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なぜドルは下げてきたか?

FRBは緩やかではあるが利上げを実施してきた。そして今度は資産縮小を始めると言いだした。なのにドルは弱含んできている。なぜなのか?日銀の量的緩和もマイナス金利も吹き飛ぶ円高の流れに背筋が凍る。ドルはこれ以上行くともうひと下げしそうである。ゴールドがするすると来たのも分からないではないが、全体的に不可解すぎる。
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先週の金価格

7月   London   NY(COMEX)
24日  1255.55   1255.00
25日  1254.40   1249.60
26日  1248.10   1260.10
27日  1261.10   1258.60
28日  1264.90   1269.10

*地味に上げてきています。一応底打ち反転の形を取っているように見えます。ただ、何回も辿っている道ですから何度目の正直になるのでしょうね。金ETFは21.88トン減少と動きが大きいが、金価格とは逆相関と不思議な感じです。現受けしているのなら意味は大きい。

*金ETF残高1128.16トン(7/30現在)exchange-traded gold securities

週末に上がると・・・

先週に引き続き週末に上げて終わるパターンが続いた。今週1週間はややもっさりした動きであまり明確でなかったこともあり、上がるという感じには乏しかった。そこに来て週末一段階上がるというのは不意打ちに等しい。日本に住んでいる以上手も足も出せない。なんとなく如何わしいことが起こっているのではないかと勘繰りたくなってきた。そろそろ1300ドルが近づいて来たこともあり、今後の行方が気になり始めるレベルではあるね。

日銀はどうするのか?

FRBは資産縮小に向かおうとしている。ECBも出口に向かおうとしている。対する日銀はどうするつもりなのか?なんの成果もあげられずに撤退するのはあまりにもみじめであるが、そろそろ我に返る必要があるのかもしれない。だが、FRBとECBの緩和政策解消の動きは必ずしも上手くいくとは限らないので様子を見る必要はある。しかし、日銀だけこのままというわけにはいくまい。

正常化に向かえるのかね

米金融政策は上手くいっていると言えるのかね。正常化に向かっていくとは言っているが本当にできるのかやや疑わしい。インフレ率は達成できないままだし、先行きの景気動向にはやや陰りが見え始めようとしている。さらにデフォルト問題がまた迫りつつある。意外と難問が多い。バランスシート縮小はこういった背景の中でやらなければならず想像以上に慎重さが要求される。秋というのは問題が起こりやすいシーズンでもあるな。

リセッション?

来年のリセッションに備えよと言い始めた。やっとと言うべきか。ここでも景気後退期に入ると言い続けたが玉虫色の経済指標に悩まされ続けてきた。好況感が薄い状態のまま世の中は彷徨って来たが、今までが不況だったと言われてもおかしくはなかった。要するに人の気の持ちようで景況感は変わるのである。だが、本当にかなりの不況だった場合は本当に底に落ちていくだろう。さて、来年はどうなるか?

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-07-26/OTONAO6JIJVE01

地味な週明け

思ったより地味な週明けでしたね。この調子だと1300ドル抜けはだいぶ先のことか?これはショートを抱えている感じの動きではないな。しかし、今日も暑かったな。減量中のせいか疲れが取れにくくなっている。少しは栄養をつけないといけないかな。

ショートカバーに期待だが・・・

さて、ショートカバーに期待の週初めである。スタートがダメだと上手く巻き戻せない場合が多い。よって今晩は重要だと言える。米国も日本も現政権に対する批判が多くなってきた。それが潜在的に大きなリスクとなっており、どこかで爆発しそうである。現在の相場にも大きく影響し始めており、ボラティリティの大きさにつながっている。一気にけりがついてくれた方が楽ではある。

先週の金価格

7月   London   NY(COMEX)
17日  1234.10   1233.70
18日  1240.75   1242.00
19日  1242.15   1241.00
20日  1238.70   1244.00
21日  1248.55   1254.50

*先週後半ショートカバーが起こりましたね。過去最高レベルの売り残があるわけですから引き続きショートカバーの可能性はありそうですね。金ETFは約15トンの減少と芳しくない。このへんは注意が必要か?

*金ETF残高1150.04トン(7/23現在)exchange-traded gold securities

偶像崇拝の世か

この世は偶像崇拝が全盛なのかな。ちょっと表現が悪いが。ビットコインのように実体のないものを管理運営するのは難しかろう。儲かるから人が群がるのは当然としても価値の基準が分からないものに手を出す心理はゴールドバグには分からない。現在の通貨であるドルも円もユーロも実態がないことでは同じではある。背景に国家という信頼があるのが大きな違いで、この存在は大きい。しかし、通貨にせよ仮想通貨にせよ偶像崇拝に過ぎない。それらは価値の基準ではないからだ。混乱の世において基本に立ち返る時は来るであろうか?

跳ね返っては来ているが・・・

跳ね返っては来ているが、大雑把に言うとこの半年間1200ドルから1300ドルの間を行ったり来たりしているだけなので・・・ある。少々不思議な点はある。金ETFは売られ、先物もショートがかなり積み上がっている。言い換えればよくこのレベルで持ちこたえているとも言えるし、現物がどこかに動いたのかもしれませんね。そう考えると確かに踏み上げる可能性が高いように見える。ここから売られるとなると少なくとも金ETFがさらに大きく売られる必要はあるが、その可能性はいかほどだろう。どちらにしてもこの境界を突破するにはかなりのエネルギーが必要となるだろう。

踏み上げ間近?

踏み上げがいつか?という話が出てきている。ショートがかなり積み上がっていることを考えればおかしくはない見方である。亀井さんともでこういう記事が出ると安心感があるな。カープでいうと最近の新井的存在か。

http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/0d93e4b01bf27bbc03ecfe7b92e007d4

大相場の予感はするか?

トランプはあまりにも敵が多く、何をやろうとしてブレーキがかかってしまう。オバマケア廃案も造反議員の増加により風前の灯となってしまった。果たしてこれをきっかけに大相場が起こるのか?ということだが、意見は分かれるかもしれない。確かにここで得る財源がなくなると非常に困るし、大幅減税も危なくなる。根本的に何もできなくなる可能性が一気に高まる。欧米は夏はバカンスの季節でもあって出来高が非常に細くなる。なかなか大相場にはなりにくい側面はある。まあ、大きな衝撃ではあるのでそれなりの身構えは必要かもしれない。ここが分岐点になるのかどうかの判断はつきかねる。

反転か騙しかだが・・・

ゴールドは見た目反転に転じている。このまま行って欲しいが、もう何回も騙されているから懐疑心が湧く。とは言え頭の中では1200ドルは割らないだろうの意識があるので気持ちは上である。金鉱株も出来高そこそこで上がりたそうに見えてくるから困ったものである。今週いっぱいは様子見して反転が間違いないことを確認してから動くのがセオリー通りだが、はっきりしないのがゴールドの特徴ではある・・・。

信用力とはなんなのか?

ムーディーズによるAIIBの信用格付けがAaa(トリプルA)となったようだ。中国主導では信用力に問題があるといわれていたが、その信用力とはいったいなんなのか?AIIBは日米が不参加であるが、ムーデーズを手なずけたとなると米国が裏切る可能性が出てきた。日本孤立の図式は非常に厳しいが、上げ手を下げるほうが良くないだろう。いずれにせよAIIBのAaaは衝撃である。普通ならありえないことで格付けそのものに疑問を感じずにはいられない。

https://www.j-cast.com/2017/07/16302724.html

先週の金価格

7月   London   NY(COMEX)
10日  1211.90   1214.10
11日  1211.05   1217.20
12日  1218.80   1220.00
13日  1218.90   1217.30
14日  1230.30   1228.40

*さて、底打ちしたんでしょうかね。今週はそこを確認する1週間になりそうです。金ETFは6.51トンの減少と大きめ。現段階での判断は難しい。まだ警戒は解けませんね。

*金ETF残高1165.12トン(7/16現在)exchange-traded gold securities

正統派だったイエレン

今回はイエレン最後の議長講演と言われている。ここまでのイエレンはどうだったのか?率直に何も大きな問題が起こらなかったことを考えれば悪くはなかったということになるのだろうか?イエレンは実直に利上げを始め、資産縮小にも言及してきた。冷静に考えれば金融の正常化に取り組んできた正当なFRB議長とも言える。少なくとも悪人ではなさそうである。ここまで問題が起きていないもののイエレン後にいや途中の今年後半問題が発生する可能性があるもののここまではりっぱである。これまでインフレ目標がほとんど達成できていないことに触れ、今後の利上げに対する難しさを指摘している点は興味深い。資産縮小に関してはMBSのみでの縮小を考えていると言っており、ここも正しい意見である。また、最近問題となっている地方債や学生ローン関連債務の購入はしないと言っており、これまた正統派を感じさせる発言である。こうして考えると良い人感が強いことが分かる。正し、正常化には非常に大きなリスクがあることだけは理解しておく必要があろう。

逆回転の逆回転

ダウはバブルなのかそれとも・・・。世は量的緩和の恩恵を受け株式は天高く舞い上がった。バブルははじけてみて初めて分かるとどこぞやの偉いさんが言っていたな。逆に本来量的緩和に相関するはずだったゴールドは逆に滑り落ちていった。まさに天国と地獄の差であった。果たしてこのセットされた装置は破壊と共に反対方向に跳ぶのかどうか?そいつが問題なのである。そこに一つのテーマがあったのだが、随分と昔過ぎて実感が湧いてこない。それぐらい時間の経過とは長いものなのだな。

踏みとどまるか?

下がると思いきや踏みとどまりだしたゴールド。安心できる状態ではないが意外と粘る。大抵言ったことの逆を行きやがるな。天邪鬼としか言いようがないですね。だが、冷静に考えれば所詮ボックスの中を上下しているだけに過ぎない。この間にどこからどこへと動いたのかな?そろそろ機が熟してもよいとは思うが・・・。

イエレンの次は誰だろう?

イエレンの方針はどう考えてもトランプとはかみ合わないと言われているし、恐らくFRB議長を再任しないだろうと。となると次のFRB議長は誰になるのだろう。トランプがやろうとしている大型財政出動とドル安政策は現在のFRBが進めている利上げ、資産圧縮政策とは水と油である。果たして方針転換するメンバーはFRB内にいただろうか?

安全な通貨とは何なのか?

GSが言うには円が最も安全な通貨だとか。安全な通貨の基準とはいったいなんなのか?個人的には今の世の中で安全な通貨ってあるのだろうか?と思っていたが、ここでいう安全とはよくわからない。確かに円は過去に逃避先として買われて急騰する場面をよく見てきた。ゴールドバグとしては理解が困難な一面であるが、要するに信頼があると言うことなのだと理解した。その順番でいくと円がトップに来ると言うことなのだろう。日本人の信じる力は強い?

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-07-11/OSWRBZ6JIJUQ01

自然災害が多すぎる

ここ最近、毎年のように自然災害のニュースを目にする。本当に近頃の天候はおかしい。雨の降り方一つとってみても異常な降り方をするようになった。異常気象の一言では語れないものがある。しかし、日本人は打たれ強いというかよく頑張るし、よく助け合う良い民族だ。改めて日本に生まれて良かったと思う。九州地域は地震と雨に泣かされ過ぎだ。お金はこういうところに使わなければね。

先週の金価格

7月   London   NY(COMEX)
3日   1229.25   1219.70
4日   1223.75   
5日   1220.30   1226.70
6日   1224.90   1225.00
7日   1215.65   1212.20

*下げてきましたね。金ETFも17トンちょっと減っており、難しい状況。さらに下を探る可能性を示唆している。今週はここで買いが入るかどうかにかかっていると言える。

*金ETF残高1171.63トン(7/09現在)exchange-traded gold securities

雇用統計に頭を押さえられた?

どうやら雇用統計は好感されたようで株式はサマーラリーに突入するな。だが、懸念材料もあり資産圧縮はどこで行うのか難しさがある。見た目どう見てもゴールドにとって厳しい状況である。個人的にはこの秋口ぐらいから米国は景気後退期に突入すると見ており、FRBの政策に影響を与えると思っている。この夏は辛抱の時期なのか?

脱貯蓄は簡単ではない

頭の痛い記事を見た。「脱貯蓄」草の根プロジェクト。なんだこりゃ。金融庁がこんなことをやるとはね。しかも投資ブロガーや個人投資家を集めてやってるとか。現金ホルダーの気持ちは現金ホルダーにしか分からないと思うんだがな。社会構造の問題を投資家に求めても解決はしそうもないと思うが・・・。

http://jp.reuters.com/article/angle-fsa-idJPKBN19S14J

下げない可能性もないわけではない

下へ向かいそうなゴールドであるが、下げない可能性もないわけではない。これは勘だが、金鉱株は出来高が非常に少ない。大きく下げていく時は出来高を伴って売られていくものだが、そういう動きではない。そのへんから見るとゴールドの底への落下はない可能性もゼロではない。動き自体が怪しいので注意は常に必要だが、どちらの可能性も残ってはいる。

底を探りに行くのか?

どうも底を探りに行くかのような動きですね。個人的にはすでに底打ちしていると言っているので、1200ドルを割られても困るな。60日で見ると1218.80ドル、6か月で見ると1158.30ドル、1年で見ると1128.20ドルか。その下はないとは思っているが。底を探りに行くのは理由があるのか?大きく動く前兆にしては早い気もするが・・・。

嫌な落ち方だな

週初めのNYが始まる前にダダ滑りで落ちてくるのはあまりよくない。まあ、所詮ボックスの範囲内と見るのかはそれぞれか。大きく動く状況ではないと思っているが、気持ちの悪さは大きい。しかし、今日は暑かった。かき氷が恋しくなるぐらいの暑さであった。これが続くときついね。

先週の金価格

6月   London   NY(COMEX)
26日  1245.25   1244.50
27日  1249.55   1246.70
28日  1248.00   1248.80
29日  1243.50   1245.40
30日  1242.25   1241.20

*やや下がり目の横ばいですかね。動きずらいと言うことでしょうか。金ETFは1.48トンの増加で多くはない。やっぱりしばらく様子見と言うことなのでしょう。

*金ETF残高1188.78トン(7/02現在)exchange-traded gold securities

森友、加計と続くのは・・・

ここ最近、政治問題が多すぎる。特に森友、加計と続く安倍潰しはかなり露骨だ。確かによろしくないかもしれないが、こんなのは日常行われていることでいちいち騒いでいたらきりがないと思うのだがいかがか。よくないことであるが、この世界こんなことは当たり前だと思っていた。私は安倍の存在が何かの勢力にとって邪魔になっているのだと考え始めた。果たして何が好ましくなかったのか気になるな。それと意外と評価する人がいることにも驚いた。

http://www.mag2.com/p/money/252055