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重力に引きずられるゴールド

ドル高、金利高に引きずられているゴールド。1700ドル近辺まで降りてきた。ここらが我慢のしどころか。しかし、中国は悠々とロシアからしこたまゴールドを仕入れている。ドルを介さずに安値で。これって、どうなのかね?まあ、そんなことよりもどこでコツンというかなんだが、先は長いのかな?
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日本の二の舞を演じる可能性

今回の断続的な利上げを行っている米国は日本のバブル崩壊をなぞっているように見える。日本の場合は過熱した景気を1年3か月の間に5回の利上げで2.5%から6%まで持っていった。総量規制もかなり効いたが、不動産価格が急激に下げていった。もちろん、株価もご存じの通り地の底まで落ちていった。今回の米国はそれ以上のペースで利上げしている。しかも日本ではやっていないQTもやっている。当然、住宅ローン業者の倒産が増え始めている。まだ、序の口である。このまま高金利が継続されるとなると日本同様に崩壊の道を歩むことになりかねない。株価もまだ序の口?この先は棘の道だ。

ドル高、金利高に耐えられるか?

高金利状態が長期間にわたって持続するという見通しのためドル高、金利高が継続することになった。ゴールドには厳しい環境だ。下落圧力がかかり始めたが、どこまで押すのかが問題。同様に株価にも強烈に下落圧力がかかる。また、この結末がどういう形で終えるのかも重要である。何かが壊れる可能性も・・・。

先週の金価格

8月   London   NY(COMEX)
22日  1733.25   1736.90
23日  1746.55   1748.30
24日  1745.65   1751.50
25日  1753.55   1758.90
26日  1733.25   1739.10

*ボックスではあるけど、最後ちょっと下げました。ジャクソン・ホールで下げてるから良くない動きです。どこまで影響が残るのかが問題。やっぱり持っとかないといけないとなれば反転するが・・・。金ETFは3.71トン減。急激に減ってるわけではないが・・・。

*金ETF残高1076.14トン(08/28現在)exchange-traded gold securities

ジャクソン・ホールに沈む

今回のパウエルはタカだったのか?今までタカをハトと言っていたのか?それは定かではないが、想定外のインフレ退治に全集中発言と高金利維持発言は衝撃だったようだ。米株は徐々に失速し大暴落。またまた全売り状態。株の大暴落はゴールドにポジティブだが、金利急騰とドル高はネガティブ。さて、今回はどう見られるのか?大混乱の秋に突入。

選択できるか?

インフレ抑制法、恐ろしい法律である。世界は選択を迫られる。米国で作るものは西側圏内で作る。中国で作るものは中国で作る。多くの国はどっちにつくのかの選択に迫られる。一部の先進国は両側に工場を持てる場合があるが、中途半端なサイズの国はどちらかしか選べない。また、選べない国にとっては死活問題である。

パウエルはハトか?タカか?

さあ、ジャクソン・ホール。パウエルはハトか?タカか?意外とスルーするって可能性もありか?ここは波風立てずに9月はごそっと上げる。秋には商品価格上昇との見方もあるし、ここで緩めるようなことは言いずらい。核心は触れないという予想で行こうか。

インフレ抑制法

米国で施行されるインフレ抑制法だが、随分と???である。特にEVに関する項目が問題。購入すれば減税されるし、製造に関しても優遇がなされる。ここまでは良い。ただし、外国産のEVは対象外。中国製の部品を使ってもNG。リチウムなどの鉱物資源も米国あるいは米国と自由貿易協定を交わした国から調達したものに限られる。これって厳しくない?コバルトやニッケル、銅も変なとこから調達できなくなる。中国製部品が使えないというのもかなり微妙な選択になる。韓国製のバッテリーは使えないんじゃない?かなりの地盤沈下が起こるような気がするが・・・。

全売りのドル買いが見える

ジャクソンホール前で全売りの様相。ドルに回帰するように見える。逃げ道は少ない。まあ、どうせ動かないんだが、思ったより深そうな気がしてきた。今晩の米株がどうなるかで深さが見えてきそう。持ち直すようなら浅いか?こういう時にゴールドが買われんといかんのだけどな。ドルがつぶれないといかんのかな?

ジャクソンホール前に尻込む相場

迫るジャクソンホールに相場が尻込み始めた。金利は再び3%に迫る。ゴールドも後退し始めた。警戒感強いな。まだ、見方は割れているが、株高強気派はどこまでも強気。最後まで割れたまま行きそうな感じ。両極端すぎるな。はっきりするまで動かないが吉。

先週の金価格

8月   London   NY(COMEX)
15日  1776.60   1780.10
16日  1774.85   1775.60
17日  1767.20   1761.60
18日  1765.55   1758.70
19日  1750.75   1747.60

*1800ドルに復帰しながらも気が付けば逆戻り。ドルの重圧に押し戻された形。金ETFは5.91トン減と減速は続く。重たいね。

*金ETF残高1079.85トン(08/21現在)exchange-traded gold securities

息切れが見える米株

米株はここまでよく上がってきた。このまま上がっていくのだったら6月が底だったのかもしれない。しかし、ここにきて変調が見られる。まあ、ここまで楽観的過ぎると言われればそれまでだが。ジャクソン・ホールで利上げ強行と言われれば失速は目に見えてはいる。サマーラリーの終わりは近いか?

和歌山に行っておりました

wakayamajou_convert_20220819212147.jpg

おじさんのお見舞いを兼ねて1泊2日で和歌山に行ってました。帰りに紀州東照宮、和歌山城、根来寺を巡って帰ってきたところ。帰りは大渋滞に遭い疲れました。

フェラーリのEV化

フェラーリにもEV化の計画があるらしい。フェラーリがEV化して魅力があるのだろうか?スポーツカーファンは内燃機関の刺激に魅力を感じているのだが、EVにはそれがない。スポーツカーがEV化して商売として成立するのか疑わしい。大人のおもちゃが一つなくなるのではないかと危惧している。個人的には最後のスポーツカーに乗っておきたいと思うのである。

中国の減速は危機的

ロックダウンをやるぞやすぞの危機的状況は景気を想像以上に減速させている。そろそろ対応を考えないと浮上できなくなる。現状はコロナ禍でやった米国並みの対策が必要。やり過ぎぐらいにやらないと危険な感じがしてきた。しかも住宅市場が完全に息をしてないからなおさらである。待っている場合じゃないな。米国も景気後退の足音が聞こえてきたが、中国はその比じゃない。このまま自死したら笑えない。

米上場廃止の中国株

ペトロチャイナ、シノペック、シノペック上海、チャルコ、チャイナライフが米国上場廃止申請をする。腹を探られたくない国営系の企業がまず動いた。ハイテク系や航空系もやばいと言われている。アリババは香港に上場するようだが、今後は香港市場が重要になってくる。しかし、こういう状況を予想できた人がどれだけいるだろうか?それぞれお国の事情があるわけだが、なかよくやっていけなくなったわけだ。これが吉と出るか、凶と出るか。

先週の金価格

8月   London   NY(COMEX)
8日   1784.05   1789.20
9日   1795.25   1793.90
10日   1795.05   1792.40
11日   1796.70   1790.00
12日   1792.10   1804.00

*気が付けば1800ドル。どう見ているのかは定かではないが、上向きのようです。金ETFは3.5トンの減少とまだ減ってる。まあ、切り上がってきているとは思うが・・・。

*金ETF残高1085.76トン(08/14現在)exchange-traded gold securities

城崎温泉に行ってました

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城崎温泉に昨日、一昨日と行ってました。温泉なかなか良かった。帰りは天橋立によって来ました。どちらも人は多かった。日常が戻ってきてますね。

ピークアウトの兆しはあるが・・・

7月米CPI出たが、予想を下回っているということで、株式相場は好感。大きな上昇となった。インフレピークアウトという見方で利上げも緩むと思っている。ゴールドはあんまり動きはない。金利が微妙で大きく下がって戻して来ている。金利はまだ分からないと見ているようだ。いずれにしても株はサマーラリー化しそうだ。あくまでも短期的にではあるが。

7月米CPI発表前の静けさ

7月米CPI発表前で静かさを感じる。状況によっては大きく動く可能性があるだけにウェイティング状態の人も多いか?本来ならバカンスに入りたいところだと思うが、緊急利上げの可能性も少なからずあるので相場の急変には対処しなければならない。ここを通り過ぎればジャクソンホールまではお休みか?上振れると恐ろしいが・・・。

エヌビディアショック

突然のエヌビディアの利益警告に驚きが広がる。個人的にはハイテクの中でも下がってきているのなら買いじゃないかと思っていた銘柄の一つだ。半導体需要ってここまで落ちてきていたのか?少々ハイテクから離れていたので驚いてはいる。ゲーム用が減っているとか。マイニング用の影響も大きいのかもしれない。だが、大きく下がっているのなら買いかもね。

今晩の米株がどう動くか?

先週末の雇用統計の影響が今週の米株にどのような影響を与えるのか?普通に考えれば容易には買えない状況になったと思うが、大きな売りになるのかどうか気になる。まあ、7月CPIの数字が出てから大きな動きになりそうな感じだね。

先週の金価格

8月   London   NY(COMEX)
1日   1772.40   1772.50
2日   1779.75   1760.20
3日   1761.25   1765.60
4日   1783.20   1791.20
5日   1773.25   1776.40

*上がりかけたんだけど、雇用統計良すぎで墜落。行ってこいに終わる。しかし、強行利上げ継続で米株は2番底の可能性が出た。金利も上がりそうだし、買うものがなくなる展開。ゴールド見直しの可能性はある。金ETFは8.32トン減と売られて終わる。

*金ETF残高1089.26トン(08/07現在)exchange-traded gold securities

良すぎる米雇用統計

7月米雇用統計良すぎるな。どうなってるのってレベル。良いニュースは悪いニュースと言うことで株価は下げる。ハイペースの利上げが続くのか?こうなると通常の利上げペースをやっていたらどうなっていたのか考えると空恐ろしくなってくる。住宅市場はこれ以上の急速な利上げには耐えられないよね。株式相場も秋に大底を付けることになりそうだ。この夏はゆっくりしててね。

ゴールドは復活するか?

ウクライナに売られて落ち込んでたゴールドは復活するか?インフレだし、有事だし、普通に考えればゴールドが低迷するのはおかしい。一時1800ドルまで戻していたゴールドの今後の行先は?あくまでも常識的な見解だが、2000ドル復帰は妥当だと思っている。原油並びにその他コモディティもドル高圧力に押され調整局面にさらされたが、実需に伴って収まるべき価格に行きつくだろう。基本はインフレである。

台湾の戦術は・・・

中国軍に囲まれた台湾が取るべき戦術は機雷をばらまいた上での籠城戦か?台湾周辺に機雷をバラまけば船は近づけない。と言うか艦船はすべて米軍と自衛隊の潜水艦ですべて沈めることは可能ではあるが。問題は航空機。これも米軍と自衛隊の方が上。台湾単独ではここは無理か。

鈍感力の強いペロシ

ペロシ台湾訪問。なんで今行かないと行けないのか?インフレであたふたして景気減速でおたおたし、ロシア問題で困窮している現在。なんで慌てて台湾に行く必要があるのかな?問題をさらにこねくり回す必要があるのか?今は大人しくしておいて欲しい中国にけしかけるなんて空気読めてない。確かにロシアをよく観察していると中国が台湾有事を起こすにはまだまだ準備が必要だと思わされる。しかし、ペロシよ、バイデン並みにKYだ。

為替の動きには唖然とする

なんと言っても驚くのはドル円の動き。ド転換と言って良いのか?そう簡単なもんじゃないと思うけど為替の動きは極端すぎる。インフレピーク判断に利上げ緩む判断。ドル円反転と来た。気の早いことでいずれも行き過ぎ感がある。正しいと言う前提で動いている。間違っていることは今のところ思っていない。やれやれだ。

8月はラリーの予感

次のFOMCが遠いことから現実を忘れてラリーに走る傾向が強いと思っている。7月のCPIは高いかもしれないけど、株は蘇生する。どうせなら中国のロックダウン懸念も消えて欲しい。バカンスしやすい環境と言うのは重要なのである。良好な心身の維持のためにはね。