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市場は間違えるものだが・・・

トランプバブルは本物か?幻想なのか?正しいのであればこの勢いは増していく。円安株高路線である。だが、間違っているのなら逆回転、円高株安が出現する。どっちにしても極端すぎる気がするが、どっちが良いのかと言われても究極の選択ではある。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-28/-98
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債券から株式へ

ダウの強さと金利上昇は同時に起こった。グレートローテーションの声が聞こえる。これは本物なのか?それとも大いなる罠なのか?見た目だけで行くと本物に見えるからラリーになっているのだろうけど、どのへんではっきりしてくるのか。これはクリスマスまで行ったら嘘から出た真になってしまう。債券の強気相場はもう終わったとは誰かさんのお言葉だが、確かに私も債券の強気相場は終わりを告げるとは思っている。その結果としての受け皿を待っていたのだとしたらそれは株式市場しかないのは事実ではある。年末に向けて飽きさせないようにしてくれるのはありがたいがゴールドも買って欲しいものである。

円安で良いのかな?

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円がどんどん下がっていく。と同時に予想もどんどん下がっていく。120円から130円までいろいろあるようだが、正直背筋が凍る。私はドル円100円辺りが丁度良い落としどころだと思っていたのだが、居心地が悪かったのだろうか?まあ、とにかく円安予想が強いのである。また、ガソリンが高くなるのか。

先週の金価格

11月    London    NY(COMEX)
21日    1214.25    1214.00
22日    1212.25    1212.10
23日    1185.35    1187.90
24日    1186.10    
25日    1187.70    1183.60

*1200ドルを割り込んでしまった1週間でしたね。猛烈なドル高のあおりを受けての下落でしょうか?ダウも元気が良いこともあり、まだ下げ止まったとは言えません。金ETFは33トンも売られています。継続的に注意が必要ですね。

*金ETF残高1222.73トン(11/27現在)exchange-traded gold securities

複雑な状況ではある

多少調整したとしても相場の勢いを考えるとドル高はまだ進みそうである。問題はどの程度まで進むのかだが、年末商戦も調子が良いとか言っているし、まだ1か月ぐらいは続きそうな気がする。めまいがしてきそうだが、昨夜のようにゴールドは下げ渋ってくれると思いたい。ダウは勢いづいており、完全にクリスマスラリーにつながることを連想させる。トレーダーなら一儲けできそうな環境である。個人的にはゴールドが押してきているのは痛い。金鉱株も影響は受けているが、ドル高円安の影響が大きく被害がない。年内は現状が維持できれば問題はなく、来年の反転でも許容範囲ではある。

材料が欲しかったのは確かだが

しかし、大統領就任前にこれだけ相場が動くと予想していた人がどれだけいただろう。言い換えれば相場は材料を欲していたわけである。年が明ければ検証作業が始まることになる。株価は先行きの好転を示しているし、ドル高や金利上昇もポジティブに受け取るものもいる。しかし、まったく逆の見方をするものもいる。現状では判断は難しかろう。どちらかと言えば私は悲観的な方に属する。私自身もドル高の恩恵を受けているのは複雑な心境だが、もう少し行く末を見ていきたい。少なくとも年内はこのお祭り騒ぎが続きそうではあるが・・・。

ドル高をどうするのかが問題

トランプは製造業を立て直すと言っているわけだからドル高はどう考えても邪魔になる。しかし、ここまで急激にドル高が進むとどうするのか疑問を持ちたくもなる。まさか第2のプラザ合意は起こるのか?

http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/

トランプ相場?全開

トランプ相場?が全開となっている。いったいいつまで続くのやら。だが、そろそろこのパターンも終わるのではなかろうか?それは思惑で動くのには限界があるからだ。しかし、この調子だと来月の利上げはほぼ確定でそれを織り込みながらのダウ上昇であればウォール街的には良しなのだろう。出来れば年末商戦が好調でクリスマス・ラリーまで続くシナリオがベストなのだろう。ドル高の流れも厳しいのだが、ゴールドはよく耐えていると思う。耐え忍んだあとのゴールド上昇と行きたい。

思惑から現実に移るとき

騒がしい相場が続くが、年内は思惑で動くのは仕方がなかろう。しかし、年が明けると今度は現実に返ることになる。思うようにいくこともあればいかないこともある。喝采を浴びるのか罵声を浴びるのか両極端になりそうな気がする。ゴールドはそんな中で迷いを持ちながら現状に留まっているように見える。上にも下にも動けなくなっているのではなかろうか。今後の世界、いや経済は政治的に動く。米国が我が国を第一主義に掲げたら強引に物事が運ぶ。保護主義的であることを考えれば、この猛烈なドル高の調整もまた強引になる可能性は捨てきれない。一寸先は闇である。

通常軌道にはいつ戻る?

191116_m2_gold.png

年末も控えているというのに相場は騒がしさが増している。いったい何時になったら通常軌道にもどることやら。軌道をそれてからもう随分と経つ。そろそろ修正があってもおかしくはないのだがね。

先週の金価格

11月    London    NY(COMEX)
14日    1213.60    1221.00
15日    1226.95    1228.40
16日    1229.20    1225.00
17日    1226.75    1216.30
18日    1211.00    1207.40

*ズルズルと後退する感じであまり良いくないですね。金ETFも19トンちょっと売られています。今週は要注意かもしれません。ドル高に押されて売却したといったところでしょうか?

*金ETF残高1255.80トン(11/20現在)exchange-traded gold securities

止まらないドル高の勢い

ドル高の勢いが止まりませんね。ちょっと凄いなという感じが強くなってきた。ゴールドが冴えないのも無理はないが、ほどほどのところで耐えきれば良しとする。個人的には金鉱株も冴えないが、円安に助けられて被害はない。複雑な心境である。しかし、この勢いはさすがにおいおいと言いたくなる水準ではある。依然として静観ではあるが・・・。

米国から距離を取るチャンスだが

安倍首相とトランプ次期大統領との会談のニュースが流れる。何も慌てて米国へ行く必要はないと思うのだが。せっかく米国から距離を取るチャンスととらえればロシアと北方領土交渉と共同開発、平和条約締結を先に進めるべきだったのでではないか。米国は保護主義的になっていく可能性が高い。TPPはすでに死んでいる。潮目が変わったことを認識するべきだったようにも思える。さて、どう出るかな?

トランプ相場が幻想に終わる可能性

相場はトランプ相場で賑わっている。だが、この相場が幻想に終わる可能性はないのだろうか?ビル・グロスはまさにトランプ相場などありはしないと言い放った。まだ就任もしていない大統領に対して多大な期待をかけているのは間違いないが、どの程度まで信頼できるのかは知りたいところではある。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-16/OGQLTQ6K50Y601

利上げ100%と言い始めた

ついに12月の米利上げが100%と言い出しましたね。と言うことは利上げは100%織り込んでいると言うことだろうか?トランプ・ショックを上手く利用されてしまった感じがしてしかたがない。完全にクッションに使われている。もしメッキが剥がれてきたとしたら大変である。来月、それが起こるかどうかは分からんが、そういう可能性があるかもしれないことは肝に銘じておこう。

そろそろ落ち着くんじゃないの

結構、上下しているみたいだけど、ゴールドはそろそろ落ち着くんじゃないの。さすがに売られるにしても限度があるからね。極端な大物投資家の売りがあったのは大きかったかもしれない。ドル高に反応したのかそれとも金利に反応したのかよく分からないが、インフレ見通しには無反応だ。つまり正しい判断なのかどうか怪しい。最もここ数年のゴールドの動き自体がおかしくなっているため正確な判断が難しくなってきている。今後はこれまでの常識が通用しないかもしれない。

振り出しに戻るが多い

このゲームはやたら振り出しに戻るが多いな。なんとなく選挙はどっちが勝ってもドル高、株高になる運命だったような気もしてくる。確かに現在は期待だけで相場が動いており、まだ何も決まってはいない状況である。このまま行くとも思えないが、転換するとしてもどうなるのやら。年末が近づく中のドタバタ劇に少々疲れてきたね。

先週の金価格

11月    London    NY(COMEX)
7日    1283.05    1281.20
8日    1282.35    1275.10
9日    1281.40    1278.20
10日    1267.50    1258.60
11日    1236.45    1227.60

*ドルとダウの強さに後ずさりするように下落。トランプはインフレを目指すはずなんですが、逆向きに動くとは少々計算違いか?金ETFも15トン程度減少で要注意。今週も神経質な感じがしますが、落ち着けば買いは戻ってくると見ております。

*金ETF残高1275.07トン(11/13現在)exchange-traded gold securities

さらに売り込まれるが・・・

ゴールドはさらに株高、ドル高で売り込まれるが、どこで落ち着くかと言うことになった。結構な量が売られないと一気にここまでは落ちない。買い玉整理はかなり進んだと見る。まあ、良い方にとらえようかな。また、急激に動いた相場が正しいのかどうかの問題もあるため現在の進行がどこかで転換する可能性も捨てきれない。しかし、年末に楽しませてくれるね。

逆を取られるとは・・・

ドル高とダウの強さには驚いた。当初の予想の見事に逆を取られてしまった。金利も上がっているが、市場はトランプが米国の景気を良くしてくれると予想している。確かに公約の通りにすれば内需は拡大して景気には良いだろう。しかし、すべてが上手くいくのかは現状では分からない。かなり見込みで市場が動いているのは否めない。ゴールドもドルの強さにタジタジで後退中である。気に入らないがしばらく静観するしかあるまい。だが、我々も後退するわけではない。

トランプは何をやるのか?

そう言えばトランプはいろんなことをやると言っていたな。と言うことで公約一覧を見てみたが、ある面ぞっとした。基本的に超保護主義型でTPPはゴミ箱行きである。中国を含めて輸出型企業は真っ青である。日本は米軍の維持費をどうするのか考えなければいけない。しかし、ロシアとの北方領土の交渉はやりやすくなる。上手く立ち回れるのかがカギですね。どうなることやら。

トランプ公約一覧
・中国・日本を始めとするすべての輸入品に対して20%の関税をかける。
・大統領選に勝利・就任初日に、中国を「為替操作国」に認定する。
・中国のハッカーや模造品に対して規制を強化。
・中国からの輸入品には45%の関税。
・中国の冒険主義を思いとどまらせるために、東シナ海と南シナ海での米軍の存在感を高める。
・米国・ロシア間の協力を増やす。
・メキシコ国境では35%の輸入税を課す。
・メキシコとの国境に万里の長城を築き、不法移民を認めない。
・不法滞在者のメキシコ送金は押収し、メキシコ人の労働ビザや越境手数料を引き上げる。
・イスラム教徒は入国させない。
・シリア難民は受け入れない。
・イスラム国はやっつける。資金源である石油を爆撃。
・尋問について、米国法で禁じられている水責めなどの方法を支持。
・医療目的でのマリファナ合法化を許可する。
・連邦政府の支出の無駄を削る。
・米軍の規模と能力を拡充する。
・日本へは米軍による防衛費を要求する。年5,830億円全額だ。
・もちろん韓国も一緒だ。
・TPP(環太平洋経済連携協定)はゴミ箱へ放り込む。
・法人税の最高税率を35%から15%に引き下げ。
・年収2万5千ドル未満の単身世帯と年収5万ドル未満の夫婦世帯は所得税を免除する。
・税制簡素化、及び減税(但し、富裕層は増税)。
・相続税は排除。
・金持ちだけが利用できる税の抜け道を潰していく。

トランプ時代は何を呼ぶ

驚きの逆転勝利でトランプ大統領が誕生した。これでいろんなものが大きく動いていく。ゴールドにとってはポジティブとされるが、どの程度のモノかは未知数だ。ダウが元気だったのに対して日経の慌てぶりは対照的である。ドル円の動きもピーキーだった。日本は微妙な立ち位置となっていくだろう。嵐の予感がしてきたね。

どっちへ転ぶ、大統領選

やっと今晩で解放されるか。米大統領選とやらから。どうもメディアはヒラリーじゃないかと言い始めているが果たしてどう出るか。相場は大きくは動いてはいないところを見れば、まだ張れる状態ではないことを示している。いずれにせよ明日になって見なければ分からないだろう。まあ、これでこの件からは解放されるのだけが良い点か。

滑り落ちる?

今日はいきなり滑り落ちてたんですね。知らずに1日仕事してました。どうなんでしょうね。FBIがヒラリーを訴追しないと言ったからガクンと来たんでしょうか?しかし、今回は最後まで分からないから動かないが正解のような気もするが・・・。はっきりしたらもっと大きく動くんかいな。

先週の金価格

10月    London    NY(COMEX)
31日    1272.00    1277.00
11月
1日     1288.45    1287.80
2日     1303.75    1296.50
3日     1301.00    1302.20
4日     1302.80    1304.00

*1300ドルをキープしていますね。米大統領選挙結果前ですが、どう見るべきか?株価はトランプリスクを織り込みに行っているのか?金ETF7.10トン増加しています。下げる兆候ではありませんね。まあ、もうじき結果は出ますが混乱の可能性もありますから要注意です。

*金ETF残高1290.20トン(11/06現在)exchange-traded gold securities

原油の下げに見る神経質感

原油の下げはきついですね。ちょっとした要因で大きく下げていきます。市場に神経質感が漂っています。ダウもじわじわとですが、トランプリスクを織り込み始めているのでしょうかね。雇用統計は思ったより良く、12月の利上げは行いそうな感じです。どっちのリスクを織り込もうとしているのか分かりずらい。ただ、まだ高値圏にはいますから落ちる時はドスンと行きます。ゴールドはじわじわとした展開で様子をうかがっているようですね。来週は大きく動く気配があります。

来週で方向性が決まりそうだが・・・

ゴールドは1300ドル近辺に張り付け状態と言ったところでしょうかね。来週はいよいよ大統領が決まります。そこでゴールドの目先の方向性ははっきりすると思ってますが、為替の方もそんな感じでしょうか。どっちに転んでも円高との見方もありますが、ほどほどが一番ですね。

利上げが固まりつつある中では・・・

一度1300ドルを越えていったゴールドではあるが、さすがに最後は売られて終わった。FOMCでの年内利上げが確率が高まる中ではよく健闘したと言える。ある程度利上げに対する耐性は出来つつあるように思える動きであった。これだけアナウンスすると各市場に対しても影響が出きった形となる。影響を最小限にとどめようとするものだと考える。あとは大統領選挙の結果待ちか?

選挙結果が出る前だが・・・

まだ大統領選の結果が出る前なんだが、ゴールドがじわじわ上げてきている。もう1300ドル手前だが、何が買わせているのやら。訳もなく下がるから訳もなく上げるか。よく分からん動きだが、やはり今後の混乱を示唆していると見るべきなんだろうね。

ヒラリーは沈むのか?

米大統領選は最後はヒラリーに落ち着くだろうと思っていた。しかし、ここに来て暗雲立ち込める。再び、メール不正問題から逮捕間近だという話まで出るわ出るわの大騒ぎ。いったいどうなっているのか。土壇場に来て悪く言うものが多いと言うことは本物の嫌われ者のようである。これではどうなるのか予想がつかない。だが、こういう人物が最後まで残って選挙戦を戦っている構造に問題があるのは言うまでもない。トランプにも大いに問題があるが、トランプが出てきた理由は明らかに現状打破である。世の中を一掃したいと言う気持ちが強く表れた証である。言うなれば究極の選択である。