決されることが良くないことのように見えてくる。こじれればこっちにも被害はあるんだが、そういうふうに見えてしまう。中国は景気回復が芳しくないことから重苦しい雰囲気が漂う。世界を牽引する国が見当たらない状況に頭が痛い。

先週の金価格

5月   London   NY(COMEX)
15日  2015.30   2016.20
16日  2007.45   1989.10
17日  1974.40   1981.90
18日  1960.30   1957.40
19日  1961.60   1977.60

*2000ドル割り込みました。もうちょっと利上げするの?しないの?で下げたり上げたりしてます。明らかに米金融市場での動き。今後、分断が進んだ場合はどうなっていくのか?原油もなんだかんだ言って米国の思うように動いてはいる。これに不満を持つ国は多い。ゴールドがこの鎖から解き放たれるのかどうかは世界が注目している。金ETFは5.39トン増と増えてきた。さあ、どうする?

*金ETF残高1043.70トン(05/21現在)exchange-traded gold securities

サクソバンクは年内3000ドル予想

サクソバンクの金価格予想は年内3000ドル。なかなかのものだ。ここの予想でも3000ドルはかなり高い方だ。地政学的な緊張の高まりや世界規模の経済戦争はインフレを高止まりさせるという予想。本来、この状況はゴールドにとって極めて有利に働く。投資家は中央銀行がインフレ率を2%に戻すことができると信じているが、これが破壊される。ここまではFRBの政策が上手くいっているように見えるが、2%に戻すのは簡単ではない。この予想は2022年12月のものだが、このまま固定されている。

https://www.kitco.com/news/2022-12-06/Outrageous-This-is-what-gets-gold-to-3-000-in-2023-says-Saxo-Bank.html

2000ドル割れのゴールド

2000ドル割れのゴールドは何日ぶりだろうか。せっかく2000ドルが日常的になっていたのにね。債務上限問題の協議に対して前向きな発言が出るだけで売られるとは、そんなに買われてないと思うんだが・・・。まあ、2000ドルを割れると買いが入るようになってはいるから戻すとは思うが、それでも不思議なレンジだよね。器用に上に抜けないし。

市場はデフォルトを織り込んではいない

米債務上限問題は不透明だが、市場は米国のデフォルトを織り込んではいない。CDSは確かに上昇しているが、株式市場に混乱はなく、米国がデフォルトした際の避難場所と考えられるゴールドはギクシャクしている。まあ、ブロックしている可能性はあるのかもしれないが、危機発生時の急騰はない。ゴールドの動きは今後の注目ポイントではあり続けるだろう。

ニューモントの買収が決まりそう

ニューモントによるニュークレストの買収案件が決着しそうである。株価的には約30%ぐらいのプレミアムをつけることで決着しそうらしい。最も株主の承認が必要だから、まだ完全決着とは言えないが。どうも横取り買収はなさそうで面白くない。

https://www.kitco.com/news/2023-05-14/Newcrest-supports-Newmont-acquisition.html

先週の金価格

5月   London   NY(COMEX)
8日           2021.20
9日   2030.20   2034.20
10日   2037.15   2029.80
11日   2015.95   2014.60
12日   2019.90   2010.50

*上がりかけて叩かれるケースが散見される。誰が売ってんだろう。2000ドル前後での戦いが続くと思われる。金ETFは6.07トン増と継続的に増えだしましたね。

*金ETF残高1038.31トン(05/14現在)exchange-traded gold securities

債務が人質に

トランプが債務上限問題は譲るなと言っていてデフォルトも辞さない構えらしい。大騒ぎになっている。バイデンは大幅な譲歩を迫られている。大幅な歳出削減となると景気には影響する。どういう形で妥結するのか、その形態によって相場は動く。デフォルトしなくても格下げがあると言われていて相場には大きな影響がありそうだ。ゴールドには良さそうだが、銅には悪そう。ドル下落なら商品価格はその分は上昇するか。

強い景気減速懸念

どうも景気の先行きに陰りが見えてきそうと言うことで銅価格に下押し圧力がかかる。う~ん、どうも去年の秋口のような雰囲気がある。銅在庫が積みあがりだした。果たして懸念で終わるのか?それとも失速していくのか?もうしばらくしないと判明しない。そこに債務上限問題がのしかかる複雑な状況。

4月CPI通過したが・・・

米4月CPI4.9%増と5%を下回った。良さそうにも見えるが、コア指数の方が高い。高止まりにも見える微妙な感じ。市場は比較的良く受け入れたようで落ち着いてはいる。まあ、利上げ停止するとは言い切れない。動きずらい相場環境が続くが、夏までの辛抱か?

ドル防衛作戦

メキシコ大統領はドルを支持すると言わさせられている。こんなこといちいち言わなきゃいけなくなったところにドルの厳しさが出ている。基軸通貨ドルに代わるものは存在しないが、地位の減弱化は止められない。ドル離脱の選択肢としての消去法によりゴールドが選ばれている。中央銀行の金買いは始まったばかりだ。

https://www.reuters.com/world/americas/mexican-president-backs-us-dollar-globes-principal-currency-2023-05-08/

債務問題が前面に出過ぎている

連邦債務上限を引き上げなければ米国政府は6月上旬から8月上旬の間にデフォルトに陥ると言われている。どうもデフォルト問題が前面に出過ぎと思う。だいたい騒いでいる時というのは何も起こらないことが多い。株価は右往左往するよね。景気に影響が出るとなれば商品価格も鈍るし、それなりの効果はあるか。わざと流してる可能性もあるな。

https://jp.reuters.com/article/usa-debt-default-estimate-idJPKBN2X00OG

悪化する日本の治安

白昼堂々銀座の高級時計店に強盗に入るとはとても日本での光景とは思えない。ここまで日本の治安が悪化しているとは正直ショックである。じわじわと格差が広がる世界の中で持つべき者と持たざる者の違いは大きい。多くの人々が広く幸福になれる社会でなければ真の幸せはやってこない。

先週の金価格

5月   London   NY(COMEX)
1日           1982.50
2日   1995.40   2016.60
3日   2014.30   2039.60
4日   2044.70   2050.30
5日   2000.95   2017.60

*良い感じだったんですが、雇用統計良すぎで最後は下げる展開。利上げは本当に終わるのか?疑問符が付いた。金ETFは7.71トン増と風向きがいよいよ変わるか?

*金ETF残高1032.24トン(05/07現在)exchange-traded gold securities

JPモルガンCEOジェイミー・ダイモンの中国訪問

JPモルガンのCEOジェイミー・ダイモン氏が今月、上海を訪問するらしい。銀行危機で落ち着かない現在、今なぜ中国訪問なのか?タイミングがよく分からない。3つのイベントを主催するというが詳細は明らかでない。来月は香港も訪問予定という。当然、理由があっての訪問と思うが、何だろうか?非常に気になる行動である。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac2713196f713cba74615ebae9eaeb5f7ec0684f

波乱なく乗り越えられるかGW

ここまで大きな事件もなく相場急変もなくGW後半へと来た。FOMCも無難にこなしたと言って良いのかな。概ね想定通りだったのでサプライズもなかったと言える。今後の景気後退は気になるが、これからの政策はすべて景気を大きく刺激するものばかりだ。しかし、債務上限問題が控えており、事と次第によっては水泡に帰す。だが、周辺国のドル離れは深刻で将来的な基軸通貨からの脱落の危機をはらんでいる。デフォルトを起こして海外投資家への利払いに影響をきたすようだと格下げの可能性だけでなく、人民元の台頭を許すことになりかねない。覇権がかかっているのだ。これからの1か月は米国にとっては鬼門である。

利上げ停止を示唆したが

FOMC終了しました。0.25%利上げしましたが、これが最後になりそうな示唆をしたようでゴールド上昇してます。しかし、パワーはもう一つか?もう一声で上に抜けたんだが、ちょっと残念。だが、これで上昇サイクルに入ることを期待したい。銅価格は景気に対する懸念が色濃く停滞が続く。また、銀行に対する信用不安は簡単には払拭出来ないと思われる。ちょっとした噂だけでも大量の預金引き出しが起こる可能性は脅威である。ゴールドにとっては絶好の環境ではある。

ニューモントの買収は決着するか?

ニューモントマイニングのニュークレストマイニングに対する買収提案の決着が今月にはつきそうだ。ニューモントは産金会社としては大きいが産金コストが年々上昇していることもあって厳しさを増してきている。そこでニュークレストの買収は経営の多角化を図る意味では魅力的と言われている。ニュークレストはゴールドだけでなく銅の採掘でも一定の規模を持っている。銅は脱炭素化に伴い需要が拡大する。ニューモントにとっては重要な買収案件である。金採掘は年を追うごとに難しくなってきている。産金会社の買収は加速していくだろう。

石垣島に来ています

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昨日から石垣島に来ています。天気が最悪で雨、曇り続き。西表島も曇りでした。人出はかなりのもので盛況です。晴れだったら最高なんだけど・・・。