ここ最近の金鉱山の買収案件は多い。ニュークレストマイニングが売りに出されているのには驚いたが、去年もヤマナゴールドが売りに出されていた。そしてアイアムゴールドのローズベル金山。これは紫金が買収した。エネルギー価格の高騰で金山の収益は悪化しており、経営を圧迫しだしている。そこで売りに出され、経営の効率化を図っている。しかし、買収できる企業は限られている。生き残った企業は強固になるだろう。
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株の下げに付き合うのか?
どうも株式市場の方はもう少し調整しそうな感じだ。3月が底になるのかな?と思ってます。そうなると株も買いではある。問題はゴールドも付き合うのかどうか?ドルも金利も上がってるもんな。最悪、1800ドル割れは覚悟しないといけないのかな。理想は3月初旬の底打ちですね。
先週の金価格
2月 London NY(COMEX)
20日 1845.80
21日 1836.85 1834.50
22日 1835.75 1825.80
23日 1826.05 1821.90
24日 1810.95 1811.20
*あと3回の利上げを織り込みに行く展開か。ちょっと割り込んでしまったな。そこまで利上げは行かない可能性はあるが、そうなると下げ過ぎになる。ここの下げが上昇の起点になる。金ETFは2.29トン減と減らしている。
*金ETF残高1013.3トン(02/26現在)exchange-traded gold securities
20日 1845.80
21日 1836.85 1834.50
22日 1835.75 1825.80
23日 1826.05 1821.90
24日 1810.95 1811.20
*あと3回の利上げを織り込みに行く展開か。ちょっと割り込んでしまったな。そこまで利上げは行かない可能性はあるが、そうなると下げ過ぎになる。ここの下げが上昇の起点になる。金ETFは2.29トン減と減らしている。
*金ETF残高1013.3トン(02/26現在)exchange-traded gold securities
中国の真の金準備
中国の公表されている金準備高は2023年1月時点では2025トンと言われている。しかし、この公表値を信じて良いのか微妙である。そこでそこに踏み込んだ記事を紹介したい。結論としては約2倍の4309トンとしているが、どこまで正しいのかは不明である。それ以外にも中国の民間部門は23745トンを保有しており、中国の金の総量は28054トンになります。中国は国外にゴールドは出ていかないから貯まる一方である。民間保有のゴールドの量から考えると金準備は少なすぎるとは言える。実際がどうなのかは興味深い。
https://www.gainesvillecoins.com/blog/how-much-gold-does-china-own
https://www.gainesvillecoins.com/blog/how-much-gold-does-china-own
景気後退を待っている金投資家
思ったよりも強い雇用状況などから利上げ継続がちらつく現状で金利は上げてきている。しかし、利上げのピークアウトが迫っているのは間違いない。株式投資化同様、金投資家もそれを待っている。ウォルマートやホームデポの決算が冴えないのは先行きの個人消費の落ち込みを示唆する。景気後退は近くまで迫っている。金融政策はぎりぎりのところにいると思われる。もう少しなのだ。あと数ヶ月で決着はつく。ゴールドは現在の水準で持ちこたえてくれることを祈る。
トルコの金輸入増加は?
1月のトルコのスイスからの金輸入が過去最大だとかで話題になっている。58.3トンだから異常値と言える。トルコリラは通貨安に苦しんでいる国。金融政策も取っ散らかっていて上手くコントロールできているとは言い難い。金需要の急増は昨年の傾向に続き、高インフレ、通貨切り下げ、経済不安の中で貴金属に対するトルコの欲求が高まっていることを示している。どちらかと言えば国民はドルを持ちたがっていたはず。米利上げのピークが見えてきたことからゴールドに鞍替えする動きか?そうだとトルコ一国の問題ではなくなるが・・・。
https://www.kitco.com/news/2023-02-22/Turkey-s-gold-imports-from-Switzerland-hit-the-highest-level-on-record-in-January.html
https://www.kitco.com/news/2023-02-22/Turkey-s-gold-imports-from-Switzerland-hit-the-highest-level-on-record-in-January.html
引退までの道のり
退職までの年齢が引き上げられていく昨今。人はいくつまで働きたいのか?今では65歳定年に移行しつつあるが、さらに上に移行しようとしている。そうは言っても企業としては人員削減したい中で早めに退職を促す風潮が強まっている。お金があれば早期リタイヤも可能だとは思うが、十分な資金を捻出できる人は限られる。日本人の貯蓄率は驚くほど低い。住宅ローンを退職まで抱えているケースも少なくはないし、驚くほどリスキーな人生を歩んでいる人が多い。家のローンを組んだ時点で人生終わるとさえ言われているが、私も人生最大の失敗は家を買ったことだと思っている。それは家を買うことで極端にバランスシートが毀損してしまうことによる。若いころからコツコツと投資に勤しむことの重要性を認識してくれることを望む。
戦争の落としどころを考えなければ
ロシアがウクライナに侵攻し始めて1年が経つ。きりのない戦争も落としどころを考えなければならない。ところが侵攻前の状態には戻りそうもないし、クリミアも戻ってはこない。ドンバス地方が戻ってこないこの状況で幕引きは考えずらい。どうなるのか?EUは支援に疲れが見えてきた。消耗戦でロシアを弱らすはずが、EUの方が厳しく見えてしまう。落としどころが見えない戦争はどこへ行く?
先週の金価格
2月 London NY(COMEX)
13日 1856.05 1853.30
14日 1863.70 1854.00
15日 1831.20 1836.30
16日 1828.95 1836.00
17日 1833.95 1842.20
*金利上昇に耐えている状態か?よく頑張っているとは思う。反転しないといけない水準ではある。金ETFは0.44トン減と振るわない。
*金ETF残高1015.59トン(02/19現在)exchange-traded gold securities
13日 1856.05 1853.30
14日 1863.70 1854.00
15日 1831.20 1836.30
16日 1828.95 1836.00
17日 1833.95 1842.20
*金利上昇に耐えている状態か?よく頑張っているとは思う。反転しないといけない水準ではある。金ETFは0.44トン減と振るわない。
*金ETF残高1015.59トン(02/19現在)exchange-traded gold securities
中央銀行のゴールドラッシュは続くか?
昨年の中央銀行による金購入は1136トンに上った。過去最高である。現在の金融システムにゴールドは必要なのか?と言う問いかけである。金本位制は面目上生きているのだろうか?多くは新興国による購入であるが、金準備を増やす理由を尋ねると国際収支危機に対する緩衝材として又は国内金融システムのバックストップとしてと答えることが多い。国際収支危機はドルによって引き起こされる。ドルが上昇するときはゴールドは下げてしまう。なかなか難しいところである。ドルが強い時にゴールドに変えるのはドルからの離脱を目的としているように見えてしまう。話がそれたが、今年も中央銀行の金購入は多くなりそうな気がしている。
金利の動きに注意が必要
マーケットがざわつき始めている。金利の動きが気になる。それは上昇してきているからでこのままさらに上がるようだと株価は大きく下げる可能性が高い。ゴールドの動きも悪くなってきていて明らかに反応している。最もゴールドにとっては良い買場になるかもしれないが、株式市場の荒れ方は想像以上に大きくなるかもしれない。
ニューモントの買収提案
ニューモントマイニングがニュークレストマイニングを17億ドルで買収提案を行っている。拒否するニュークレスト。安すぎると言っている。これでも現状株価にプレミアムはつけてるらしいが現在の株価は高くはないからもっとつけろってことだな。これ買えるんなら買いたいよね。紫金はなにやってんだろう。金あるだろ。早く入札しろよ。20億ドルぐらいでどうよ。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-02-15/newcrest-rejects-newmont-s-all-share-takeover-offer
https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-02-15/newcrest-rejects-newmont-s-all-share-takeover-offer
CPIショックなし
1月CPI出たが反応薄?大きく動いても困るが、もう慣れてきたか?若干ドル高。金利が少し上がってるからな。これはちょっと気になる。ゴールドも少し押されてる。レイ・ダリオが中国が米国との貿易戦争に勝利しつつあると言っているのが印象的だ。ヘッジファンドが中国株ロングを増やしているのに連動している。時代は変わるか?
コロナ第8波が収まるが
コロナ第8波が収まりつつある。今回が一番死者数が多い。ダントツで。だが、マスコミはあんまり騒がない。騒ぐなと言われているような気がする。そして2類から5類へと切り替える。もう付き合ってられないと言うことか?それならもっと早く区切りをつけるべきだったようにも思える。コロナの期間に失ったものは大きい。果たして元に戻れるのか?
先週の金価格
2月 London NY(COMEX)
6日 1873.25 1867.40
7日 1870.70 1872.50
8日 1872.65 1875.60
9日 1879.10 1861.70
10日 1859.70 1865.50
*落ち着いてきた感じはあります。あんまり下はないと思ってます。千載一遇の買いチャンスか?中国は買っているらしいとの情報はある。金ETFは0.73トン増と小動き???
*金ETF残高1016.03トン(02/12現在)exchange-traded gold securities
6日 1873.25 1867.40
7日 1870.70 1872.50
8日 1872.65 1875.60
9日 1879.10 1861.70
10日 1859.70 1865.50
*落ち着いてきた感じはあります。あんまり下はないと思ってます。千載一遇の買いチャンスか?中国は買っているらしいとの情報はある。金ETFは0.73トン増と小動き???
*金ETF残高1016.03トン(02/12現在)exchange-traded gold securities
ユーロをカットするロシア
現在のEUとロシアの関係からすれば当然だが、ロシアは外貨準備からユーロをカットする。ルーブル、人民元、ゴールドという構成になるらしい。完全に反西側体制確立。しかし、このままだとゴールドは反西側の構成要素に見られがちで居心地が悪い。昨年、金準備を増やしている国もどちらかと言えば西側寄りの国ではない。ドル一極体制からの分散を目的に金準備を増やしているのは明白である。
中国の景況感が重要
中国新規銀行融資が1月は過去最高の4.9兆元だった。悪くないですね。見た目は良さそうだ。Q2には銅の需要も回復してくれば一安心。正常な軌道に戻るのは少し時間がかかると思うが、目先は良し。
https://jp.reuters.com/article/china-loan-idJPKBN2UK0NZ
https://jp.reuters.com/article/china-loan-idJPKBN2UK0NZ
雇用統計ショックを耐えたゴールド
驚きの米雇用統計の余韻が残る中、ゴールドは耐えきったようだ。どうも下がっていく感じが取れてきた。少し盛り返しているが力は弱い。1900ドルまですぐに戻すと良いんだが、ちょっと難しいか?気になるのは銅価格で1トン辺り9000ドルを割り込んでいる。こっちの方が少し心配でこの辺で維持していてほしい。
戦争より怖いトルコ・シリア地震
トルコ・シリア地震、凄いね。あの惨状。見方によっちゃ戦場より酷い。一発であの状態になるんだから、耐震性の伴わない建物が乱立する地域は怖い。死者が1万人に迫るというが、それでは収まらないだろう。日本は大丈夫だろうか?東南海地震・・・来ないと良いけどな。
ガソリンエンジンは本当になくなるのか?
現在の内燃機関に勝るものはない。ガソリンエンジンはこの上なく便利である。EV車では達成できてない部分は多い。まだEV車は完成されていないのだ。未だに疑心暗鬼の域を出ていない。それでもEV化は加速している。不思議な現象だ。この案件は政治的な辛みが大きいからである。日本車の強さの源泉をすべて無効化する作用があるから欧州や中国は躍起になっている。覇権を握れるチャンスだからだ。EV車が本当にエコなのかどうかも疑わしい。まさにこの世は闇。一旦走り出したら止まれない。この道はどこへ続くのか?
日銀人事で進む円安
日銀人事が日経電子版で流れた。と同時に進む円安。黒田路線継承と見たか。どうだろう。今は政策転換はしない方が良いかな。円安過ぎても良くないし、円高過ぎても良くない。そう考えると現状は居心地は悪くないとは思うが・・・。ちょうどよいところで固定するのは実に難しいものである。
先週の金価格
1月 London NY(COMEX)
30日 1924.10 1922.90
31日 1923.90 1928.10
2月
1日 1925.90 1950.10
2日 1921.65 1912.60
3日 1875.35 1864.30
*週末に強すぎる雇用統計に沈む。持ち直すのに少し時間がかかるか?金ETF3.34トン増と吐き出してない。ここは冷静ですね。
*金ETF残高1015.30トン(02/05現在)exchange-traded gold securities
30日 1924.10 1922.90
31日 1923.90 1928.10
2月
1日 1925.90 1950.10
2日 1921.65 1912.60
3日 1875.35 1864.30
*週末に強すぎる雇用統計に沈む。持ち直すのに少し時間がかかるか?金ETF3.34トン増と吐き出してない。ここは冷静ですね。
*金ETF残高1015.30トン(02/05現在)exchange-traded gold securities
雇用統計良すぎで逆噴射
米雇用統計良いですね。というかこれだけ利上げしてきているのになんでだ?そうなると高金利水準は思ったより続くと見て逆噴射現象が起こった。為替も大きく円安に当然ドル高だからゴールドもその分降下した。だが、リスクは大きくなったと言えるためゴールドは落ちる必要はなかったようにも思える。少し時間をかけながら戻していくだろう。
ボロボロなGAFAMに落日を見る
GAFAMの2022Q4決算はボロボロだった。これを見ると今年はハイテク系は無理だなと思った。GAFAMのウエイトの高いSP500は上がれない。そうすると米株(特にナスダック)は1年を通じてグズグズってことになる。時価総額の大きい株がこれだから指数は上がらんわな。そうなるとやっぱり資金は米国脱出組がそれなりにいることになる。新興国、新興国って言ってるやつも間違ってはいなさそう。さて、どこに張る?
安心感出てるか?
ナスダック上げたな。どうなんでしょう。安心感が出てるのかな?これ、このままだとラリーしそうですよね。ゴールドも一段階上げそう。FOMCのたびに強くなる感じ。悪くないけどナスダックほどは軽くない。だが、2000ドルは意外と近いかも。ネガティブニュースがなければいけそうな感じ。
FOMC、サプライズはないはずだが
FOMC前だというのになぜ株が上がる。サプライズはないと思う。恐らく0.25%の利上げだろうが、あまりにも株価は上がりたがっている。これを素直に受け止めるべきか?しかし、パウエルがお灸をすえる可能性はある。何事もほどほどにしておくべきなのだ。特に良くないのは仮想通貨。こんなものがこういう時に上がっているのは不届きである。