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先週の金価格

4月   London   NY(COMEX)
24日  1978.20   1988.90
25日  1987.40   1997.70
26日  2003.00   1988.60
27日  1985.65   1988.80
28日  1982.55   1990.60

*少し押し込まれてる感じです。金ETFは3.1トン増と少し増えてます。ガバッと増えないとね。まだ、様子見は続く。

*金ETF残高1024.53トン(4/30現在)exchange-traded gold securities
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頭一つ抜け出てきたBYD

中国のEV販売も奨励金が打ち切られたこともあり、伸びが薄れてきたと言われていた。しかし、ここにきてのBYDの躍進は本物と言える。さすがバフェットが認めた会社である。私もテスラよりもBYDだと思っているが、ここからでも買っていける水準と考えている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-28/RTSTLIT0G1KW01?srnd=cojp-v2

いよいよGW

いよいよGWに入る。日本は身動きができない。このタイミングで相場は大きく動くか?FOMCは5月2日、3日である。サプライズがあると無防備だ。ないとは思うが、仕掛けには明らかに弱いと思う。まあ、日銀の政策変更がなかったのはとりあえず良かったか。個人的には動く予定はまったくないが、ゆったりとした休みを迎えたいね。

アルゼンチンは人民元を選ぶ

アルゼンチンは中国とも貿易で人民元を選んだ。アルゼンチンは何度も破綻している国だが、枯渇するドルでの支払いを回避するために人民元を使うことを決断した。ブラジルもドルを回避し始めたし、相乗りしやすくなったのは大きい。南米の国々は一斉に動く可能性がある。ドルの危機が迫る。

https://www.reuters.com/world/china/argentina-govt-pay-chinese-imports-yuan-rather-than-dollars-2023-04-26/

晴れない景気後退懸念

米景気後退懸念が強くなってきているところにファーストリパブリックの酷い決算。そりゃ株も下げるわな。中国も立ち上がりが鈍い。銅価格もじわじわと下げてきている。米中ともに対策が必要だ。バイデンは選挙対策で大胆な策に出る可能性がある。債務上限引き上げがすんなりいくのかが問題。米中ともに意外と読みにくいのかもしれない。ということはリスク要因の方が大きいのか。

中国と日本の違い

過去に日本はJapan as Number Oneとまで言われた時代があった。しかし、日米貿易摩擦は凄まじく最終的に日本は米国に道を譲る羽目になった。その後、金融ビックバンで資本を支配され腑抜けた国に脱落していくこととなる。中国はそのありさまをよく見ていた。絶対に同じ轍を踏んではいけない。学習してきたはずである。それが現在の中国の対米政策ににじみ出ている。果たして中国はEV車でITでそして通貨で覇権を握ることが出来るだろうか?難しい話だとは思うが、日本のようにはならないのは間違いなさそうだ。結果が出るのは先の話だが、これから泥沼の戦いが続くことになる。その過程で何が起こるのかが、今後の投資チャンスにもなるし、リスクにもなりうる。

脱ドル化のペースは思ったより速い

ここ最近の脱ドル化のペースは想像以上に速い。ドルを兵器化したことによる各国の嫌悪感は根強い。ブラジルからサウジアラビア、インドからアルゼンチン。多くの国がドル覇権から離れようとしている。まだ、現実的なドルの下落は発生していないが、ドルの需要が減少してドルがだぶつき始めると危険信号がともる。

https://www.zerohedge.com/geopolitical/its-defund-global-police-moment-jen-says-de-dollarization-happening-stunning-pace

先週の金価格

4月   London   NY(COMEX)
17日  1995.55   1994.80
18日  1999.40   2005.10
19日  1990.55   1995.10
20日  2007.15   2005.30
21日  1973.65   1983.90

*2000ドルを割って終わりましたね。下げる時間帯はロンドン時間からNY時間にかけてか。切り返してくると思うけど、執拗に売ってくるね。金ETFは3.74トン減と減ってる?微妙ですね。もう少し待つ必要があるのか?

*金ETF残高1021.43トン(04/23現在)exchange-traded gold securities

チリがリチウム資源を国有化

チリがリチウム資源の国有化を決めた。権益を持つアルベマールやSQMの株価が下げている。鉱山会社にとってはこういうのが一番怖いね。アルベマールやSQMを持ってる人はそれなりにいたんじゃないか。これだと中国のガンフォンリチウムしか選択肢がなくなる。これからの世界は資源が武器になる。資源ナショナリズムが前面に出てくるようだとこれから先の世界は重たくなるな。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-22/RTI9KMT0AFB401?srnd=cojp-v2

台湾は危ないのか?

バフェットがTSMC株をすべて売却したとして話題になっている。台湾有事に備えて手を引いたとも言われているが真相は分からない。実際、インドネシアやフィリピンは台湾在住者の緊急事態発生時の避難方法の策定を行っている。日本もこの件については台湾と話し合いは行われている。現実問題、どうなのか?現在の中国の戦力では米国、日本連合には分が悪いと思う。台湾併合は武力だけではないと思っている。中国はTSMC等の株式買収から台湾を経済的に手中に収めることは可能である。血を流す必要はない。さらに中国から台湾への入植者を長期間に渡って大量に送り込むことである。それで十分だと思う。

金利上昇に抵抗するゴールド

ドル強いし、金利もちょっとゴールドには厳しい。2000ドルを割り込んでしまったが、切り返して回復してきている。思ったよりも粘り腰である。今までと違う感じがする。ドル高、金利高だと機械的にゴールドはショートされるが違う力が働いている感じだ。これは面白くなってきたぞ。この状態を振り切ることが出来るかどうかは大きい。

ドルの衰退は徐々に進む

ドルを兵器化して制裁を続ける米国に嫌気がさしている国は多い。そういった国が脱ドル化を始めつつある。中国とブラジルの間のドルボイコットは象徴的な出来事である。基本、ブリックス系は脱ドル派である。また、サウジアラビアを筆頭に中東諸国も中国に傾きつつある。それは原油価格に介入してくるさまが気に入らないからだろう。また、東南アジアはそもそも中華圏である。じわじわと人民元が浸透していくと長期的にはドルにとって脅威となる。中国が米国のように自国のことだけを考えた金融政策をしなければ人民元でも良いと考えるかもしれない。現状ではまだドル取引比率は高く、目先はこのままだ。何と言っても人民元はまだ自由化されていない。ドルが真に衰退していくのはまだ先のことである。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-18/RT97OQT0G1KW01?srnd=cojp-v2

リセッションの深さが問題

リセッションが来る兆候は出始めている。それでも最後の利上げはしとくのか?やめときゃ良いのにとは思う。問題はリセッションの深さである。今後、指標は急激に悪化してくる可能性はある。その場合は結構きつい下げになるかもしれない。だが、その場合は利下げも早く、その後の反転も早い。株もろともゴールドも上昇となる。結局最後は上げて終わる年になると予想。

先週の金価格

4月   London   NY(COMEX)
10日          1991.50
11日  2002.70   2003.70
12日  2008.20   2014.70
13日  2048.45   2040.10
14日  2019.40   2004.00

*ちょっとふらついてるけど、何とか2000ドルは維持した。まだ、最高値突破の推進力はないか。金ETFは2.58トン減となんと減少。金ETFが乗って来ないと本物にはならない。

*金ETF残高1025.17トン(04/16現在)exchange-traded gold securities

動かない銅価格

ここ最近の銅価格は足踏み状態が続いている。概ね1ポンド辺り4ドル前後で推移している。上にも下にもあんまり動かない。米利上げが停止されれば商品価格にはプラスではある。それを待っているのか?しかし、景気減速懸念がある。景気が減速すれば需要は減ることになる。だが、LME在庫は減少が続く。このままだと50000トンを割り込みかねない。需給はタイトである。いったん動き出すと大きな相場になると思う。ただ、状況によっては下向きに張る奴もいるだろうから注意が必要である。

抜けるのを待つゴールド

ゴールド、2000ドルで力をためています。ただ、ひたすら最高値を抜けていくのを待っています。明確に利上げの停止を要求するのか?それとも先走って抜けていくのか?それともリセッションパニックが必要か?いろんなケースが考えられるが、抜けていくのだろうと思います。

米CPI混乱なく通過?

思ったより静かにCPIを通過?した。どうなんだろうね。インフレは一時に勢いは薄らいでは来ているが、まだ高いところにはいる。安心はできないが、銀行破綻も出ていることだし、そろそろ一旦停止の時期に来ている。株式も過剰反応しなければ良しか。この後、じわじわとどう出てくるのかが問題。ゴールド良いかもね。

2025年に4000ドル!

CPI発表前でピリピリ感がある。そんな中でゴールド2025年に4000ドル予想。現在のゴールドはカップウィズハンドルを形成して打ち上がると4000ドルへって、あと2年だぞ。悪くない話だが、WBCでの大谷並の活躍がないと優勝は難しいってとこか。

https://www.kitco.com/commentaries/2023-04-10/Gold-to-4000-in-2025.html

バフェットの好きな日本株

日本の商社株が上げている。バフェットが日本株の追加投資を示唆したらしい。個人的には引退後は日本株への投資を考えている。特に商社株は候補の一つだった。金属資源は日本にとって必要不可欠だし、バリエーション的にも割安。しかも配当もしっかり出している。悪くない選択だと思っていた。ここで買われてしまうのはちょっと困るかな・・・。

脱ドル化はどこまで進む?

ブラジルと中国の米ドルを排除した取引協定締結には驚いた。しかし、これだけではない。マレーシアと中国間での取引も脱ドル化を進めようとしている。サウジアラビアは上海協力機構に正式メンバー入りするようだ。ロシアのガス輸出はすでにルーブル建てである。インドもどさくさに紛れてルピー決済を始めており強かさがある。ケニアはすでに人民元を受け入れている。こうした動きは貿易を行う両国間でバランスが取れている場合は成立する可能性が高い。これは米ドルにとって脅威である。最後のピースはサウジアラビアが握っている。

先週の金価格

4月   London   NY(COMEX)
3日   1983.30   1984.30
4日   2009.60   2019.70
5日   2030.85   2020.00
6日   2001.90   2007.60
7日           2007.60

*何とか2000ドルはキープしてます。今週、維持するかどうかは重要です。金ETFは4.07トン増。もう少し勢いが欲しいところです。

*金ETF残高1027.75トン(04/09現在)exchange-traded gold securities

米雇用統計はまだ良い

米雇用統計まだ良いですね。次も利上げするのかな?いや、指標は急激に失速する可能性が高いと思う。調子に乗って利上げするリスクは大きい。銀行破綻による信用悪化はなめてはいけない。しかし、失業率下がってるし、利上げするかもね。難しい状況になった。今回は雇用統計失速の方が良かったんだよね。

金本位制回復法提出

米国がインフレと銀行破綻という2つの脅威に直面する中、3人の共和党議員によって金本位制回復法が提出された。金融専門家は、金本位制への復帰は、インフレ、暴走する連邦債務、および通貨システムの不安定性によって引き起こされる経済的損害を大幅に削減すると指摘しています。詳しいメカニズムは不明だが、現在このシステムを導入するのは簡単ではない。だが、法案として提出されたのは面白い。

https://www.moneymetals.com/news/2023/04/04/three-congressmen-introduce-gold-standard-bill-to-stabilize-the-dollars-value-002717

2000ドルをキープ出来るか?

2000ドルを越えたゴールドだが、この状態を普通に維持することが重要。まさかOPEC+の原油減産がきっかけになるとはね。この背景でFRBは利上げを続けるのかどうか?予想は5分5分だ。利上げ停止ならゴールドは上に行きそう。展開としては悪くない。

ガソリン車はどこまで生き延びられるか?

EUの分裂により、ガソリン車全廃が後ずれした。さて、ガソリン車はどこまで生き延びることが出来るのだろう。個人的な意見だが、私はガソリン車に乗りたい派である。EV車はあまり好きではないし、ハイブリッド車も好きで乗っていたわけではない。やっぱりレシプロエンジンのふけ上がりを体験したら堪えられんよね。日本はほとんどEV車は普及していないが、一党独裁の中国は補助金の影響もあって気が付けば5台に1台はEV車になっている。北欧の国でもEV車の普及は進んでいるが、政府の補助が手厚い。また、人口的なサイズも丁度よいのかもしれない。大変なのは充電渋滞。充電設備が普及している国でもこれは避けれないでいる。そう考えるとバランスの取れたハイブリッド車で当面は凌ぐのが正しい選択のように思える。

OPECプラス協調減産

突然のニュースで少し驚いた。このところ原油も下げていて大人しかったからな。下限まで来たと言うことか。しかし。これで明らかになったな。サウジは明らかに米国寄りではない。というかOPECプラスが米国寄りではないわけか。ブラジルの動きからして南米も怪しい。気が付けばG7は浮いてる存在になっている。どうする?米国!

先週の金価格

3月   London   NY(COMEX)
27日  1946.25   1956.30
28日  1962.85   1973.80
29日  1965.00   1964.60
30日  1965.80   1980.50
31日  1979.70   1969.70

*1900ドル台半ばが定着してきました。次のジャンプを待っています。金ETFは4.17トン増と増加に転換。大幅に増えだすと大きいんだけどね。

*金ETF残高1023.68トン(04/02現在)exchange-traded gold securities

株を買えと言っている

米株、3日続伸。相場は株を買えと言っている。利上げは事実上終了しているが、銀行不安もなんのその。まさにポジティブシンキング。正直、しばらくは株は買えるんだろうな。しかし、安心ならゴールドは下げてもおかしくないが、下がりそうもない。これは金融不安は消えないと言っているのか、それともインフレはしぶといよと言ってるのか???まあ、複合的なんだろう。