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ブラジルは中国との貿易でドルを捨てる

普通に考えれば2国間貿易においてわざわざドルを使うのは非効率的である。それをキャンセルすることが出来ればその方が良い。しかし、基軸通貨であるドルを外すことは暗黙のルール上出来なかった。それが崩れつつある。米国の弱体化と中国の台頭。米国の自国中心主義からくるドルの弊害化。周辺諸国は第2の通貨を求めていた。

https://www.barrons.com/news/china-brazil-strike-deal-to-ditch-dollar-for-trade-8ed4e799
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リチウムの暴落は買いか?

去年の10月にピークを付けてからすでに半値以下にまで暴落したリチウムは買いなのか?作り過ぎで余ってるらしいが、中国はEV車の補助金も打ち止めとなった。また、EUでは2035年までのガソリン車の販売停止が覆された。ガソリン車は合成燃料で存続できることとなった。このままなし崩し的に延命していくのか?EUは脱炭素をきっかけにEV車で覇権を握ろうと画策したが、気が付けば中国に先を越され、テスラにも後れを取る始末。もはや先頭ではない。しかもスケジュールが厳しすぎてドイツの自動車メーカーがついていけてない。そこで手を翻してきた。なるほど、トヨタの見立ては正しかったのである。リチウムの暴落はそれを察知していたかのようである。だが、アルベマール、ガンフォンリチウム、SQM等はそこまでの動きにはなっていない。意外と冷静。まあ、ペースは落ちるともEV化は進むわけだからね。リチウム鉱山買収には好機である。

銀行危機はゴールドにポジティブなはずだが・・・

銀行危機って本来ゴールドは強いんだけど、妙にウダウダしてます。垂直に上がってもおかしくない状況だった。取り付け騒ぎってのはそれぐらい恐ろしいこと。通貨は信用で成り立っているもの。銀行も同じです。その信用が壊れた時はまさに恐怖で正常ではいられない。その信用の塊みたいなのがゴールド。その理由は価値を失わないからです。こういう時に資産の一部にゴールドがあることの意味が出てくる。現在のウダウダ相場が落ち着いたら気がつくんじゃなかろうか?ゴールドのポジションが必要な時が来ていることに。

Zijin Miningの2022年は

すでに紫金の2022年決算発表がされている。純利益29憶ドル、前年比27.88%増。鉱山産金55.9トン(17.68%増)、鉱山産銅85万9000トン(47.09%増)、鉱山産亜鉛44万2000トン(1.84%増)。銅はコンゴのカモア・カクラ銅鉱山、セルビアのペジ銅鉱山、チベットジュロン銅鉱山の貢献度が大きい。昨年後半の銅価格の下落を生産量で補った。産金量は今年は去年以上に増える。スリナムの金鉱山の買収が完了し、今年は売り上げに貢献するからだ。年後半はリチウムの生産がスタートする。売り上げにどの程度貢献するのかは未知数。

ジグザグ走行のゴールド

ジグザグ走行中のゴールド。いかにも思い切りが悪そうだ。ひと思いに2000ドル超えれば良いのにあんまりグダグダやってると勢いが消える。今週の動きは重要。まだ、上目線で良いが、下に切れると形が悪くなる。ここは頼みますよ。銅の方は1ポンド4.0ドルを回復。もっちも上か下かで睨み合い状態。在庫はまだ低水準。

先週の金価格

3月   London   NY(COMEX)
20日  1969.35   1978.40
21日  1952.50   1940.00
22日  1949.35   1970.10
23日  1977.95   1993.50
24日  1993.80   1978.20

*瞬間的に2000ドル行ってるんだけど、売られてすぐ落ちて来る。売ってる奴がいるってことだけど、銀行危機の時にゴールドが急騰するのはまさに危機だから抑えられてる可能性はある。金ETFは3.2トン増と増えてはいる。

*金ETF残高1019.51トン(03/26現在)exchange-traded gold securities

ドイツバンクも危ないのか?

SVBに引き続いてシグネチャー、ファーストリパブリックと来て、クレディ・スイスで終わるのかなと思っていた銀行破綻。今度はドイツバンクの名前が出てきた。出てくるときはいつも同じところが出てくる。しかし、今回は出てくるとみんな死んでるのが違うところ。ドイツバンクはこれまでの銀行とは規模が違う。この大きさの銀行が破綻すると影響は尋常じゃない。ドイツバンクは現金をもってるから大丈夫という人がいるけど、確かに欧州系の銀行は米国系に比べると現金は保持しているみたいだが、ドイツバンクは欧州の中では低い方になる。今回はドイツバンクの名前が出てきた原因がどこにあるのか気になる。こいつがいかれたらただでは済まないのは間違いない。

2000ドル再チャレンジ

するすると上がってきたゴールド。再び2000ドルチャレンジである。くどいようだけど、あくまでも現在の水準がベースでの上昇タームである。銀行危機はゴールドにポジティブ。利上げ停止もポジティブ。金ETFの継続的な増加が来ると明確なサインと言える。

金融政策の必要性が薄れたが

銀行危機により、銀行からの資金はタイト化する。よって金融引き締めの必要性は薄くなる。利上げはここで最後になる可能性が高い。金利はピークを打って下げてこようとしている。株には良いことだが、大きく下げていく。混乱が見える。金融不安は完全には消えていないようだ。しかし、この金融の混乱は景気を著しく後退させる可能性がある。ゴールドは上げたり下げたりせわしないが、結局上がっていくだろう。この金融の混乱でビットコインが上げてるのが不自然。誰が導こうとしているのか?

日本のWBC優勝

まさか本当に日本がWBCで優勝するとは漫画のようだ。いや、漫画のような展開の優勝だったと言うべきか。MVPは大谷だったが、個人的には打点王の吉田にあげたい。村上はよく復調したし、投手陣は本当によく頑張った。投手力のレベルアップは目を見張るものがある。しかし、WBCはMLBの品評会のようだな。今日、残念だったのは平日の朝の中継だったため生で見れなかったこと。まあ、興行的には大成功だったようだし、次も儲けられるんじゃないか?

行ってこいではないだろう?

ゴールドは一瞬2000ドルを越えていたが、あっという間に後戻り。行ってこい?クレディ・スイス破綻騒動で急騰し、救済スキームで急落。動いているのはトレーダー主体のようでボラティリティが大きい。恐怖指数高めでさらにキャッシュ比率も高めだから動くところにマネーが集まる。突き抜けると大きいけど、中途半端は辛い。突き抜ける材料が欲しいところだ。

東京に行ってました

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浅草寺は人が多かった。特に外国人多い。昨日は東京国立博物館、広過ぎ。疲れた。今日はもう寝ます・・・。

先週の金価格

3月   London   NY(COMEX)
13日  1911.30   1913.90
14日  1907.55   1903.50
15日  1923.40   1918.40
16日  1922.75   1919.50
17日  1962.10   1989.30

*週末の急騰に驚く。銀行の信用不安は大きいと言うこと。今週、最高値を更新するようだと面白い。金ETFは18.24トン増と大きく反応。これは続くかもね。

*金ETF残高1016.31トン(03/19現在)exchange-traded gold securities

サウジとイランが和解?

サウジとイランが和解?というニュースが流れている。本当なのかなとも思えるが、かなり重要な案件である。もし現実的なことであれば物資輸送で一帯一路のルートが使える。海上ルートではなく陸路で輸送が可能となる。サウジアラビアが専制経済グループに取り込まれるのは極めて重大なこと。しかも仲介しているのが中国というのがミソ。このグループの資源取引がドル以外で行われるのはドルの弱体化につながる。サウジの身の振り方に命運がかかっている。

https://www.zerohedge.com/geopolitical/iran-saudi-rapprochement-will-deal-deathblow-dollar

ウェルス・ファーゴは3000ドルを見る

ウェルス・ファーゴはゴールド3000ドルと予測。急速利上げにより不況に向かっている最中でコモディティはスーパーサイクルの中にあるという。ゴールドはアウトパフォームする。商品のスーパーサイクルは2020年3月に始まり、少なくともあと6年は続くらしい。しかもコモディティ全体で構造的に供給不足である。また、高金利下で積みあがった債務を政府がどのように処理するのかは大きな問題になる。商品のスーパーサイクルと政府債務の高金利下での増大。その衝突の前兆がSVBの破綻という形で現れた。物語はまだ始まったばかりだ。

金融不安が世界に伝染

米国発の金融不安が世界に伝染した。また、クレディ・スイスか?という感じだが、だいたいこういう時に出てくる銀行は決まっている。なんかしばらく続きそうだ。次は・・・。ゴールドにとっては良い環境で1か月ぐらい続いてくれると凄いよね。難点は景気の見立てには悪いから銅価格軟化は下がってる。痛し痒しか。

次に何か起こると・・・

SVBショックは何とか収まるとして、次に何か起こるとパニックは増大する。そう考えると今月の利上げはなくなる。もちろん、QEもだ。金融崩壊はあってはならない。このタイミングで仕掛けてくる奴がいるとしたら大変なことになるが、いるのかどうかも気になる点である。銀行にとって取り付け騒ぎほど怖いものはありません。米国を攻撃するなら千載一遇のチャンスだと言える。

利上げ停止だけではない?

SVB破綻のショックは思ったより大きい。取り付け騒ぎの怖さは計り知れない。そんな中でFRBの利上げ停止の話が流れる。状況確認が必要なことを考えれば一端の利上げ停止は妥当な選択である。もちろん、QTも同時に停止する。もう利上げしない可能性もあるが、すでに利下げ予想までが出てきた。さらにQE復活論まである。QE・・・?ここまでいくと相場は急転換する。さて、どこまで行くのか?そして、その時期は?

SVB救済で対応

どうなるかと思ったが、SVBは急遽救済されることになった。やっぱり放置は危険との判断だと思われる。あとは似たような状況の金融機関がないかの点検が必要。何とかなるのかなという感じだが、金融不安というのは危険だ。氷山の一角でないことを祈る。しかし、利上げは一旦停止になるかもしれない。いろんな意味でゴールドには好状況となった。

先週の金価格

3月   London   NY(COMEX)
6日   1849.05   1846.50
7日   1826.55   1813.30
8日   1816.30   1813.80
9日   1831.40   1830.90
10日   1861.25   1868.10

*SVB破綻によるショックで市場が凍り付く中でゴールドに買いが集まる。こういうのは沈静化すると元に戻ってしまうが、今回はカウンターパーティーリスクも高そうだから長引きそう。その間に2000ドルを超えていくのが理想。金ETFは10.03トン減???理解不能。

*金ETF残高998.07トン(03/12現在)exchange-traded gold securities

SVB破綻で動揺走る

雇用統計は微妙で判断が難しい、と思っていたさなかでSVB破綻の知らせが走る。主にシリコンバレーのスタートアップ企業向けの融資が多い銀行。ここが破綻するとシリンバレーには影響が出るといわれている。顧客の中にはシスコシステムズとかショッピファイとか有名どころもいる。FRBの強硬利上げの犠牲者と言うことになる。急にドル安に傾き、金利も急低下している。FRBの政策に大きな影響が出るとの通しなのだろう。ゴールドも大きく反応。果たしてこれは吉と出るか?凶とでるか?

3月底説は正しいか?

米株は落ちていきそうなところまで下げてきてしまった。3月底説は現実味を帯びてきた。ゴールドは意外としぶとい。このゴールドの動きは単なる景気後退という動きではないのかもしれない。マネーは世界へ分散化の可能性が高まる。日本株もチャンスあり。しかし、ダルビッシュの出来が悪かったな。

パウエル砲に何を思う

良いところになるとパウエルが潰してくる。明らかにパウエルは株価(米株)を抑えようとしている。本気で次の利上げを0.50%にしようとは思っていないのではないか?またまたとばっちりを受けるゴールド。しかし、しぶとい。現物を買う人にとっては米国の金利など関係ない。この勝負、なかなか面白い。

今年のWBCは楽しみの一つ

今年のWBCは盛り上がっている。去年のワールドカップ並みに。何と言ってもメンバーが豪華。大谷、ダルビィシュなど強力投手陣が魅力。久しぶりの優勝を狙える戦力であることから期待が高まる。ちょっと、相場をほったらかしても見ておきたいほどである。果たして結果は如何に。

解消されない半導体不足

私が注文したシビックタイプRは特殊な車両である。あるがゆえに納車時期は未定だと思っていたが、ついに普通のガソリン車もハイブリッド車もすべてが受注停止になってしまった。これはやっぱ異常だな。普通にクルマが買えない時代が来るとは思わなんだ。原因は半導体不足と言っているが、まだ生産ラインが安定してないのか?それとも資材不足なのか?米国の規制強化が問題なのか?サプライチェーンはまだ寸断されているのか?もうちいと何とかならんものかね。

先週の金価格

2月   London   NY(COMEX)
27日  1818.65   1817.30
28日  1824.60   1826.80
3月
1日   1841.25   1836.80
2日   1836.20   1835.90
3日   1841.15   1856.50

*金利高いけど戻してきてます。これが本物かどうかを見ていかなければならない。中国は現物をよく買ってるみたいだが、金ETFは5.2トン減ってます。

*金ETF残高1008.1トン(03/05現在)exchange-traded gold securities

銅価格はどっちを向いて動くか?

銅価格は間違いなく中国の経済指標に反応して動いている。中国はゼロコロナ解除から完全には回復していない。銅価格は1月は上昇していたが、需給の低迷や上海銅在庫の増加などから2月は下げていた。しかし、上海銅在庫はここにきて消化し始めている。それは需要の回復を示唆しており、やっと経済の正常化に向かう可能性がある。来週の銅価格の動きは重要である。

SQMの決算は・・・

チリのリチウム大手のSQMの2022年純利益は567%増の39憶ドル。1株当たり利益は13.68ドル。157000トンのリチウムを販売。SQMの市場シェアは19%。じっちゃま銘柄だが、決算良いね。PER136.59か、高いな。この決算だからかなり下がると思うけど、時価総額が223億ぐらいだから、これからの成長株と捉えると稼げそうな銘柄ではある。

4回目の利上げを・・・

あと4回の利上げがあることを織り込み始めている。いくら経済指標が良いといっても大丈夫なのかと思える。株式市場も警戒感はある。ゴールドが持ちこたえているのはどういうことか?金利、結構上がってきてるんだが、大丈夫かと言いたくなる。これ跳ね返すようだと凄いよね。もう少し見てかないと分からないけど、ちょっと期待したくなってきた。

踏みとどまったゴールド

危ないところにいたんだが、ゴールドはよく踏みとどまったな。まだ、ドル高だし、金利も高いから安心はできない。これ、もしこのまま持ちこたえるようだとかなり強いことになる。中国で現物の引きが強いことも強材料。今月、この状況でどう転ぶのか、なかなか興味深い。