資源価格低迷の傷跡
三菱商事、三井物産の赤字決算には驚かされた。創業以来初の赤字と聞いてなお驚いた。今回の資源価格の低迷はそれだけ想定することが困難だったともいえる。原油を始めとして銅や液化天然ガスなど上げたらきりがないほど打ちのめされた。保有資産の評価額が下落したため減損処理をすることになった。私はこの2社の判断が間違っていたとは思わないが、改めて資源がらみの取引の恐ろしさを実感した。個人的にはこのあたりが底値と判断して良いように思う。つまりここから反転していくのであれば来季からは利益が計上できる可能性もあるからだ。ここで膿を出しておくという考え方は正しいとも思える。
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