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2か月で9.1兆円

為替介入金額2か月で9.1兆円とはよくぞ使ったもの。結局、流れが変わるものではない。若干の足止めにはなるものの根本的な解決策にはならない。どうしてもムダ金にしか見えない。究極の無駄遣い。もっと活きた金の使い方が出来ないものか。ないところにはお金はないと言うのに。残念でならない。日本の苦境は続く。
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最近の金価格

10月   London  NY(COMEX)
24日   1649.15  1649.70
25日   1659.25  1653.10
26日   1666.75  1665.50
27日   1659.75  1663.70
28日   1648.05  1645.70

*落ち着いてきてる感じはするが、まだFOMC通過してないからね。底っぽい感じはしてるけど、株式もまだ崩れる可能性があるから油断は出来ない。金ETFは6.56トンの減少。ふと思ったんだが、金ETFは現引きされてる可能性があるね。

*金ETF残高1011.25トン(10/30現在)exchange-traded gold securities

金貨の在庫切れ

米国では金貨が在庫切れを起こしているとかって話を聞いた。Kitcoで見てみると確かに在庫切れになっているものが多い。イーグルなどの米国産のモノってことですね。生産が追い付いてないんでしょうね。それぐらい金貨の需要があるってことだけど、バーの方は大丈夫みたい。あんまり金価格には反映されてないのが不思議だ。

不足している最も重要な金属

銅は最も重要な金属の1つであり、建築、発電/送電、電子製品製造など、さまざまな業界で毎年2,000万トン以上が消費されている。クリーンエネルギーへの世界的な移行により、銅の必要性がさらに高まっている。特にEV車では銅は電気モーター、バッテリー、インバーター、配線、充電ステーションで使用される主要コンポーネント。電気自動車には通常の車両の約4倍の銅が必要となる。その他にも太陽光発電に使用される太陽電池や風力タービンなどの再生可能エネルギーインフラストラクチャに電力を供給するには、より多くの銅が必要になる。従来のエネルギーシステムと比較して、再生可能エネルギーには12倍の銅が含まれている。銅は鉱山から産出されるという性質上、簡単に生産量は増やせない。将来の膨大な需要をこなせるだけの供給体制は整っていない。その時は近づいている。

ドルの亡霊

どの国も通貨防衛に奔走している。強すぎるドルに手を焼く。日本もステルス介入を続けて応戦する。しかし、よくよく考えれば決済通貨が他にあればここまで酷いことにはなってないだろう。あり得ないことだが半分が円決済だったらこんなには困らない。そう思っている国は多いだろう。アジアの地域通貨としての円という道はあるのだが、日本にその気はない。中国は人民元をアジア地域通貨にしようとしている。今回のドル一強の状態は不都合な真実を突き付けてきた。中国の申し出に答える国は出てきそうである。ドルには危機が近づいている。

いろんなものを忘れている

今市場はFRBの政策に一喜一憂して、そこに全神経を集中している。他のものが目に入っていない。そう言えば中間選挙だったよな。知らないうちに英国は首相が3人目になってるし。中国は共産党大会が終わった。まだ習近平はやる気なのか。やっぱりどれと比べてもFRBの政策には見劣りがする。それぐらい世界に与える影響が大きいのである。12月の利上げが緩むかどうかで相場は大きく動く。だが、その前にエンジンが壊れることだって起こりうる。結構きわどいところを歩いているのが現状。未経験の利上げだということを忘れてはいけない。日本は日本でが為替介入を連発しているところにそろそろピークが近いとの見通しが見え隠れするが、まだはっきりとはしない。もっとどっしりと構えた方が良いような気がする。そうだ、今年はワールドカップの年だったな。全然実感がない。それぐらいFRBにエネルギーを取られているのである。

共産党大会終わったが・・・

中国共産党大会は終わったが、中国株の株価は冴えない。パッとした経済対策も出てないし、ゼロコロナを緩めるとも言わないからか。先が思いやられるな。一つ注目されているのは李強という人物の躍進。かなりの出世らしいが、もちろん習近平派。経済政策はこの人にかかっているようだ。上海市書記からの昇進。上海ロックダウンは評判を落としたが、テスラの工場誘致は良かった。上手くやってくれると良いが。

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
17日   1664.75   1649.50
18日   1653.00   1652.40
19日   1631.70   1629.90
20日   1635.30   1628.10
21日   1643.25   1657.90

*今年は本当に難しいね。ゴールポストがどんどん動いていくのでそのたびに切り下がってきた感じ。何度目の正直でしょうか。金ETFはは10.62トン減と大幅減少・・・。まだ減ってるぞ。先は長いか。

*金ETF残高1017.81トン(10/23現在)exchange-traded gold securities

金価格の最高値予想は・・・

最近、あんまり覗いてなかったんだが、金価格の最高値予想で一番高いのは50000ドルらしい。これジム・シンクレアなんだけど、知らない間にこんなに切り上げていたんだね。理由はコロナ禍でドルの発行量が急激に増えたことが原因。要するに米国がジンバブエ化するってことね。まあ、計算上はそうなるのかもしれないけど、現実は計算通りには動かない。ゴールド・バグ的にはセオリー理論ではあるが、実現するには恐ろしいことが起こる必要がありそうだ。日本にもこれぐらいぶっ飛んだことを言う人が現れて欲しいものではあるが・・・。

米中対決の行きつく先は

今の世の中は脱ロシアの話題で多くを占められているが、その先にある米中覇権争いの方が重要である。最初はファーウェイ問題から始まった。今では最先端技術は中国には渡さないと言う掛け声とともに高精度な半導体は手に入らない。次はインフレ抑制法なる摩訶不思議な法律を作った。中国製の部品入りのEV車は優遇されない。米国は世界のジャイアンとなった。その昔、日本はこのジャイアンに負けて泣き寝入りをした。しかし、中国は戦うことを決意したのだ。多くの人は米国が勝つと思っているが、そうではないと言う人もいる。個人的には米国は楽勝とはならないと思っている。結果はかなり先で最終的には米国が勝ち残ると言う見方である。中国の力は侮れない。

LMEから締め出されるロシア

LMEからロシアが締め出されるって話。非鉄金属も流動性に問題が出る?いや、中国は普通に非鉄金属をロシアから買うと思うが、LME自体の流動性に問題が起こると言われている。モノにもよると思うが若干、値が上がるのかもしれない。脱ロシアが少しづつ進んでいるが、最近意味があるのかなと思い始めた。経済を壊してまでやる必要はないようにも思える。

資源獲得加速

猛烈なドル高によって資源価格にはブレーキがかかる。不必要なほどに。これは千載一遇のチャンスである。何がって?資源獲得ですよ。ただでさえ、脱炭素で資源の囲い込みが進んでいるのにドル高で資源価格にブレーキがかかっているのは買収が進むことを意味する。

近づくドル円150円

とうとうドル円が150円に迫ってきた。どう考えても越えてくよな。安い日本も海外からの観光客にはメリットはあるが、それ以外はないよな。FXに気興味のない私でも天井がどの辺りなのかが気になりだす。もっとも株価の下落を吸収しているのは円安だからというのもある。

定まらぬ世の中

米株は底値探しの旅に出る。米国の景気後退はいつか?中国のロックダウンはいつ終わるのか?ウクライナ戦争もいつ終わるのか?今の世は定まらぬことで溢れている。せめて年内に方向感ぐらいは出てきて欲しいものである。今年は米利上げと中国のロックダウン、ウクライナ戦争に振り回されて終わることになる。結局、何も解決していないのだ。

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
10日   1676.55   1669.10
11日   1664.70   1666.40
12日   1670.65   1673.40
13日   1648.10   1666.60
14日   1649.30   1645.30

*CPIで下げる可能性はあると思っていたので想定通り。この辺でうろつくとは思うが、金ETFは2.50トン減と減ってる。

*金ETF残高1028.43トン(10/16現在)exchange-traded gold securities

人民元は浮上できるか?

日米金利差が拡大する中で円キャリートレードは復活するか?ちょっとありえないぐらい円安になってきたが、通貨安に苦しむのは日本だけではない。新興国はさらにきつい。ドル建て債務の返済は厳しくなっている。今後の債務は金利の安い日本で借りるのが理想だが、米国が許さないだろう。そうした中で中国は以前から新興国に人民元での融資を進めていた。ここにきてドル一極体制での通貨体制に対する疑問が投げかけられるようになったことから一部を人民元に切り替える動きも出てきそうである。これはドル基軸通貨体制に風穴を空ける。目先のドル高を睨みながら世界が多極化されていく様を見ることになる。

未知の世界へ

米9月CPIは上振れた。コアも予想を上回り沈静化のめどはたっていない。にも拘らず株式市場は大きく反発。少し異様な世界。事前にショートがかなり入っていたのだろう。オープニングは下げていたからね。しかし、その後は猛烈に反発した。見た目的には完全に底打ちしたように見える。強行利上げはまだ続きそうなんだがね。この調子で行くとエンジンがやられる可能性があると言うのに構わず走れる度胸がうらやましい。くれぐれも年内にはぶっ壊れないことを祈る。

ルール変更は起こるか?

英国が真っ先に地獄の入り口に入りつつある。現在のインフレや経済状況は過酷だ。ロシアに対する経済制裁は良いが、これではどっちが制裁しているのか分からない。EU諸国や英国の状況は極めて厳しい。やっぱりエネルギーを握っている方が有利なのはよく分かった。米国もインフレのコントロールに苦しんでいる。自国でエネルギーを調達出来るにも関わらず。明らかに通貨の刷り過ぎであることが分かる。慌ててQTをやっているが、効果はまだ出ていない。そうなると欧米人得意のルール変更が出てくる可能性がある。いわゆるプラザ合意のようなもの。

金本位制復活法案

米下院で金本位制復活法案なるものが提出されている。現在の金融政策によってドルは価値を失っている。現在のインフレの原因の一端でもある。金本位制に回帰するべきと言うもの。この法案が可決される可能性は高くないとは思う。しかし、こういった法案が出てきたことに驚きを隠せない。これは偶然ではない。

https://www.kitco.com/news/2022-10-11/New-bill-introduced-to-bring-the-U-S-back-to-the-gold-standard-to-control-gov-t-spending-and-inflation.html

邪魔になっているものは

荒れる相場に振り回されることほど嫌なものはない。では、今何が邪魔になっているのか?やっぱり何と言っても強行利上げだよね。通常の利上げなら問題にはならない。結局、お金の撒き過ぎによる後始末なわけで。もう一つは中国のゼロコロナ。これは何とかならないのかと思うが、いかんともしがたい。おまけに米中のいがみ合いはプラスに働くのか?マイナスに働くのか?そこんところが見えてこない。差し当たって目先のCPIは悪い方に働く気がするが・・・。

温泉で一息

今日は温泉で一息ついてきた。広島時代は30分ほどで温泉に浸かりに行けたんだが、今いるところは1時間ぐらいはかかるので腰が重くなる。やっぱり1週間に1回ぐらいは浸かりたいとは思っている。仕事をやってるうちは難しそう。個人的に感じる温泉の良いところは肩こりが和らいだ気がするところか。

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
3日    1668.40   1700.60
4日    1714.85   1726.10
5日    1700.50   1716.40
6日    1714.20   1712.80
7日    1696.15   1695.00

*雇用統計良すぎで警戒深まる。再び下落モード?金ETFは4.91トン増と潮目が変わったのか?今週の動きに注目。

*金ETF残高1030.93トン(10/09現在)exchange-traded gold securities

雇用統計で正気に返る

米雇用統計が予想以上に良くて投資家は正気に返った。やばり、これでは強行利上げが続いてしまう。青くなって株を売る。長期金利もまた上がり始める。こうして振り出しに戻された。来週は荒れそうな予感が走る。そう言えば米9月CPIは来週だったな。やっぱり2番底は10月か?この辺で終わりにしようね。

気になる銅価格

ドクターカッパーと呼ばれる銅価格。その動きが気になる。米国は景気後退を迎えようとしているが、景気が後退するのであれば先行指標と言われている銅価格は下がるのか?そこが注目される。銅の消費は中国が50%であることもあり、中国の影響が大きい。3月の上海ロックダウンの時は大きく下げていった。だが、中国住宅部門の低迷やロックダウンの影響がありながらも今年はここまで供給不足の状態が続いている。それは脱炭素による影響でEV車等の需要が下支えした形となった。米国も同様で景気後退したとしてもこれからのEV車等に関する投資は中国同様莫大で相殺する可能性は高い。そのせいか銅価格はうろうろしていて方向感がない。重要なのは今後の中国、米国のEV車生産販売台数の推移である。

EV世界大戦を戦えるか

脱炭素は世界の覇権争いの一大テーマとなっている。ひたすら先行する中国。猛追する米国という構図。日本はすっかり周回遅れになっている。いつでも追いつけると想定しているとは思うが、少々やばくなってきている。資源や部品の確保が難しくなりつつあるのと工場が米国と中国の両方で必要になるし、資源や部品の確保もそれぞれなじみの地域から調達しなければならない。ひょっとすると日本は軽EV専用基地化するかもしれない。

反発しすぎで気持ちが悪い

米株の反発が強すぎで気持ちが悪い。さすがにまだ買う気にはならないが、ここまで買える人たちに恐れ入る。ゴールドは少し売りが出ているようだが、これが正常。株はすべてが買われているが選別はするべき。だが、何が良くて何が悪いのかは判別が難しい。高配当系でオールドエコノミーを選ぶか。景気が悪くなっていくことを考えると景気敏感系は買いずらい。銅関連も本来はこういう時は買いにくい銘柄になる。脱炭素が絡むと膨大な投資がなされるので景気後退の中で需給判断が難しい。

気を抜くにはまだ早いが

相場は反転したかに見える。長期金利が落ち着いてきたのが大きいと思われる。株価は堅調だった。貴金属にも好影響で安心感が広がる。長期金利がピークを打って下げてきているのならその見方で良いとは思うが、これから出る指標で再び状況が変わる可能性もゼロではない。これまで何度となくそうであったように安心はできない。だが、ゴールドはチャート的には反転したかに見える。

クレディ・スイスの怪

先週末、急騰したクレディ・シスのCDSが話題になっている。株価も大きく下げている。これは何が起こったのか?CDSが動いているということはデフォルトリスクが高まっているということだ。要するによからぬ取引があってそれが命取りになりかねないポジションであるとCDSは告げている。中身はよく分からん。しかし、火のないところに煙は立たない。何かやらかしたんだな。

先週の金価格

9月   London   NY(COMEX)
26日  1643.35   1622.40
27日  1634.30   1629.20
28日  1652.15   1660.10
29日  1654.80   1660.40
30日  1671.75   1661.10

*見た目的には値固めした感はある。それが正しいかどうかは今週の動き次第。金ETFは10.13トン減と減少は続く。今週これが止まるかだね。

*金ETF残高1026.02トン(10/02現在)exchange-traded gold securities

底を探る旅

米株(ダウ、ナスダック)は底を探る旅に出た。そこに行き当てないと来年はやってこない。大変な秋がやってきた。これは米株に再び相場がやってくるのか?四散するのか?重大な局面である。ゴールドもずり落ちては来ているが、少し戻している。もうひと戻しできれば反転の可能性はある。相場が大変な時に限っておかしな事件が良く起こる。ロシアがウクライナの4州を強引に併合してしまった。4州に対する攻撃はロシアに対する攻撃とみなすと言い出した。今、ウクライナ戦争は最終局面を迎えようとしている。周辺国に飛び火するのかどうか?今後の動きは重大である。