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先週の金価格

7月   London   NY(COMEX)
25日  1718.90   1720.00
26日  1720.05   1717.30
27日  1714.05   1734.80
28日  1753.50   1756.80
29日  1753.40   1766.50

*FOMC後に上げ始めました。ドル安の影響でしょうけど。想定外のハト派発言に利上げ緩むとの思惑。正直、振れすぎと思います。金ETFは2.41トン増とプラスに転じる。1800ドル回復しそうですね。

*金ETF残高1097.58トン(07/31現在)exchange-traded gold securities
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なんちゃってサマーラリー

昨夜の米株は強かったな。パウエルはハト派色が強すぎたんじゃないか。しかし、GAFA強かったね。まだ利上げは続くのにこんなに買って大丈夫?って感じだが、次のFOMCはだいぶ先だ。この夏はラリーが出来てしまう。つなりなんちゃってサマーラリーだ。遊びたい人にはうってつけじゃない。最後はおっかないかもしれないけどね。

景気減速とは言わない?

米Q2GDPマイナスでしたね。これで2期連続マイナス成長で本来なら景気減速なんだが、米国の場合は認定委員会的なものがあるからまだ未認定の状態。不思議な国だこと。素直に数字で決めた方が分かりやすいと思うがね。住宅部門の崩れ方が酷いから次はもっときつそうな気がする。しかし、ドル円の動きにはもっと驚いた。巻き戻しが急だね。金利が下げてきているし、利上げのピークが近いことを示しているのか?

安心感の罠

思った以上にハト派だったパウエル。市場は安心して株を買う。これで9月までは安泰だが、罠の臭いがする。それに利上げによる副作用がそろそろはっきりと出てくる。その中でラリーは出来るだろうか?究極のチキンレース。

FOMC前で緊張感

FOMC前で動きずらい。利上げは0.75%か1.00%か。予想は0.75%が多い。目いっぱいやってる感を出すなら1.00%だが、市場は織り込み切っていない。0.75%であっさり終われば株式市場はサマーラリーになる可能性はある。9月に1.00%の利上げでダメ押しなら、ここで上げた分を吐き出す感じで上手く収まるかもしれない。今回、1.00%で暴落すると危険ラインに突入しそうだ。

収まったように見えるインフレは

商品価格は調整してきており、インフレは収まりつつあるように見える。本当にそうだろうか?決定的に足らないものまで金融の力で抑え込むと言う手法は間違っている。これは強い反動が起こるのではないかと危惧している。軽いリセッションと思っていると激しいスタグフレーションがやってくる。巻き戻しのマネーの動きは凄まじいぞ。

出口戦略をどうする?

私も株式投資を始めて随分と経つ。投資にも始まりがあれば終わりがある。私も出口戦略を考えなければならない年齢に差し掛かる。定年まであと2年半。それまでのどこかで現在の株式を売却するタイミングを計らなければならない。要するにこのサイトにもやがて終わりが訪れると言うことである。この20年の間にゴールドの値段は徐々に上がってきたが、本相場を迎えていない。そこが残念である。株価もそれなりに上がってきていて、ある程度の資産を築くことができた。地味ではあるが手堅い投資だったと言える。一応、成功の部類には入るが、大成功とは言い難い。これからの2年半の間で最も高値と思われるポイントで売り払うことが出来るのか?そこが問われている。実に難しい。

先週の金価格

7月   London   NY(COMEX)
18日  1719.05   1709.30
19日  1713.05   1712.80
20日  1709.30   1696.40
21日  1705.10   1719.20
22日  1736.95   1727.30

*1700ドルを割り込んだりしているが、バーゲンハンターが現れている感じだ。さすがに安いもんね。金ETFは7.05トン減で減少が止まっていない。底打ち宣言は出来ないね。今週の動き次第です。

*金ETF残高1095.17トン(07/24現在)exchange-traded gold securities

中国の減速は想像以上

中国の今年の成長率は4%を割り込む見通しだ。結構下がってきたな。やっぱりゼロコロナ政策は堪えているようだ。それだけではなく、中国恒大問題などの住宅問題が痛い。強引に住宅価格を抑え込んでいるため国民に不満も多い。未着工のマンションも数多くあり、支払い拒否の物件も多い。中国の景況感は日本や米国に大きな影響を与える。秋の共産党大会までに少しは解決に向かわせるべきとは思うが、なかなか上手くいってない。秋以降まで待たないとだめなのかな。

何をきっかけに動き出す?

米株上げはベアトラップか?と言われているが、底が明確に判断されない限りうかつに入れない。商品も下げはきつい。これも底がはっきりしていない。長期金利は3%前後でうろついている。結局、トレンドが明確にならないとどれも買いにくい状況。キャッシュポジションは大きい。今後も経済指標は重要で利上げ幅も影響が大きい。FOMCでは常に大きく振れる危険性をあらんでいる。

利上げのない日本

各国が利上げに突入する中で異例の日銀利上げはない発言には驚いた。言わなくてもいいのにね。利上げはないじゃなくて出来ないんじゃないの?利上げしなくても良いからイールドカーブコントロールはやめたらと思う。0.25%で無制限に買いこむのはやりすぎ。やっぱり自然の状態でないといけない。厳しいのかもしれないけど。この発言で円安は進む。どうする日本。

無事に着陸できるのか?

FRBの強行利上げは米国に何をもたらすのか?無事に軟着陸できるのだろうか?意見は割れる。一番気になるのは住宅市場。このレベルの利上げはかなり効く。すでにキャンセルが頻発している。ローンを払えなくなる人も出てくるし、最もクラッシュに近い。ローンは住宅だけではない。自動車ローン、学費ローンなど影響は大きい。日本のバブル崩壊を思い出す。今回はそれ以上のペースで利上げを行っている。とても無事で済むとは思えない。さて、どうなるか?

強行利上げに苦しむゴールド

強行的な利上げの勢いに苦しむゴールドという構図。株価はインフレピークを窺いながら反発のチャンスを待っている。原油だけは跳ね返す力を残している。セクターローテーションは目まぐるしく移り変わっていく。この調子だとあっという間に1周してしまう。つまりこの強行的な利上げは年末から年初には終わり、来年度中には利下げが始まるとしている。そこまでこらえきればゴールドは反発の時を迎える。いや、利上げが終了した時点で反発するだろう。相場は先を織り込むからである。しかし、ここまでの織り込みが正しいとは限らないのだが・・・。

奈良に行ってました

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奈良に一泊二日で行ってました。法隆寺、薬師寺、唐招提寺等を回る。人出は増えてはいるけど、もう一つかな。ホテルはいっぱいだった。子供が多い。子供連れは多いが、年齢の高い人は控えているのか?コロナちょっと増えてきたし、微妙な状況か。雨が降らなくて良かった。

先週の金価格

7月   London   NY(COMEX)
11日  1740.00   1733.70
12日  1730.70   1726.00
13日  1724.60   1735.60
14日  1700.70   1710.40
15日  1706.15   1708.60

*強行的な利上げの影響が大きくコモディティ全般に軟調。次のFOMCでも0.75%ないし1.0%利上げの見込み。ドル高もネガティブに働く中で持ちこたえる展開。背景のリスクを考えてどこまで切り返せるのか?金ETFは8.87トン減とブレーキが続く。

*金ETF残高1102.22トン(07/17現在)exchange-traded gold securities

Q2決算始まったが

米国ではQ2の決算が始まっているが、インフレの影響、強行的な利上げの影響がどの程度出ているのか気になる。ここで失速している場合、先はまだ長い。株式市場の大きな崩れはあり得る。コモディティもつられるか?だが、ゴールドのここまでの動きが気掛かりである。本来、この状況は危機である。ゴールドは買われておかしくないのだが、これ以上の株式市場の崩れは危機を通り越す。そういう意味ではゴールドの今後の動きには注意を払う必要がある。

利上げに引きずられる

すべての相場が米利上げに引きずられている。どうにもインフレのピークが確認されて利上げに一服感が出てこないと相場は正常化しそうにない。そこまでは辛抱が必要なようだ。だが、長い戦いになる可能性がある。いや、収拾がつかずにクラッシュの可能性もある。暑い夏をのんびり過ごしたいのだが、そんな感じではないな。

インフレ加速のわりには静かだ

昨夜の米CPIには驚いたが、思ったよりも静かな1日だった。元気が良かったのはドルか。ちょっとやばいところまでいきそうだ。次回利上げも1%を織り込み始めて先行きが心配だ。徐々にその影響が出てくるだろう。商品も落としどころに悩み始めている。目先のインフレにピーク感が出てきたところが収まりどころのように思えてくる。取りあえずインフレが止まる兆候によって利上げペースが緩まることが底打ちポイントに見える。

米6月CPI9.1%?

米6月CPIが9.1%らしい。上振れたね。これは円安ドル高加速するな。利上げも強行される可能性が高い。株価は下げるんじゃない。コモディティももう一押しあるのかな。荒れそうな予感。想定はしていたけど、金融政策だけで制御できるインフレではない。これは不味いかもね。

ドクターカッパーは何を見る

唯一強気だったGSまで銅価格を切り下げてきた。相場は先を織り込むと言うが、まだ先進国はリセッション入りしていない。また、インフレも退治できているわけではないし利上げも道半ば。根底の予測が違っていた場合はどうなるのか?ドクターカッパーは指標になっているのだろうか?それが問題だ。

米6月CPI予想は・・・

米6月CPI発表が迫る。予想は8.8%?意外と高いね。商品売られてるけど、まだ反映してこないか。これは0.75%利上げって言うわな。この予想ならもっと株は下げても良さそうなものだが、どういうことだ?景気が悪くなるってことで商品は下げているはずだが、株は上げたがっているように見える。さて、どうなるかな。

先週の金価格

7月   London   NY(COMEX)
4日   1808.40   
5日   1772.00   1765.50
6日   1754.30   1738.70
7日   1747.95   1739.80
8日   1738.20   1742.60

*1800ドル割れました。金ETFは18.02トン減と大きく後退。先物全般の動きに連動。ドル高も重しか?金価格は不正に操作されていると言う記事が出ている。2022年Q1の金デリバティブのポジションの90%はJPモルガンとシティで占められている。彼らによって金相場の方向性が決定しているという内容。この包囲を破るにはそれ相応の力が必要。

https://wallstreetonparade.com/2022/06/report-jpmorgan-chase-and-citibank-hold-90-percent-of-all-gold-and-other-precious-metals-derivatives-held-by-all-u-s-banks/

*金ETF残高1111.09トン(07/10現在)exchange-traded gold securities

スリランカの破産宣言

スリランカの破産宣言が話題になっている。いったい何が起こったのか?すでに5月にデフォルトしているわけだが、とにかくお金がない。通貨暴落で外国建て債務が返せない。ドル高の影響も大きい。FRBの金融政策は新興国には厳しい。スリランカは観光と紅茶で有名だ。観光はコロナの打撃を受ける。エネルギーは輸入。現金不足のため紅茶で払っているらしい。また、中国の一帯一路による債務の罠とも言われている。そこにFRBの急激な政策変更による自国通貨安が押し寄せてきて厳しくなったのか?この手の問題は増えてくるのではないだろうか?

一つの時代が終わった

安倍元首相の銃撃による死亡事件、驚きましたね。まあ、良いこと悪いこといろいろありました。アベノミクス、どうだったんでしょうね。このお陰で潤った人はそれなりにいたでしょう。株価も上がりました。投資家にとっては良かったかもしれない。この間に日本の構造改革をしっかりやるべきだった。根っこの部分は変わってないから危機が起こると厳しい。判断力に問題のある岸田首相には少し荷が重いか?

ついに出てきた中国景気対策

これまでロックダウンばかりで規制、規制のオンパレードだった中国からようやく景気対策の声が聞こえてきた。それも下期に30兆円規模。やっと来たか。これで後半はなんとかなるかな。米国のリセッションいやスタグフレーションをしり目に浮かび上がれるか?

グシャッと来たな

グシャッと来たな。というのはコモディティのこと。CRB指数は結構厳しく下げている。原油は状況的に100ドルはキープすると思っていたが割れた。天然ガスは絶対的に足らないはずだが下げがきつい。金属系も銅、亜鉛、アルミ等厳しい。小麦はどう考えても足らないのに、これまた下げてる。米国の景気減速懸念とは言え行き過ぎ感は否めない。下がって嬉しいものも多いが、勢い余って下げている。2年前の原油のマイナス価格転落を思い出すが、その後は適正価格に収束していった。今回もそうなるだろう。コツンと行けば・・・。

サハリン2は・・・

サハリン2はロシアに接収されてしまうのか?権益を持つ三菱商事、三井物産は戦々恐々。こういう時は政府がしっかり介入するべきだが、露骨な制裁ばかりやってるから話がまとまるとは思えない。批判はするとしても制裁は先陣を切ってやるべきではなかった。日本の商事会社は日本のために資源確保に頑張ってくれている。その努力を無駄にしてはいけない。今、虎の子のエネルギー資源が消えようとしている。

ポジションゼロに向かっている?

株式市場は底に向かっていると言われている。まだ、底ではない?利上げもQTもまだ続くからな。まだ、ポジションを落としきれてないファンドがいる。今は何でもかんでもキャッシュ化されているため酷いことになっている。特にコモディティ。天然ガスなんて足らないって言ってるのに下げてる。需給の法則には反している。コツンというまでは続くんだろうな。下げてはいるが比較的動きが小さいゴールドは一部で買っているグループがいると思う。FRBの政策が上手くいかないと思っている人がヘッジで買っていると予想。本来ならもっと下げている。と言うことでコツンを待とう。

先週の金価格

6月   London   NY(COMEX)
27日  1826.30   1822.70
28日  1819.05   1820.40
29日  1817.75   1817.90
30日  1817.00   1807.50
7月
1日   1797.45   1813.00

*大荒れの1週間でした。何を買ったら良いのか迷った人が多かったのではないか?ゴールドまで売り込まれたからね。金ETFは18.89トン減で大きく売られる。一旦、キャッシュにして様子を見るという展開。

*金ETF残高1129.11トン(07/03現在)exchange-traded gold securities

ここまでの状況は

今年の紫金のピークは4/14の13.88HKD。現在9.61HKDまで下げてきている。最近は金価格よりも銅価格の影響の方が強く銅価格の低下に大きく株価を下げている。株価的には30%以上の下げなのでかなり大きい。銅価格はまだ下げ止まっていないため下値はまだ見えていない。銅は景気の先行指標と言われているが、米国の景気後退を織り込んでいるものと考えられる。また、今年のドル円は年初の115円ぐらいから135円前後になっている。20%近い円安のためかなりの部分が相殺されていることになる。喜んで良いのか分からないがドル円に助けられている。