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先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
25日   1805.25   1807.40
26日   1785.55   1793.20
27日   1795.25   1797.00
28日   1803.50   1799.10
29日   1769.15   1784.30

*1800ドルを挟んで行ったり来たりの相場展開。最後は売られる。金ETFは3.91トン増と増加に転じる。最後はドル高で売られたのだろう。

*金ETF残高1056.32トン(10/31現在)exchange-traded gold securities
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テーパリングの11月

10月ももう終わり。いよいよテーパリングの11月が始まる。株式は俄然元気が出てきた。商品も上げ基調でやや壊れかけている。果たしてテーパリングで止められるのだろうか?テーパリングはすでに織り込んでおり、利上げのタイミングをうかがっている状態か?インフレの状況からすると早期の利上げが必要だが、テーパリングが終わるころには酷いことになっているかもしれない。

世界は株ラリーを望んでいる

ダウ、ナスダックに見る動きからは世界は株ラリーを求めているのは間違いない。インフレは厳しそうだけど株高によるリターンはすべてを相殺してくれる。つまり、株はインフレヘッジになっているのだ。かくして年末株ラリーに向かおうとしている。しかし、原油、非鉄金属等のメタル、少し遅れて貴金属も参戦するだろう。これは持てる者と持たざる者を分断する。騒がしい年末になるかもね。

年末に向けて↑

下げたと思ったらすぐに切り返してきたゴールド。動きとしては不可解だが、意外と良いんじゃない。年末に向けてやや上げと予想。2000ドルに届くと良いけど、ちょっときついかなと思ってます。唯一の懸念材料はテーパリング。相場的には原油上げ、天然ガス上げ、非鉄金属上げと完全にインフレ基調。ゴールドが動かないのは不自然となってきた。つまり本物という認識になる。

銅の異変

銅に異変が起こっている。銅価格が先物よりも現物の方が高くなるという逆ザヤが起きている。LEMの銅在庫が枯渇したことが理由だが、欧州商社の買い占めが原因か?当事者はアジアで需要があったから買ったとは言っているようだが怪しい。今年の銅は供給不足の予想だったが、中国の備蓄放出によりバランスされると思っていた。実際はかなり足らないのか?それとも買い占めが起こっている可能性があるのか?いずれにせよ年末に向けて波乱含みだ。

エネルギーの乱はいつまで

原油と言い天然ガスと言い手が付けられない。どこまで上がるのだろうか。エクソンモービルの株も上げてはいるが、昔ほどではない。脱炭素のせいで人気がなくなっているからだ。エクソンモービルはCO₂削減のため資産を切り売りするかもしれない。原油や天然ガスは買えても、エクソンモービルが買いにくいという現象が起こっている。同様のことが鉱物資源と鉱山株にも起こりうる。難しい時代になったものだ。

ふらふらしながら1800ドルへ

ふらふらしながらもついにゴールドは1800ドルへ到達。まだ足元がおぼつかないが、ここまで来たことが重要。なぜ、1800ドルへ到達出来たのか?現在のインフレはコロナ禍によるサプライチェーンのボトルネックから来ているとか言われているが、根源的な問題はFRBのドルばらまきが原因である。また、もう一つの致命的な要因は脱炭素の闇から来ている。どちらにしても人災である。ゴールドが下がり切らない理由もそこにあると考えている。そして、逆風の中なんとか1800ドルに届いたのだ。

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
18日   1767.85   1764.50
19日   1779.55   1769.10
20日   1778.00   1782.20
21日   1779.30   1783.10
22日   1808.25   1792.00

*一時1800ドル突破していたんだが短命に終わりました。そろそろ真の突破が見られるのではないか?金ETFは3.45トン減でまだ減速中。

*金ETF残高1052.41トン(10/24現在)exchange-traded gold securities

今年も2か月ちょっとだが・・・

今年も2か月ちょっととなった。私は今年は量的緩和相場本番になると言っていた。確かになんだかんだ言っても米株は堅調に推移した。だが、中国株は途中で緩和引き締めになったり、IT系の締め付け、住宅部門の規制等で大きく下落。少々痛い目にあった。振り返ってみれば2月に一旦利確しておくのがベストであった。しかし、ここで離脱しても一応成功の部類には入る。しかし、いかにももったいないという思いが強い。それはインフレが思った以上に亢進してきたからだ。原油を筆頭に天然ガスなどのエネルギーは凄いことになっているし、非鉄金属も酷いことになっている。今年はゴールドが冴えなかったのが、不思議な状態で遅れてやってくる可能性がある。また、非鉄金属系も今後は脱炭素の流れから供給に問題が生じてくることが多くなるだろう。需要が多くなるのに供給が伴わなくなる原油と同じことが発生する。まだ、すべてが相場に表れているわけではないのだ。

1800ドルの壁

再びゴールドは1800ドルに差し掛かる。普通に考えるとなかなか厳しい。何と言ってもドル高、金利高局面で分が悪い。しかし、沈んでいかなかった。この状況での1800ドル突破は驚異的ではある。今、何が起こっているのか?と言うことにはなるだろう。かくして本物のインフレに突入していくのであった。

中国恒大取引再開?

中国恒大の株式の取引が再開された。なぜ?資産売却は上手くいってない。債務猶予期限は迫る。さらし者にする気か?そのまま死なせてやれば良かったのに何をいまさらという感じがする。武士の情けと言うものがないのだな。しかし、中国恒大の破綻はいろんな所に影響が出る。当然、住宅着工件数は減る。使われる資材関係の需要も減る。かなり景気にブレーキをかけているはず。リーマンどころじゃないぞ。

意識から消えるゴールド

1800ドルを跳ね返されてからゴールドに対する意識が薄れる。インフレの親玉でありながら地味に位置する沈黙の金属。実はこういう時こそがチャンスでもある。突然の急騰に注意すべし。

韓国の危機

知らないうちにウォン安がかなり進んでいる。確かにウォンなんて気にも留めていなかったが、ちょっとヤバいレベル。韓国はドル建て債務が多いから急激なウォン安ドル高は厳しい。韓国は日本に通貨スワップを求めていたが、日本は無視し続けた。当然と言えば当然だが、ついに危機が近づいてきた。米国も静観の様子だからいきなりデフォルトして大騒ぎするのかもしれない。人の不幸を喜んではいけないが、ゴールドにも波及しそうだ。

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
11日   1757.65   1753.80
12日   1767.75   1760.00
13日   1785.70   1792.80
14日   1798.70   1796.10
15日   1772.65   1767.40

*1800ドルチャレンジと思いきや週末失速しました。ドル高、金利高に押されたか?金ETFは7.3トン減でじわじわ後退している。ゴールドにはインフレの風が来ていない。

*金ETF残高1055.89トン(10/17現在)exchange-traded gold securities

インフレが台頭してきた

銅価格のブレイクアウトを見てインフレが懸念から台頭に変わったとする人もいる。亜鉛もニッケルもアルミも酷いけど、銅だけは踏みとどまっていた。それがブレイクアウトしたのは大きい。一時的ではなく本物という判断がなされれば鉱山株も跳ぶと思う。これは勝負どころなのかもしれない。そして、ゴールドも・・・。

銅が上がり始めた

ついに銅価格が上抜けして上昇し始めている。在庫もここのところ減っているので中国の国家備蓄放出も限界に来たのかな。今年はかなり荒れた。生産量もいろいろあって減ってるし、中国の国家備蓄放出は大きく影響した。その中国自体の輸入も激減しており、波乱要因だった。それでも銅価格は高値を維持した。そして、ここにきての上抜けは自力の強さを物語る。最高値まで行くかもしれない。

今回は違うぞ

テーパリングスケジュールがハッキリと見えてきたが、ゴールド上げてます。これは前回のリーマンショック後のテーパリング時と違う動きだ。今回はインフレリスクが高いし、スタグフレーションリスクまで言われだしていることから買われているのだろう。背景が極めて複雑だということ。どこまで買われるのかが重要だね。

変えられないインフレ見通し

イエレンもまだインフレは一時的と言っている。パウエル共々間違っていたとは言えなくなっているのか?明らかにパニックになることを恐れているように思える。特に米国ではサプライチェーンのボトルネックがいたるところで多発しており、先が見えにくくなっている。クリスマスが普通にやってくるのか危機にさらされている。期待インフレ率は1年先5.3%、3年先4.2%でおいおいと言うレベル。まずはクリスマスが無事に済むかどうかだな。

ドル高はどこまで続く

ドル円は113円台に突入しているが、いったいこのドル高はどこまで続くのか?まだテーパリングは始まっていない。先行し過ぎではないかと思える。ゴールドはよく持ちこたえている。原油を筆頭にコモディティ全般好調なのはドル高に相反する。このまま押し切りそうな勢いだ。まあ、背景が背景だからな。

ショートではなく買いに入る

今日はお休みをとっていました。偶然なんだが、今日は少しトレードしている。週末に紫金のニュースが入っていた。それは最近の銅生産の一大拠点となっているコンゴのカクラ銅鉱山について。生産計画が順調で年間20万トンレベルに達する勢い。さらに来年の中後半には40万トンレベルに到達する予想。かなり業績に与える影響が大きく、本日は株価が急騰すると思っていたのでオープニングから待ち構えていて買いに入った。確かに大きく上がったが、もっと出来高が膨らむと思っていた。ここで買うと言うのはテーパリング前で難しい。香港株はすでに下げていてテーパリングの影響がどの程度出るのか分かりずらい。また、個別案件で買われる場合はまた異なる。少々悩んだが、買いに入った。もう一つ気になるのは今年の銅は少し供給不足になっているが、来年は供給過剰気味になるとの予想。景気減速を反映してか?で、どうする?

先週の金価格

10月   London   NY(COMEX)
4日   1754.55   1769.90
5日   1753.20   1760.50
6日   1759.70   1763.40
7日   1762.10   1755.40
8日   1773.25   1757.10

*小競り合いはあるものの横ばいでした。金ETFは1.66トン減と微減。今週は米CPI発表でどう動く?

*金ETF残高1063.19トン(10/10現在)exchange-traded gold securities

雇用統計失速続く

米雇用統計失速が続く。雇用が思うように戻らない様子。糸が絡み合うように経済指標が交錯する。投資家をも迷わせる。ゴールドは微妙な動き。金利の動きに牽制される。原油は我関せずで元気が良い。相場とはそうありたいものである。

インフレリスクが本物になる時

インフレリスクが本物になる時が近づいている。9月も高かったということになりそうだが、いったい何時までと言いたくなる。どうも、ちょっとやそっとではなくなりそうな感じだ。原油は高止まりの様相となっているのは厳しい。個人的には銅価格に注目である。中国は景気減速の兆候が鮮明になりつつあるが、銅消費世界一の国である。この国が減速するのであれば銅価格には影響が出るはずだが、逆に上昇するとなると大きな問題である。世界はスタグフレーションリスクにさらされる。

下がらないゴールドに妙味はあるか

株式の変調は恒大のせいなのかテーパリングのせいなのか。インフレも危ういし、さすればテーパの影がちらつく。スタグフレーションも叫ばれ始め全く違う景色も見え始めた。下がらないゴールドに妙味はあるか?ビットコインが上がっているのは気に食わんが、状況をよく反映している。本来ならテーパリングにゴールドは弱い。耐えきれば上がる可能性はある。また、スタグフレーションがちらついているおかげでもある。

変わる世界

ダウにしてもナスダックもまだ危うい。香港、中国系も買うなと言う奴は多い。日経も酷いし、ボトムが見えずらい。資源高騰は続くと見た方が良さそうだ。なんか見た目的には絶体絶命感が出てきた。急に裏返ったと思い人もいるのではないか。ケチのつき初めは何だったのか?一番に復活するのはどこか?しかし、ショートするのは想像以上に難しい。

それぞれの理由

日本は岸田が余計なこと言ったから下げたね。香港は回復してるから恒大問題ではない。米国は債務上限問題を取り上げているが、いつものどんちゃん騒ぎで済むのかどうか。個人的には違うところにあるように思う。原油の上がり方にはただならぬものを感じる。ゴールドに火がつくことを望む。

恒大集団取引停止

ついに恒大集団の株が取引停止となった。あおりを受けて香港下落。しょうがないとは言え、どういう形になったとしてもただでは済まないか。香港市場的にはこの辺りを底としたいところだ。テーパリングとのダブルパンチはかなり効く。

先週の金価格

9月   London   NY(COMEX)
27日  1755.30   1749.70
28日  1733.75   1733.80
29日  1737.15   1726.10
30日  1742.80   1757.20
10月
1日   1757.05   1761.00

*悪いなら悪いなりに持ちこたえて落ち着き始めた。このレベルでテーパリングを乗り越えると強いが・・・。金ETFは6.98トン減とブレーキは続く。このまま膠着と読むが・・・。

*金ETF残高1064.85トン(10/03現在)exchange-traded gold securities

嵐の10月か?

金利に動きも怪しいが、どうにも株が怪しい。ある程度消化していたと思っていたが、テーパリング圧力はそれなりに強いと言うことか。見た目的には嵐の予感がする。ゴールドは持ちこたえていると思うが、スタグフレーションを意識してか?余計なのはコロナ禍でのサプライチェーンのボトルネックが一向に解消しないことと脱炭素による環境問題からくる圧力が資源の生産性に悪影響を与え続けていること。それで資源分捕り合戦が起こるとややこしいことになる。テーパリングによるドル高は資源価格にマイナスだが、それを覆す状況は起こり得る。

緊急事態宣言解除

全国的に緊急事態宣言が解除された。良いことなんだが、いったい何が原因で感染者数が減ったのか?緊急事態宣言であってもなくてもあまり変わり映えしてなかったと思うが、今回は何が違ったのか?やっぱりワクチンが効いているのか?それぐらいしか思い当たらない。このまま年末まで大人しくしててくれるとありがたいんだが、年末辺りに波が来るとよろしくないね。