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半年が終わる

今年ももう半年が終わる。年取ると早く感じてしょうがない。ゴールドは振り出しに戻された感が強い。相場は常に先を見て動くが先がない可能性もあるのにご苦労なことだ。見えないものを見ようとするリスクは計り知れない。見えていたものが違っていたときはなおさらである。世の中、平和が一番ではあるのだが・・・。
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物価上昇は止まるのか?

ドル高で一時的に相殺されている商品価格の上昇は本当に止まるのか?パウエルは物価上昇は一時的と言っているが、私はそうは思っていない。もちろん、パウエルは立場的にもそう言うしかないが、無尽蔵に発行した米国債の量を見ると金利上昇は面倒な事態を生む可能性を秘める。インフレに対しての利上げは安易にできる状況下ではない。意外と身動きが出来ない状況とみている。

バーゼルⅢ施行の影響は

すでに忘れかけていたバーゼルⅢ。欧州では今日から施行される。いろんなものがリスク資産とされてしまい引当金を積み増さなければいけなくなる。この影響はいかほどか?一説によるとゴールドに対する影響は大きいと言うが、本命は2022年1月施行の英国。米国は未定。裏付けのないゴールドは持てなくなるのは正論と思うが、すべてが消えたらどうなるのか未知数。米国がこれに従うのかも未知数。

先週の金価格

6月   London   NY(COMEX)
21日  1775.05   1783.40
22日  1775.05   1778.80
23日  1791.60   1778.30
24日  1784.85   1774.50
25日  1786.65   1781.50

*こうして見ると横ばいかな。最後に金ETF売られたようです。10.04トンの減少です。今週もこんな感じでしょうかね。

*金ETF残高1119.2トン(06/27現在)exchange-traded gold securities

もぐらたたきか

ゴールドはこの週末、上がりかけてたたかれて終わるを3日続けている。昨日は停滞と書いたが、結果的に停滞している。恐らく買っている人がいるんだろうけど、たたく人がいるってこと。非常に怪しいなと言う感じ。ここまで金ETF残高に連動するように金価格は動いていたが、現時点ではやや異なる動きをしている。先物に強引に持っていかれている。それは他の商品相場も同様。商品相場は急激な調整をしていますが、これから反転すると思っています。ということはゴールドも・・・。

停滞したままで今週を終わりそうだ

落っことされたゴールドは静かなまま今週を終えそうである。結構、大きく落とされていたから再下落もありそうだったが、なんとか落ち着いて終えたというところか。しかし、チャート的には大きく崩されてしまった。かなり買いずらいのではないか。金ETFが崩れなかったのは良かったが、見た目の印象はすこぶる悪い。ドル高の影響が大きいと言うが教科書通りに動く人が多いことを物語る。現在は教科書通りの状況ではないことが理解されていないようである。

沈黙のゴールド

連銀要人の発言はテーパリングを示唆するものが多い。どうやら誘導したいようだ。株価は迷い始める。静かにたたずむゴールドは怪しく光る。キーになるのは金利だと思っていたが、どうにもおかしい。短期金利が上げて、長期金利が下がるという摩訶不思議ちゃん状態。確定拠出年金はすべて外国債で運用していたが、近々引き上げようと思っている。そろそろ潮時と見た。悪い金利上昇であればゴールドは吉なんだがな。

崩壊には程遠い

この程度の下げで済むのであれば崩壊には程遠い。単なるショックというぐらいか。FRBは上手く方針チェンジに成功したと言える。しかし、インフレが本物だったときはどうするのかな。テーパリングは良いとして利上げに耐えられる状態ではないと思うんだが。発行しすぎた国債は金利が上がるとお荷物になりかねない。株式ではなく国債から崩壊する方が数十倍怖い。

基軸通貨の恩恵は果てしない

今日の日経は崩れたね。先週末のNYを引きずれば当然と言えば当然。ドル高にも驚く。結局、リスクオフになればすべて売却されてドルに戻る。基軸通貨であることの恩恵は計り知れない。そのドル高にすべての資産が振り回されてしまう。ゴールドも同様に振り回されてしまった。今は落ち着きを取り戻しているが、まだ終わったわけではない。これはまだ本番ではないはずだが、それでもこれだけ振り回されるわけだからね。

先週の金価格

6月   London   NY(COMEX)
14日  1865.60   1865.90
15日  1865.10   1858.70
16日  1860.75   1811.90
17日  1778.70   1774.00
18日  1773.10   1763.80

*100ドルぐらい下げた感じですかね。もう少し下がある可能性もあるので注意が必要です。金ETFは8.64トン増と増えている。先物中心の売りだったことになります。落ち着く可能性もあるのかな?去年の再現であるのなら真っ先に反転するのはゴールドになるが・・・。

*金ETF残高1129.24トン(06/20現在)exchange-traded gold securities

テーパリングを織り込み始めた金融市場

今回のFOMCではハト派からタカ派への急転換で市場に動揺が走った。これからさらに市場はテーパリングを織り込んでいくだろう。株式市場は調整局面に入ると思われるが、その際の急激なドル買い転換に商品市場は巻き込まれた。株が売られ、債券が売られ、商品が売られてドルに戻る。その後、どのようにポジションチェンジがなされるのかが大きな問題である。昨日と似たようなコメントになってしまったな。

FOMC後は荒れ模様

どうもFOMC後の相場は荒れ模様だ。ポジションを入れ替えてるのかな。さすがにインフレが一時的だと言うのは無理があった。テーパリングは言われているよりも早いことが分かってきた。動揺が走る。全売りの中でどこに資金が動くのか?

FOMC前

FOMC前だが、事前予想は何もないである。特に大きな変更はなし。本当かよと言いたくなるが、5%のインフレ率でこれは一時的で問題なしはないよな。本来この状況では動きはないと思うが、ないことがリスクとなる可能性はある。ゴールドが買われる可能性もなくはない。気持ち悪い状況だ。

10年越しのカップ&ハンドルは成立するか

ゴールドの調整もこの程度で済むのなら大したことはないのだが。個人的には10年越しのカップ&ハンドルが形成されるかどうかに興味がある。こいつを上抜けると面白いんだが、上手くいくかな。ここのところに調子だと上抜けの力はなさそうだが、夢は持ちたいものである。事件でもいいから何か起こらないかなと思ったりする。

休憩中のゴールド

売られ方が良くなかった下げてきたゴールド。株も債権も悪くない状態だが、それならどさくさに紛れてゴールドも上がって良さそうなものだ。しかし、テーパリング議論が始まる直前まで買っていこうとしているわけだからチャレンジャーと言える。しかもインフレ懸念は消えたわけではない。やっぱりゴールドを売る状況ではないよな。

先週の金価格

6月   London   NY(COMEX)
7日   1888.40   1899.70
8日   1893.15   1892.50
9日   1894.60   1888.00
10日  1888.65   1898.20
11日  1881.05   1877.80

*横ばいだったんだが、週末やや下がり目で終える。インフレ懸念無視で株式イケイケに押されることになりそう。金ETFは2.1トン増ともう一つかな。

*金ETF残高1120.60トン(06/13現在)exchange-traded gold securities

ゴールドの立ち位置が不明瞭

米CPI後の反応が不可解だが、ゴールドの立ち位置もやや不明瞭だ。この調子だと来週から株価は上げていく。金利も下がっているので国債市場も悪くない。貴金属は微妙だがそれほど落ちるとも思えない。インフレが一時的なものとみなされていると強含むとも思えない。現状にとどまる可能性があるが、諸要因よりじわじわ買われていくことを期待する。

CPI高かった割に金利が下がる

米CPIは予想よりも高かった。先月以上だ。一時的なものだというFRBの主張は本当かと言いたくなるが、金利まで下げだしてこれまた本当かよと言いたい。市場は物価上昇を無視して相場に相対していることになる。不可思議な現象だが、CPIをスルーして株を買い続けていくことになるのか?若干、対象が変わることはあり得るが・・・。

原油はまだ上がるのか

先進国では脱炭素化に向かって原油の消費量は減っていくはずだが、なぜ上がる原油価格。脱炭素化のため投資が細り、逆に供給サイドに問題が起こり始める。後進国ではこれから炭素エネルギーの使用量が増えてくるところも多い。欧州中心で進む脱炭素化は世界的な連動性に乏しい。原油価格はさらに上がってしまうかもしれない。脱炭素化は産油国や消費国との連動性を取りつつ進めなければ問題が起こる。

トレンドは変わりつつあるのか?

ダブルボトムから切り上げてきて1900ドルを挟んでもたもたしているゴールド。ここで綺麗に抜けないと本当にトレンドは強気に変わっているのか?そういう疑問をかけられかねない。金ETFは反転しているが、話題に出ないぐらいに地味。どうしても値動きの大きい仮想通貨に話題をさらわれてしまう。まあ、それだけに明確なトレンドチェンジが見えてきたときは大きな動きとなろう。

米消費者物価指数の発表を待つ

何から何まで動きが渋い。米消費者物価指数の発表待ちというところ。インフレは加速するのか?一過性のものだったのか?今回はそれほど予想からはぶれないとは思うんだが、異常に緊張感が高い。だが、今年はここから後半にかけてインフレ懸念は継続すると思う。そりゃ、これだけ通貨を刷り散らかして何も起こらないと言う方がおかしい。インフレがこの程度で済んでいること自体が奇跡に近いとさえ思っている。

動きやすいのはコモディティか?

テーパリングがおっかなくてどうもへっぴり腰になってしまう。株式市場にはそんな空気が流れている。経済指標に右往左往する様を見ていると大きく上がる気がしなくなる。そんな中で上げそうな気がするのはやっぱりコモディティか。サプライチェーンのどこかに問題が発生していれば価格は上がっていってしまう。しかもいったんサイクルに入るとしばらく続いてしまう。コモディティの時代再びか。

先週の金価格

6月   London   NY(COMEX)          
1日   1899.35   1899.50
2日   1902.75   1908.20
3日   1866.55   1870.80
4日   1890.60   1892.00

*FOMCを挟んで荒っぽい動き。今週も米消費者物価指数があるから神経質な動きは続くか?テーパリング議論近しで動揺が続く。テーパリングと言っても回収するわけではないのにね。社債は売ることになるが。

*金ETF残高1118.5トン(06/06現在)exchange-traded gold securities

少し崩されたな

一昨日は金ETF主導で崩されたような感じだ。昨日は幾分戻した。雇用統計にはかなり神経質な動きが認められる。良すぎた場合の怖さがあったようだが、まあこんなもんかと言うところに収まったかな。そのため、戻してきている。この調子だと消費者物価指数の時も大きく揺れるな。

じわじわか、打ち上げか

1900ドルラインで攻防が起こってもたついているゴールド。じわじわ上げてく展開と思ったが、ごたつくのかな。エネルギーをため込むとなると打ち上げの可能性もあるのだろうか。最近はゴールドよりも銅の方がエキサイティングで面白くなってしまった。やっぱ上げる時はああいう感じが良いよね。次はゴールドと思っているのだが、なかなかエンジンに火が入らないのはもどかしい。

回復の足音が聞こえない

米景気が上向きなのは良いが、日本は回復の足音が聞こえてこない。米国は給付金を撒き続けているのが大きいと思うが、日本はケチケチすぎで飲食店が全滅しそうだ。太平洋戦争時代の見殺しにされた日本兵が思い浮かんでしまう。上層部が末端を見殺しにする文化は受け継がれている。現政権は一度倒す必要があるのかもしれぬ。

次のビットコインは・・・

大きく下落したビットコインだが、最近では中央銀行のメンバーまでがコメントするようになって話題に事欠かない。牽制球が絶えなくて少し可哀そうな気がしてきた。膠着状態にある現在の相場で大きく動いたのは仮想通貨だけである。投資家の興味は次に動くのはどの資産なのかということ。