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150円からの落ちは凄かった

ドル円の動きは本当に凄い。150円まで来たときはどこまで行くんだろうと思ったが、下げ始めると早かった。今、138円台か。今まで円安に相殺されていた株価の下落分が戻してくる。だが、丁度良い具合に株価も戻して来ている。今年は不思議な1年だった。まだ、終わってないけど。
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ドル安で消えていたものが浮き上がる

ドル高一辺倒の時代が急激に引き始めている。利上げの頂上が見え始めた途端にである。今までドル高でインフレを抑えていた米国だが、消えていたものが再び浮き上がってくる。商品価格は息を吹き返す。足らないことが分かっている食料や金属は特に気になる。ドルの衰退はコモディティの時代の到来を意味する。

ゼロコロナが止まるか

あんなに強行的だったゼロコロナが風前の灯火に。中国で起こっているゼロコロナに対する抗議行動が後を絶たない。さすがにいつ終わるのか分からない現状に嫌気がさしている。来年の4月が終わりではないかとされていたゼロコロナが終わろうとしている。人民の力は強い。全員が一丸となると政権は倒れる。良くない前例を作ったことになる。問題は人民を我慢の限界まで追い込んでしまったところにあるのとそこに気が付かないことだ。

先週の金価格

11月   London   NY(COMEX)
21日   1740.40   1738.20
22日   1742.95   1739.90
23日   1740.15   1750.10
24日   1755.40   
25日   1751.85   1755.30

*値固めは出来たかなという感じ。金利が落ち着いていれば株も元気が出てくる。その一部はゴールドにも入ると予想。そろそろ1800ドルチャレンジか?金ETFは5.02トン増と反転した。

*金ETF残高998.05トン(11/27現在)exchange-traded gold securities

金利を見ていれば良いと言うことか

ここのところ米長期金利が落ち着いているのは安心感がある。今後の利上げペースが弱まることが読めてきたことが大きい。このまま行くと株式は年末にかけてラリーする可能性が高まる。ゴールドも同様に金利のピークが見え始めると元気が出てくる。年末にかけて一段高の様相だ。

不明の300トンは・・・

少し前の話だが、ワールドゴールドカウンシルの報告書に中央銀行の金購入量は記されている。今年の7~9月の集計では399.3トンであった。内訳で分かっているのはトルコ、ウズベキスタン、インドの中央銀行がそれぞれ31.2トン、26.1トン、17.5トンの購入を報告している。残りの約300トンはどこが買ったのか分からない。報告義務はないのでどうってことはないが、量が量だけにいったい誰なんだとなる。この期間内にこの量のゴールドを買える国は限られる。ずばり中国か米国。一番怪しいのは中国だが、米国の可能性も捨てられない。今、これだけの量のゴールドが必要な理由は何なのか?

議事録公表で安心感?

11月FOMC議事録が公表された。今後の利上げペースが緩和が示唆されて安心感が広がる。次は0.5%で決まりか?年末に向かって株式市場は上向きに推移しそうだ。ゴールドにも良さそうだ。だが、本当にインフレが鎮静化されているのかどうかは分からないが、目先は安定した相場環境になりそうだ。年末年始はその方が良い。

衝撃の金利予想

ゴールドマン・サックスは2024年末の長期金利予想を4%以上としている。えっ、要するに長期金利は2024年末まで4%以上を維持するってことか。それってかなりヘビーだよね。高インフレがそこまで持続することになるわけだから。そこまで行くか?これが事実だとしたらかなり破壊的なことになるが。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-22/RLRK1XDWLU6B01?srnd=cojp-v2

消えぬロックダウン

消えぬ中国のロックダウンは結果的に米国を揺さぶっている。まさか、わざとやってるのかと思えるぐらいだ。いつまでもそんなことやってられないと思うんだが、かなりしつこい。中国の動向は世界経済に影響を与え株式市場にも影響を与えている。そしてこの不透明性を嫌い工場を他国へと移転させるきっかけになってしまう。この状況もそろそろ離脱しないと自殺行為になりかねない。

盛り上がりに欠けるワールドカップ

どうも今回のワールドカップ、盛り上がりに欠ける気がする。開催地に関するケチもついているが、暑いし、狭いしと文句が多い。見る側としても戦争中だし、インフレ凄いし、他のことに気持ちがいきがち。ワクワクしないワールドカップって初めてだ。それだけ世界的に環境が悪いと言うことか。

先週の金価格

11月   London   NY(COMEX)
14日   1768.90   1771.60
15日   1771.35   1779.20
16日   1773.00   1773.80
17日   1758.60   1760.60
18日   1751.60   1751.10

*一段階切り上げてきたゴールドだが、いったん停車中。値固めしたら1800ドルにチャレンジか?金ETFは5.81トン減とまだ減っている。不思議?

*金ETF残高993.03トン(11/20現在)exchange-traded gold securities

日本のインフレはどこまで行くか

日本のインフレもついに3.7%に。念願のインフレと言いたいところだが、これは悪いインフレいわゆるスタグフレーション。この状態でも日銀は動けない。ただ上がっていくのを眺めていることしかできない。救いは欧米ほどの水準ではないこと。しかし、このまま行くと近いところまで行く可能性はある。来年は思いやられる年になることを覚悟しなければならない。

尋常ならざる欧州のエネルギーコスト

日本でも光熱費が高いと言う声は聞こえているが、欧州のエネルギーコストは日本の比ではない。べらぼうに高い。にも拘らず英国のように税金まで上げようとするのは財政がひっ迫しているからでコロナ禍で使ったコストは膨大である。まともに返そうとするのは無理がある。債務を棒引きにしないと国民は飢えることになる。そろそろそろばん勘定ではなく正当なルール変更を行う時である。

止まらない欧州のCPI上昇

英国の10月CPIは11.1%。ユーロ圏は10.6%。止まらないな。ドル高で逃げようとしている米国の影響で足を取られている。この状況で増税を予定している英国は暴動の可能性すらある。利上げペースはどう考えても米国には追い付けない。せめてエネルギーを何とかしないといけないが、ロシアに対する制裁は余計なことだった。座して死を待つしか選択肢がないのか?英国の状況が日本に来たら恐ろしい。

素材が来るとしたら

素材の動きが良くなってきている。しかし、素材は景気敏感株である。これから景気が減速していくのであれば本来は売りだ。ではなぜ?一つは脱炭素からくるインフレ抑制法絡みの投資がかさむことによる。もう一つは中国のゼロコロナ緩和による需要の拡大。景気が減速してもこの分野は状況によっては潤う。

インフレ抑制法に物申す

G20では今年8月に成立したインフレ抑制法に物言いが入った。この法案は他国に対する差別的な側面がある。北米でのEV車生産には多額の補助金が提供される。EUは報復の可能性を警告しており調整の必要があるが、ことは簡単ではない。米国は中国との覇権争いの真っただ中で後れを取り戻さなければならない。足並みの乱れは中国に利するものである。

先週の金価格

11月   London   NY(COMEX)
7日   1678.95   1675.50
8日   1678.65   1712.60
9日   1715.25   1706.70
10日   1744.75   1755.70
11日   1759.35   1771.30

*実はCPI発表前から上げてきていた。一番大きかったのは金利が下がってきたこと。もう一つはドル安。あとFTXの破綻は影響しているのではないか?見た目的には完全に上抜け、相場全体はインフレのピークアウトを想定して今後の利上げの縮小を織り込み始めた。次のCPI、FOMCまではこの調子で行く可能性がある。金ETFは3.16トン増と減らなくはなったが、イマイチ。

*金ETF残高998.84トン(11/13現在)exchange-traded gold securities

ゴールドラリーの可能性

思わぬCPI下振れにゴールドも大きく動き出した。急激なドル安と金利の低下によってゴールドは引き上げられた。まだ、インフレがピークを付けたとは言い切れない。それでも今回の相場には勢いがある。次のFOMCとCPI発表までは時間がある。その間、ラリーする可能性は高い。

状況急変

いや~、まさかCPI下振れるとは思わなかった。まだ、インフレ鎮静化とは判断出来ないが、先走る相場は大きく動いた。金利が大きく下げたのはでかい。株式は信じられないぐらい上昇した。ドル安に傾いたのも大きく、ゴールドにとっては追い風となった。これで次のCPI発表まで動いたらかなり大きいな。次のCPIパスしたらクリスマスラリー一直線だ。それも悪くはないか。良い気分で年を越せるのは悪くはない。

赤い波とはならなかったが

当初の予想に遭った赤い波は大きくはなかった。下院は共和党が過半数を取りそうな感じだが、上院は微妙な戦い。共和党が両方取るようならレイムダック化する。インフレに対しては抑制的に働くのか?しかし、結果が出るのがいつものように遅い。10月CPIの方が早く出るな。やっぱドル高再燃と株安か?

中間選挙か?CPIか?

中間選挙でねじれがどこまで進むのか?それによって起こることは何か?同時に10月CPIはどういう状態で出てくるのか?高く出るにしろ低く出るにしろ相場は大きく動く。その割に動いているものは動いている。正解でなかった場合の反動は大きい。予想は難しく結果が出てから判断。結局、放置だが・・・。

リチウム資源投資撤退命令

カナダ政府は中国企業に対してリチウム資源投資撤退命令を下した。理由は国家安全保障審査の結果とされているが、脱炭素に関わる資源は将来の覇権に絡む重要事項。米国に対しての重大案件である。カナダは米国側に立つという明確な表明である。きな臭い戦いになってきた。

怪しいゼロコロナ緩和観測

何処から流れたのか中国のゼロコロナ緩和観測。中国市場は大きく上昇した。株式市場は上がりたがっていた。しかし、衛生当局者はゼロコロナ緩和を否定した。いったいどっちなのか?噂に揺さぶられるのは良くない。銅価格の反応は尋常ではなかったし、ゼロコロナ緩和には多くの投資家が注視しているのが分かった。一つのスイッチになっている。だが、まだ先の見通しは判明していない。思惑相場は米国同様不安定である。まあ、解除されたらどうなるのかは分かった。

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
31日   1639.00   1633.60
11月
1日    1645.25   1648.10
2日    1649.55   1635.10
3日    1628.75   1630.60
4日    1674.40   1682.70

*雇用統計発表後に上昇した。1700ドル突破で転換点の認識が大きくなる。もう一段上げる必要がある。金ETFは15.57トン減と大幅に減らしている。不可思議な現象。

*金ETF残高995.68トン(11/06現在)exchange-traded gold securities

ゴールドは何を映している

週末に50ドル程度上昇したゴールドは何を映しだしているのか?雇用統計からはいろんな側面が見えてくる。雇用の伸びの強さはさらに大幅な利上げが正当化されるが、失業率の上昇は先行きの景気鈍化が伺える。ゴールドはなぜ上昇したのか?現在の金利レベルは政府に対するプレッシャーになりうる。利払いがべらぼうに増えるからだが、これ以上の上昇に耐えられるのだろうか?それをゴールドが反映し始めたのであれば重大事である。

修善寺に行ってました

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昨日、今日と修善寺に行っておりました。鎌倉殿にあやかって。人は多かったです。感染増えないと良いですけどね。歴史の勉強にはなります。

FOMCで思惑が交錯する

FOMCで思惑が交錯する。事前に理事がいろんなこと言うから見方が割れることになる。強行か?ペースダウンか?背景は大きく変わってくる。つまり上にも下にも動く可能性がある。これはめんどくさいぞ。壊れる前に少し様子を見るのは間違いではないが、判断できる材料は十分ではない。多分に運任せの出たとこ勝負になってしまっているのが恐ろしいところ。

アップルはどうする?

アップル製品の多くは中国製である。アップルは米国企業とはいえ、工場を持たない。アイデアだけですべてを委託する企業体である。効率化の極限企業である。米中の覇権争いが続く以上アップルは立ち位置を考えざるを得ない。現在、一部をベトナムやインドに移し始めている。しかし、露骨には出来ないし、関連企業もすべて中国に工場を持つ。相当な時間をかけて少しづつ少しづつ移転を行う。テスラは中国に残ると見られる。企業によって運命は分かれる。どちらが正解かは分からない。