欧州株崩れてますね。震源地に近いからね。アジア株は意外とまともな状態。よく持ちこたえた。しかし、商品は全般に強い。ロシアはSWIFT排除の影響がどこまで残るのか。すでにボロボロになろうとしているが、このままだとトルコのようになりそうだ。さて、今晩は問題の米国市場が開く。どうなるか?
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先週の金価格
2月 London NY(COMEX)
21日 1894.45
22日 1900.10 1898.50
23日 1904.70 1908.90
24日 1936.30 1903.50
25日 1884.80 1889.00
*1968.35ドルまで行ってますが、壮大な行ってこいでしたね。週末にロシアSWIFT排除が決まったようなので週明けゴールド急騰の可能性あり。展開は目まぐるしく変わっています。金ETFは2.90トン増と減ってないから良しとする。
*金ETF残高1101.37トン(02/27現在)exchange-traded gold securities
21日 1894.45
22日 1900.10 1898.50
23日 1904.70 1908.90
24日 1936.30 1903.50
25日 1884.80 1889.00
*1968.35ドルまで行ってますが、壮大な行ってこいでしたね。週末にロシアSWIFT排除が決まったようなので週明けゴールド急騰の可能性あり。展開は目まぐるしく変わっています。金ETFは2.90トン増と減ってないから良しとする。
*金ETF残高1101.37トン(02/27現在)exchange-traded gold securities
行ってこいだったゴールド
ゴールドはよく分からん動きでした。結局、行ってこい相場だった。株が上がりだしたのには驚いたが、金利が下げてたのが大きい。また、金利上がってきているが、人騒がせな動きである。戦争の影響でリセッションになるとの見通しで商品需要は落ちていきインフレが消えるという読みらしいが、本当にそうなるのか?原油はそうなる可能性はあるように思う。例えば100ドルの原油価格は経済に影響を及ぼす。これが110ドル、120ドルと上がっていけば消費を抑え始める。需要が減っていくことにより、高価格を維持できなくなる。年末には70ドルぐらいまで落ちている可能性はあるだろう。しかし、すべてのコモディティに同様の理屈は当てはまらない。小麦なんかは手に入りにくくなる国もあるだろうし、脱炭素の影響で資源囲い込みになっているものもある。そういうものは下がりにくい。一様ではないのだ。そうなると最悪のスタグフレーションはやってくる。
米利上げは遠のいた?
まさかの米株式上昇。スタートは劇下がりだったのに急激に反転。相場の反転を示唆するような動き。何とも言えないが、金利が下がっていることから株式市場に安心感を与えたようだ。ちまたではリセッションを想定しているとかで利上げが遠のいたとの見方がある。それでハイパーグロースに買いが集まった。これが正しいのかどうか何とも言えないが、開戦が契機になったのは事実。我々にとってはスタグフレーションの方がよろしいがインフレは沈静化するとの見方がある。個人的にはコモディティサイクルは簡単に消えないとは思っている。
開戦は吉と出るか凶と出るか
ロシアのウクライナ侵攻は吉と出るか凶と出るか。戦争プレミアムは上がる時は急激だけど、下げる時も急激だ。相場が早く萎む原因にもなる。悪くはないが、今後の動きは難しくなる可能性もある。あくまでもメインテーマはインフレからくるリスクに対してのFRBの立ち振る舞いである。そして上手くいかないシナリオを期待しているのである。最後はボルカー並みの荒療治で沈めるという予想。その過程で金相場は出来上がる。開戦が邪魔をしないで上手く土台になるのが最良のケース。
最後のピースは揃うか
米利上げが出来ないままインフレが進む中で地政学リスクも起こってきた。1970年代後半によく似ている。今後、ゴールドが急騰するには何が必要なのか?それはFRBの失敗だと思う。今、ほとんどの人はFRBがインフレを収めてくれると思っている。その期待が打ち砕かれたときにゴールドは発射される。最終的にはインフレはいつかは収まるものだと思っているが、今年の前半は思うようには行かないと思う。利上げが始まってもインフレ率が下がらないことはあるだろう。一回りしても思ったほど落ち着かない状況もあり得る。利上げ続きで買いにくい株式をしり目にそして上がり続ける金利に買いずらい債券、そしてコモディテイはこれ以上上がると経済を殺しかねない。ゴールドだけは立ち位置が異なる。条件は揃いつつある。
プーチンの方が一枚上手
プーチンはウクライナ東部のドネツク州、ルガンスク州の独立を承認した。これでロシア人保護のための駐留が可能になる。もちろん、西側は非難するが後の祭り。良くできた作戦だ。これを侵攻と呼ぶのか?それとも救援と呼ぶのか?立場によって変わる。制裁はするんだろうが、中途半端になるかもしれない。しかし、それで良いと思っている人間は多い。これでエネルギーを除外できる口実が出来た。それでも制裁は経済にダメージを与えるだろう。
膠着状態が・・・
ウクライナ問題、動きないですね。米ロ首脳会談とか言ってるけど、一番きついのは宙ぶらりんの状態で放置されること。これが最も消耗する。相場も徐々に疲れてくる。そして不意打ちを食らう。どっちと決めつけられないのが、つらいね。
先週の金価格
2月 London NY(COMEX)
14日 1866.15 1871.30
15日 1848.55 1854.10
16日 1862.60 1869.90
17日 1893.45 1899.20
18日 1866.15 1899.20
*1900ドル突破したけど終値は切れたね。ウクライナのプレミアム分がどれぐらいあるのか?侵攻がなかったとしても1800ドル台は維持すると思う。侵攻した場合は2000ドル突破の可能性あり。金ETFは4.99トン増。意外と少ないか?プレミアム分が少ない可能性もある。
*金ETF残高1098.47トン(02/20現在)exchange-traded gold securities
14日 1866.15 1871.30
15日 1848.55 1854.10
16日 1862.60 1869.90
17日 1893.45 1899.20
18日 1866.15 1899.20
*1900ドル突破したけど終値は切れたね。ウクライナのプレミアム分がどれぐらいあるのか?侵攻がなかったとしても1800ドル台は維持すると思う。侵攻した場合は2000ドル突破の可能性あり。金ETFは4.99トン増。意外と少ないか?プレミアム分が少ない可能性もある。
*金ETF残高1098.47トン(02/20現在)exchange-traded gold securities
ウクライナ侵攻を確実視?
バイデンはロシアのウクライナ侵攻を確実視しているというニュースが流れている。本当かね?そうなった場合は米国が行うのは経済制裁のみ。ノルドストロームⅡが使えなくなるが、どうなんだろう?マクロンが経済制裁としてはエネルギーを除外すべきと言い始めた。これが通ればドイツは助かるし、原油、天然ガスの暴騰は避けられるかもしれない。ニッケルはどうなんだろう?エネルギーじゃないが、EV車には必要だ。だが、マクロンが言っていてもバイデンが良いと言わなければ無理だよな。ダメだったら原油と天然ガスはぶっ飛ぶ。今回、足らない原油や天然ガス、穀物などを除くと有事で買われたのは米国債とゴールドだけだった。米株は売られ、BTCも売られた。今までBTCはゴールドの代わりにヘッジとして買われることがあったが、あまりにもハイテクとの連動性が高すぎてヘッジの意味をなしていないことが分かってきた。そのため今回の有事でゴールドとは対照的に売られた。ロシアのウクライナ侵攻が始まるとゴールドは跳ぶだろう。
有事が迫る中で
ゴールドは上抜けしてトレンドを形成しようとしている。ここで問題なのはウクライナの有事をどこまで織り込んでいるのか?原油や天然ガスなどのエネルギーの動きはウクライナ以前からのものだが、ゴールドはウクライナ有事で反応しているように見える。もともと、インフレ懸念の高まりや金利上昇による米株の崩れに逆相関しつつあった。そこへウクライナ問題がかぶさってきた。有事で上がった部分は沈静化とともに削げ落ちる。個人的には息の長い上昇の方が好ましいと思っている。出来ればウクライナ有事が着火点となってインフレを加速しゴールドの本格的な上昇につながってくれるのが好ましい。しかし、その時は株式が死に債権も売られ、BTCも屍となっている。それが喜ばしいとは言えないが・・・。
ボルカー型の抑制策
現在のインフレの抑制にはボルカー型の対策が必要だとの意見が出ている。私も同意見だ。来月は0.5%の利上げを行い。これを年7回実施する。これぐらいはやらないと止まらないと思っている。いや、これでも不十分かもしれないし、金融政策では制御できないタイプである可能性もある。いずれにせよ行動が遅すぎて正体が判明できていないのが問題。QTは出来るだけ早く行った方が良い。しかし、ここまでやると米国株式市場は心臓発作を起こして急死する。
長期金利が気になる
昨夜の米株は上昇したが、有事後退予測から買われた。金利はまた上昇。株は上がって良かったのか?金利がどこまで上がっていくのか少々不安になってくる。本来、ハイパーグロースは×である。この上げは騙し臭い。実際、出来高はそれほどでもない。売り抜けるには良いチャンスである。実態は変わっていない。
落としどころのないウクライナ問題
ゼレンスキー大統領は徹底抗戦の構えでNATOに入りたいようだ。それがプーチン大統領は許せない。安全保障上の問題になるからだ。米国自身は直接戦う気はない。そうなるとウクライナは消滅の危機が迫る。経済制裁はドイツとロシアにとっての打撃となる。天然ガスの玉突きは日本にも及ぶ。良いことは何もない。米国は口だけはさむが、後の始末はしない。と言うかやりそうがない。恐らくリセッションに突入する。そうでなくともインフレがコントロール出来ない可能性がある中で選択する道ではない。理想はウクライナのNATO入りを先送りすることである。
景色が異なる中国の景気テコ入れ政策
欧米は金融引き締めに動く中で中国は景気テコ入れ政策が動き出す。1.4兆ドル投資計画が発動する。建設、素材に恩恵がある。不動産が地盤地下している中で建設にお金を入れるのは良いかもしれない。これで巡航速度に戻れば良いが、そう簡単ではないだろう。セクターごとに濃淡がつきそうだ。
先週の金価格
2月 London NY(COMEX)
7日 1813.55 1820.30
8日 1822.60 1825.60
9日 1827.80 1833.20
10日 1835.35 1826.60
11日 1831.15 1859.00
*小動きに推移していましたが、週末に急騰。さて、ウクライナをどこまで織り込んでいるのか?金ETFは8.08トン増と反応している。今週の動きに注目。
*金ETF残高1093.48トン(02/13現在)exchange-traded gold securities
7日 1813.55 1820.30
8日 1822.60 1825.60
9日 1827.80 1833.20
10日 1835.35 1826.60
11日 1831.15 1859.00
*小動きに推移していましたが、週末に急騰。さて、ウクライナをどこまで織り込んでいるのか?金ETFは8.08トン増と反応している。今週の動きに注目。
*金ETF残高1093.48トン(02/13現在)exchange-traded gold securities
ウクライナ戦争は起こるのか?
ウクライナをめぐる戦争は実際起こるのか?確率的には50%もないと思っているが、世界は大きく騒いでいる。オリンピックまっただ中で行動するとは思えないが、ニュースは今にも起こりそうだと掻き立てる。ロシア軍に対して米軍の派兵数は極端に少ない。戦える数ではない。ロシア軍が突入してきたら見ているだけである。キエフが占領されるのは時間の問題だ。米軍はこの状態で何を言っているのか不明。止める気があるのなら行動しろと言いたい。
予想通りの荒れ模様
米CPI7.5%。まあ、予想通りと言うところでしょうか。米株大きく下げました。なんで前日買っていたのか、さっぱり分かりません。長期金利2%越えましたね。来月のFOMCで利上げ幅0.5%になるのではとの見方が出ています。また、7回利上げの見通しも。ハイパーグロースずるずる下げると思います。ナスダックは厳しい。明日の方が下げがきつくなるんじゃなかろうか。
米CPI発表前
いや~。昨日の米株バカに強かった。CPI発表前だと言うのにノー天気に見えてくる。大丈夫なのか?予想は7.3~7.5%ぐらいか。まあ、そんなもんじゃないかな。とても安心できる水準ではないと思うけど。あと米長期金利は1.939%ぐらい。2.0%越える可能性あるかもしれない。この状況でハイパーグローズ買うなんて勇気あるな。好き好きなんだろうけど。
重力に耐えながら発射の時を待つ
ボックスの続くゴールド。しかし、金利の上昇によく耐えているとは言える。少し反発しているとは言えハイパーグロースのやられようを見ればゴールドはむしろ強いと言って良い。まるで発射の時を待つロケットのように見えてくる。きっかけは何になるのか?想像は出来るが、平和的に上がるのか?それとも破壊的に上がるのか?どうなんだろうね。
原油の次を窺い始める
原油がこれほどの大相場になると考えていた人は少なかっただろう。つい2年前にマイナスに振れて大騒ぎしていたのが懐かしい。あの時はもう原油は終わったと思ったのではなかろうか。ところがどっこい原油は生きていた。と言うか脱炭素の煽りで供給不足気味になるとは思ってもいなかった。コロナ禍で供給不足が加速された感はあるが、まさかの90ドル突破である。しかし、実際供給不足なのは原油だけではない。非鉄金属も同様で常に供給はタイトなものが多い。去年は高騰した場面もあったが、高止まりしつつも原油ほどではない。今後の商品ETF等への資金流入を考えると全体的に底上げがなされるのではなかろうか。原油が先行しているが、商品相場はこれからである。
ジパングコインはブームになるか?
三井物産が金現物を裏付けとする仮想通貨を発行する。ジパングコインと言うらしい。ゴールドバグにとって仮想通貨は興味の対象ではないが、金現物を裏付けとするのであれば金そのもの。受け入れられそうだ。だが、仮想通貨の投資家はボラティリティの大きさに飛びついているからこれまでの投資家とは対象が異なるだろう。決済に使えるのであれば金ETFとは差別化できる。こっちの方が良いかもね。MRFの代わりに資金プール出来たりしたら最高だ。
先週の金価格
1月 London NY(COMEX)
31日 1795.25 1796.60
2月
1日 1799.85 1800.80
2日 1803.65 1806.40
3日 1792.70 1804.60
4日 1804.70 1808.40
*1800ドルで停滞。金利も上げ基調だし、しばらくこの辺りに留まるのではないか?金ETFFは3.07トン売られる。金利に反応か?
*金ETF残高1085.40トン(02/06現在)exchange-traded gold securities
31日 1795.25 1796.60
2月
1日 1799.85 1800.80
2日 1803.65 1806.40
3日 1792.70 1804.60
4日 1804.70 1808.40
*1800ドルで停滞。金利も上げ基調だし、しばらくこの辺りに留まるのではないか?金ETFFは3.07トン売られる。金利に反応か?
*金ETF残高1085.40トン(02/06現在)exchange-traded gold securities
上がる米金利に恐怖を覚える
米雇用統計予想外に良かったこともあり、米金利上がってます。まだ、利上げモードに入ってないのに1.93%まで上がる。最終的にどこまで行くのか?昨日は米株反発してるけど、来週は厳しいような気がする。原油は90ドルを突破して92ドル。ちょっとペースが早い。これだと調整も早いか?しかし、このレベルは経済には厳しい。原油が下がらないとインフレは収まらない。難しい2月スタート。
メタがメタメタだって!
メタ株の暴落凄かったな。27%下落ってありえない。時価総額で2300億ドルの喪失だから途方もないレベル。ちょっと聞いたことない。ハイパーグロースは外すと怖いな。個人的にはフェースブックなんてどこに存在意義があるのって思うけど。業績がちょっとでも芳しくないとこうなる。気を付けないとね。
インフレヘッジ
日を追うごとにインフレが顕在化されていく中でメタルに投資するという話が少ない。当然、インフレに商品投資はヘッジになる。ここまでの感じだとFRBはインフレを鎮静化すると予想しているかのようだ。だが、現在の金利とインフレ率の間には途方もない乖離がある。利上げがスタートしていないうちにさらに高みに上って行ってしまう。今年7回の利上げをしても1.75%しか上がらない。現在のインフレ率7%には遠い。しかも利上げ開始の3月までにはもっと上がっているだろう。コントロール不能な中、インフレヘッジとしてのメタルが光り輝く時が来る。
仮想通貨ディエム消滅
メタ主導の仮想通貨ディエムプロジェクトが正式に終了した。基本ビットコイン等の仮想通貨は単なる投機手段に過ぎないが、ディエムはそれらとは異なり、決済や送金を低コストで迅速に行う手段として立ち上げようとしていた。これが米金融当局の抵抗により消滅することになった。通貨になれなかったディエムは消えた。銀行業務の代用は許されないようだ。これでビットコイン等の仮想通貨も現状の枠からはみ出ることができないことが分かった。これが今後どう影響するか。
厳しかった1月の次は
1月の株式相場は厳しかった。少し持ち直して終わったとはいえ酷かった。2月はあんまり相場の良い月ではない。また、1月の米CPIは酷いだろう。よって2月も荒れるよな。そろそろゴールドの順番が来て欲しいが、もう少し先かな。1月はあっという間であった。