ユーロには残るんじゃない

ギリシャで揺れる世界。ほぼ死に体状態だったのに、ここまでユーロに残ってきている以上はギリシャは残すのだろうと思われる。だが、どういう形のデフォルトになるのだろうか。いっそのことすべて債権放棄にした方がすっきりして良いと思うのだが、難しいだろうね。あとはこの一件が相場に与える影響がどういったものになるのかが問題。ゴールドが静かすぎるが、まだわからんぞ。
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ギリシャで世界株安とは・・・

ギリシャがデフォルトしても影響は限定的とか言っておきながら世界同時株安とはやってくれる。為替も大きく動いた。ゴールドはパッとしないね。まだ、デフォルトしていないのに神経質な動きに驚いた。やっぱり市場はバニックには機敏だということなのか。今晩のNYがどうなるのかで明日からの動きもさらに過激になるのかそれとも落ち着くのかが決まる。さて、どうなるか?今日は出張で岡山に来ていますが、家にいない時に相場が荒れるジンクスは健在のようです・・・。

ペトロダラーシステムの次に来るものは

世界の基軸通貨ドルはニクソン・ショックが起こるまでは金本位制を採用していた。ニクソン・ショックによってゴールドの軛から解かれたドルはオイルと結びつくことによって新しい力を得た。つまり米国はサウジアラビアとの協定によりドルと石油取引をリンクさせた。米国はドルを刷るだけで石油を輸入できたし、世界中の国がドルで決済することを受け入れてくれた。ここにペトロダラーシステムが完成したのである。現在のドルを支えてきたのはこのシステムが存在したからである。ロシアと中国はドルを使わない国際取引を始めている。いわゆる通貨スワップ協定であるが、オーストラリア、アラブ首長国連邦、トルコ、ブラジルなどは同協定に締結している。また、AIIBはドルを使うとは思えない。ドルを排除する動きは強まっている。もともとその急先鋒はユーロだったのだが、大きな危機にさらされている。そのお陰でドルは少し延命している。最近の原油価格急落の原因は米国にもあるため産油国は米国離れを起こしそうである。特にサウジアラビアの動きは重要で離反の可能性ありと見ている。私はペトロダラーシステムはそろそろ賞味期限が切れかけていると見ており、次のシステムに切り替える時が近づいていると思われる。それはドル自身から来るものなのか、他の国の政策の対応策として出てくるものなのか、それとも第3勢力によるものなのかは難しいところである。

先週の金価格

6月    London    NY(COMEX)
22日   1185.50    1185.90
23日   1178.00    1178.00
24日   1173.75    1175.00
25日   1172.65    1172.90
26日   1170.50    1174.20

*先週は低値安定でしょうかね。ボックス下限で蠢いています。ギリシャ問題で右往左往している現状では中央銀行家にとって上昇して欲しくない週ではありました。金ETFは微妙な動きでしたが、10トン弱ほど買われてはいますね。

*金ETF残高1041.52トン(6/28現在)exchange-traded gold securities

ギリシャの国民投票は不味かろう

ギリシャは債権者側が提示した支援条件をめぐる国民投票を7月5日に実施することになったようだが、国民投票の結果が受け入れにつながるとは到底思えない。なのにこの流れは首相の責任回避の動きとしか思えない。すでに自己保身の動きに入っているかのようだ。これでは国民は浮かばれないが、ソフトランディングが出来れば立ち直ることも可能ではある。問題は債権者側に良心があるかどうかだが・・・。

再びボックス下限を試す?

Kitco Gold 1_convert_20150627094156

再びボックス下限まで落ち込んでしまったゴールドだが、また下値をチャレンジに行くという見方が増えてきた。何度目だろうね。しかし、このあたりに押し込んでおきたいという背景ではあるが、もどかしさはMaxである。

上海株の崩れは・・・

ここに来て上海株の崩れが激しい。バブルだったと言えばそれまでだが、取り上げたところでいきなりこけ始めたので驚いている。これは崩壊の始まりなのだろうか?個人的には遅ろく上海株は遠くない将来モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)に採用されるのだろうと思った。だが、現在の水準では買えないと言うことなのだろう。適正な水準まで下げたところでMSCI採用になると見た。

南シナ海の領有権問題

南シナ海の領有権問題の領有権問題になぜ今頃になって米国が割って入ってきたのか。人工島が出来上がってからチャチャを入れてもすでに既成事実が出来上がってからでは追い出すことは難しい。始めからどういうつもりだったのかがあやふやである。そこそこのところではしごを外されると非常に際どい状況が成立する可能性もあるため日本も慎重に行動するべきだろう。思った以上に危ないと感じる。

ドル消滅の可能性

「ドル消滅」、いかがでしたか?面白い本だったと思うんですが、正直ドル消滅が本当に起こるのかと聞かれれば何とも言えないとしか答えられません。確かにドルは減弱して来ていると思います。しかし、ドルに変わるものがないのもまた事実です。そしてゴールドは次の通貨システムに組み込まれるのかどうか?これまた半信半疑というところです。みなさんはどう思いましたか?読まれた方はご感想をいただけると幸いです。

切り売りが正解か、買収が正解か

金価格が低迷する中で資産を切り売りする会社があれば、買収を拡大させる会社もある。いったいどっちが正しいのか?素人目には分かるまい。しかし、去年から今年に入ってこの手の動きは激しい。急いでいるようにも見える。私はそう遠くないうちになんかあるんかいな?という気持ちで見守っている。1200ドルに達するたびにズルズルと後ずさりする様はハタ目には終わった感がついて回る。そろそろパッと行きたいものだが・・・。

上げ渋ってますね

やれやれ上げ渋ってますね。これはボックス継続ですか。材料不足と言えば材料不足で火力は著しく乏しい。今の梅雨空と一緒ですっきりしない。目先はギリシャがちらつくのみだが、果たしてどういった結末を拝むことになるのか?個人的にはややバテ気味。本格的な夏を前に疲労感が強くなっている。

ボックスか?上昇か?

今週は1200ドルを回復したゴールドが依然としてボックスに留まるのか。それとも上昇に転じるのかの確認作業となる。ギリシャが怪しいということでゴールドが動いたとする見方もあるが、いぜれにせよ要因は複合的なようだ。ギリシャがデフォルトに陥った場合、何が起こるのかは未知数だ。だが、その割に市場はすべてを織り込んでいるとは言えない。それはまさかそんなことはないだろうとの見方が存在するからだろう。今月の終わりは意外と重いかもね。

先週の金価格

6月    London    NY(COMEX)
15日   1181.40    1186.20
16日   1177.75    1181.50
17日   1178.00    1185.10
18日   1201.85    1202.00
19日   1203.40    1200.30

*再び1200ドルを回復しています。本物かどうかの確認はまだ出来ません。今週は様子見でしょうか?金ETFは2トンちょっと減っています。

*金ETF残高1031.98トン(6/21現在)exchange-traded gold securities

推薦図書のご紹介

ドル消滅


「ドル消滅」 国際通貨制度の崩壊は始まっている! ジェームズ・リカーズ著 朝日新聞出版 2700円

物凄いタイトルに目が点になった。目先のドル高と米景気の先行き楽観論に慣らされていると冗談にしか思えない。しかし、世界は米国から離れ始めている。果たしてドルはどこへと向かっているのか?この本は以前推薦図書に上げたジェームズ・リカーズの「通貨戦争」の第2弾です。

起点ははるか後方だが・・・

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どうも1200ドル前後で止められてしまいそうな感じもあるね。起点ははるか後方である。この感じだと随分と上昇角度が落ちてしまったんだろうかね。

ギリシャは消えていくつもりか?

未だに債権団との合意がないまま途方にくれようとしているギリシャだが、何か策はあるのだろうか?このままでは消えていくのを待つばかりだ。給与や年金のカットはしたくないし、ユーロ圏も出て行かないなんて夢のようなことはないように思える。ギリシャの狙いはアイスランド型デフォルトだとする見方があるが、果たしてそんなに上手くいくだろうか?だが、この選択ではユーロには残れまい。デラクマにするのは悪い選択ではないが、ゼロからのスタートにギリシャが耐えられるのなら良いが耐えられないのなら塗炭の苦しみを味わうことになるだろう。債権団はギリシャの自滅して泣きついてくるのを待っているかのようだ。問題はロシアに持っていかれるのは困る。難しい綱引きである。

http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51632414.html

http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/

ここで反転?

1200ドルを回復しているようだが、ここで反転すると思っていた人はほとんどいないだろう。年内利上げ示唆で下げるのかなとも思えたが、上げてきたのには驚いた。スローなペースの利上げはドル安要因だと言われても私にはチンプンカンプンである。だが、材料出尽くしで底打ち反転だと言うのであれば悪くはないよね。

やっぱりギリシャの方が気になる

相変わらずギリシャと債権団の溝は埋まらない。金利はデフォルトを示しているが、実態は分からない。スッキリさせるのならデフォルトさせてドラクマに戻すのが定石だと思う。これはひょっとすると本物のデフォルトを垣間見ることになるのだろうか?なんちゃってデフォルトが蔓延るこの世はご都合主義である。これはすべて債権団の意思によるもので貸した側の責任がどこかへ行っている。できる限り回収させようとするとその付けは国民にのしかかることになるため厳しい状況が長期間続く。それが現状であるが、デフォルトした方が、厳しい期間は短くて済む。また、やり直せばいいのである。借金を抱えていては前にはなかなか進めない。

ギリシャか、FOMCか

焦点は2分されているように見える。一つはギリシャがどうなるのか?デフォルトか救済かで意見が分かれる。一番可能性が高そうなのは再び重要項目に関しては先送りすることか?もう一つは米利上げ問題。FOMCが迫ると見方が割れる割れる。また、6月利上げ論が出てくるし、9月が適切だとするものも出る。その度に市場は上下して落ち着きのなさは最高潮に達する。この2つの問題はよく似ていて一向にはっきりしないのである。このまま夏を迎えるのであろうか?

景色は変わるのか?

世界のそれぞれの大陸は別々の道を歩むかの様に見える。ユーロ圏はギリシャのお陰で散々で右往左往している。ここはロシアや中国に切り崩されるわけにはいかず、デフォルトするにしても十分な対策が必要である。米国は冷めた目で見ているようでまるで景気が良くなっているかのようにも見える。私は米国経済は張子の虎だと思っているが、調子の良い自動車などの販売はゼロ金利がかなり効いている。利上げを始めるとこれが急激に消える可能性がある。また、相手も見ずにローンを貸しまくっているためサブプライムの二の舞が始まる可能性がある。なかなか米国も難しいところがある。日本もアベノミクスの瀬戸際に来ており、ここで本格的に持ち直さないと危険な状態となる。中国はバブル崩壊と言われながらもここまで持ちこたえてきた。実は一番よくわからないのが中国である。いずれ分裂するかもしれないとは思っているが、それはまだ少し先の未来かも知れない。

先週の金価格

6月    London    NY(COMEX)
8日    1172.80    1173.70
9日    1177.40    1176.40
10日    1188.50    1185.60
11日    1178.50    1182.00
12日    1182.80    1181.30

*小競り合いはありますが、このレベルで安定していました。相場としては面白みはありませんね。金ETFは4.8トンほど減っています。こちらは完全にジリ貧状態です。

*金ETF残高1034.31トン(6/14残高)exchange-traded gold securities

高知に行ってきました

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今日は日帰りで高知の方まで行ってきました。カツオを食べに行ってきたんですが、やっぱり美味しいですね。鮮度がまったく違う感じがしました。全然生臭くないし、食感が良い。また、行きたくなりました。広島からだと3時間ぐらいですが、到着までのトンネルの多さに驚いた。昔は行きにくい場所だったんでしょうね。愛知からだと行こうなんて気にならないかもしれない。

上がる金利に警戒感

米金利が上がり始めたことに警戒感が出始めた。持ち直しつつある住宅部門や好調な自動車販売には大きな影響を与えるだろう。まだ、実際の数値的にはびっくりするほどのものではないが、この水準で慌てるようだと実態はまだ良くなっていない可能性を示唆している。そういうことだと利上げなど夢のまた夢である。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0OS0K220150612

沈み込むSPDR

SPDRはついに700トン割れ寸前まで来ている。2008年9月以来の水準らしい。金現物市場には楽観的な材料がないと言うが、私はそうは思っていない。米国は現物の需要がそれほどない割りに価格決定権を持っている。それはNY(COMEX)の存在に起因することだが、SPDRの売りもかなりの比重があった。時期的な水準を考えてもSPDRはそろそろ底打ちが見えてくると思う。ここ数年の金下落は先物とSPDRの相乗的な売りによって値崩れが起こっていた。恐らく片方が止まると機能が弱まるだろう。ここ最近、暴落がないのは限界が着つつあると見ている。そろそろ跳ね返ろうかい。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPRNNN6S972I01.html

口先介入が流行りか

日銀の黒田総裁が「ここからさらに円安はありそうにない」と言ったもんだから一気に円高に傾いた。中央銀行関係者の口先介入が世界のトレンドになるとはね。少し戻したのは良いことなのかもしれないが、こちらとしては気持ちの良いものではない。こういうところまで米国の真似をする必要はないと思うが、道ずれも勘弁願いたいところである。

神の資産

インドではゴールドは「神の資産」と考えられているらしい。そのためゴールドの関税を引き上げたり、金硬貨およびメダルの輸入を禁止したりする行為は神を冒涜する行為となるようだ。もっとも貿易赤字を縮小したいという気持ちも分からなくはないが、政策として異質であることに変わりはない。原因はルピー安にあると思うのだが、インドに通貨高にする力はないだろう。結局、ゴールドを吐き出させたいのではないのだろうかと思ってしまうね。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NPNIKB6JIJUT01.html

強気予想が目に付くのは何故か

ボックスの下限まで来ているが、どうにも重苦しいね。その割に強気予想が目に付くのは何故だろう。ブルームバーグの64000ドルには驚くが、さすがにやりすぎか?

http://www.gold-eagle.com/article/gold-64000-%E2%80%93-bloomberg%E2%80%99s-%E2%80%98china-gold-price%E2%80%99

このキングワールドニュースの記事も中国絡みでの19000ドル。結局、金価格高騰には中国がキーワードなのだろうか。

http://kingworldnews.com/is-the-price-of-gold-really-headed-above-19000/

ジェームス・タークは相変わらず米国債務の大きさから金価格は12000ドルであるべきだという。

http://www.gold-eagle.com/gold-price-worth-12000as-us-dollar-backed-empty-promises

相場が弱含んでいる割には強気ですね。退屈にならなくて良いが、いい加減ボックス下限は離脱して欲しいものです。

米利上げに注目する各国

予想以上の米雇用統計に驚いたが、相場も米利上げに対する警戒感が強まってきた。ラガルドまでが口を挟むほど米国という国の金融政策は各国に影響を及ぼす。ダウにしてもドルにしても鋭敏な反応である。影響は当然のごとく他国の株式や通貨にも影響を及ぼす。この状態が正常なのかと問われれば異常だとしか言い様がないが、我々はすでにコントロールされることにならされてしまっている。そのため何が正常なのかを忘れ去ってしまっている。FRBのコントロールが効かなくなる時が危機の始まりになるのかもしれませんね。

先週の金価格

6月    London    NY(COMEX)
1日    1199.90    1188.80
2日    1192.80    1192.70
3日    1190.00    1185.00
4日    1176.00    1176.40
5日    1164.60    1172.30

*下がって来ちゃいましたね。雇用統計から年内利上げを示唆したようです。金ETFは7トンちょっと減ってますね。反応があります。このへんで落ち着くのかなとも思いますが、時間が経つとともにじわじわ戻す展開を想定しています。

*金ETF残高1039.02トン(6/7現在)exchange-traded gold securities

雇用統計改善で売られたが

雇用の伸びが堅調だったことに加え、賃金も上昇しているということで利上げが早期に実現するのではないかとの見方が強まった。そのためゴールドは弱含みつつある。IMFのラガルドは来年まで利上げを延期しろと異例の口出しをしているが、恐らく過度な変動が起こりうると見ているからだろう。FRBの金融政策は1国の政策にあらず、世界の経済に影響を与えることを考えると欧州の情勢も鑑みることは重要ではある。だが、FRBは世界のことなどは考えてはいまい。ゴールドは今回の情勢で売られつつも時間をかけてじわじわと戻していく展開と見る。